挾間美帆が名門メトロポール・オーケストラと同じ編成でおくる最先端のシンフォニック・ジャズ 『NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇』が開催
挾間美帆 (c)Agnete Schlichtkrull
2021年7月30日(金)東京芸術劇場コンサートホールにて『NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇 スプラッシュ・ザ・カラーズ!』が開催される。
2019年、ジャズ・ピアノの奇才、シャイ・マエストロをソリストに迎え、挾間美帆の「ピアノ協奏曲第1番」の世界初演でスタートした『NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇』。昨年は長年にわたりジャズ/フュージョン・シーンを牽引してきたギタリストの渡辺香津美をゲストに迎えて2度目の公演を行い、大きな注目を集めた。
東京芸術劇場がこの新しいシンフォニック・ジャズ企画を立ち上げるにあたり、パートナーとしてプロデューサーに抜擢したのがジャズ作編曲家の挾間美帆だ。挾間は世界中に活躍の場を広げ、2019年デンマークラジオ・ビッグバンドの首席指揮者に就任。さらにアルバム『ダンサー・イン・ノーホエア』が、米グラミー賞ラージ・ジャズ・アンサンブル部門にもノミネートされ、昨年8月には設立75周年を迎えたオランダの名門ポップス・ジャズ・オーケストラ、“メトロポール・オーケストラ”の常任客演指揮者に就任した。
3回目となる今回の公演は、昨年に続き、東京フィルハーモニー交響楽団と気鋭のジャズ・ミュージシャン16名による挾間美帆 m_big bandで、メトロポール・オーケストラと同じ編成のスペシャル・オーケストラを編成。挾間美帆自らがタクトを執り、現代の最先端シンフォニック・ジャズ・サウンドを届ける。
今年のプログラムのテーマは「色=Colors」。挾間美帆がメトロポール・オーケストラのために作曲した新作のタイトル「スプラッシュ・ザ・カラーズ」を核に、音楽と色彩の関係を追及していく。デューク・エリントンの「ブラック・ブラウン・アンド・ベージュ」、穐吉敏子の「ロング・イエロー・ロード」という名曲から、マリア・シュナイダーの「グリーン・ピース」まで、タイトルに色が入った古今東西のジャズ・ナンバーをセレクト。夏にぴったりのカラフルなプログラムとなっている。そして今回のゲスト・アーティストに迎えるのは、モノンクルのヴォーカリスト吉田沙良。スペシャル・オーケストラのサウンドに更なる色彩を加えてくれることだろう。
公演情報
DukeEllington/Black,BrownAndBeige
穐吉敏子/ロング・イエロー・ロード
ToshikoAkiyoshi/LongYellowRoad
マリア・シュナイダー/グリーン・ピース
MariaSchneider/GreenPiece
挾間美帆/スプラッシュ・ザ・カラーズ(日本初演)ほか
MihoHazama/SplashTheColors(JapanPremiere)
Andothers
全席指定(税込)高校生以下1,000円
※高校生以下は、東京芸術劇場ボックスオフィスのみ取扱い(枚数限定・要証明書)。
※障害者手帳をお持ちの方は、割引料金でご鑑賞いただけます。詳細は劇場ボックスオフィスにお問合せ下さい(要事前予約)。
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