歌舞伎俳優・中村壱太郎がМCを務めるオンライン・トークライブ『上方藝能、おもろいねんで!』第5回のゲストに桂米團治、内海英華が登場
中村壱太郎
上方歌舞伎の継承者・中村壱太郎が、MCとして毎回上方の藝能を担う多彩なゲストを招き、視聴者と一緒にその「おもろさ」に迫るオンライン・トークライブ『上方藝能、おもろいねんで!』。2021年7月30日(金)20時からイープラス・Streaming+で配信される第五回ゲストに、落語家の桂米團治、上方寄席囃子三味線・女道楽の内海英華の出演が決定した。
桂米團治
内海英華
桂米團治は、大学在学中に上方落語の継承と復活に生涯をかけた人間国宝の父・桂米朝に入門、桂小米朝を名乗り研鑽を積み、平成20年に五代目桂米團治襲名。上方落語独特の華やぎを大切にしながら古典落語を追求し、独自の世界を構築。また、オペラと上方落語を合体させた「おぺらくご」という新分野も確立するなど、実力と多彩な才能を発揮している。
内海英華は、上方落語界でも数少ない寄席三味線として落語会などで活躍する傍ら、大阪で唯一の「女道楽(三味線漫談)」を継承。平成18年にはビッグバンド「アロージャズオーケストラ」のリーダー宗清洋のカルテットとお囃子という異色のJazzコラボレーションバンド「宗清洋と粋~てすとさうんど」を結成するなど、邦楽の新しい可能性を追求。上方落語会でも異彩を放つ貴重な存在となっている。
今回のゲストは、ともに大阪府大阪市出身という、生粋の上方藝能伝承者として幅広く活躍中の2人。上方藝能を追求するとともに、革新的な活動を繰り広げるゲストたちと、中村壱太郎が配信ではどんな奇想天外な話を巻き起こすのか。「おもろい」話はもちろん、ここでしか聴くことができない貴重な話に期待が高まる。
中村壱太郎コメント
今回の『上方藝能、おもろいねんで!』は、落語の世界から落語家の桂米團治さん、寄席三味線の内海英華さんがゲストにお越しくださいます!米團治さんとはこれまでも数多くのお仕事の現場でご一緒させていただいており、祖父の坂田藤十郎と米團治さんのお父様の桂米朝さんも親しき中でありました。内海さんとは初めてお話しさせていただきます。下座音楽好きの私としては興味津々です!落語を基にした歌舞伎作品も数多くある中、表現の仕方の違いや、音楽の使い方の面白さに迫っていけたらと思います。上方落語のおもろい話、たくさんうかがいます!