サミュエル・L・ジャクソンの「マザーファッカ」に期待も 映画『スパイラル:ソウ オールリセット』本編&製作陣の絶賛コメントが到着
(R), TM &(C)2021 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.
9月10日(金)公開の映画『スパイラル:ソウ オールリセット』から、本編映像の一部とキャストのサミュエル・L・ジャクソンに対する絶賛コメントが到着した。
『スパイラル:ソウ オールリセット』は、8作にわたって続いてきたスリラー『ソウ』シリーズをリブート(再起動)した映画。『ソウ』2作目から4作目までを手がけたダーレン・リン・バウズマン監督がメガホンをとり、クリス・ロック、サミュエル・L・ジャクソンらを迎えて再構築した作品だ。2021年5月12日に公開された全米では、初登場から2週連続で週末興行成績首位を獲得している。『スパイラル:ソウ オールリセット』では、過去シリーズで描かれてきた猟奇殺人犯・ジグソウと彼を巡る後継者の物語を一新。“ジグソウを凌駕する猟奇犯”が登場するという。
今回公開されたのは、『パルプ・フィクション』から『アベンジャーズ』シリーズまで、様々な映画に出演してきた俳優サミュエル・L・ジャクソンの登場シーン。同僚警察官が犠牲となった事件を捜査する主人公・ジーク(クリス・ロック)が、身体を休めるために自宅に帰ると、伝説的刑事で父であるマーカス(サミュエル・L・ジャクソン)が待っているという場面だ。「父親に銃を向けるのか? お前をぶっ殺したかも」と話すマーカスだが、次の瞬間には息子を心配した様子で、「ジグソウ模倣犯か。手ごわいな」などとアドバイス。軽口を叩きながらも親子の絶妙な距離感が垣間見える一幕だ。
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そんなサミュエルの出演に熱狂したというクリス・ロックら製作陣のコメントは以下の通り。
クリス・ロック(製作総指揮/ジーク・バンクス役)
僕はサミュエル・L・ジャクソンと親子の役を演じたわけだけど、うまくいったんじゃないかなと思う。年齢的にもね。サムのことをだれもが絶賛する。まさに、何をするにしても素晴らしいってね。サミュエル・L・ジャクソンの凄い所は、撮影現場で会って10秒後には、もう役に入っている。またサムの台詞には説得力があるんだ。それほど素晴らしい俳優ってことだよね。作品をひとつ上のレベルに引き上げてくれる力がある。サミュエル・L・ジャクソンが出てくると、本物の映画を観ている気持ちにさせてくれるんだ。
マックス・ミンゲラ(ジークの相棒ウィリアム・シェンク役)
サムは天才的な才能があって、現役の俳優の中で最も素晴らしい人物のひとりで、憧れの存在なんだ! サムと同じ空間にいるのも、同じチームで作品を作れることも、ものすごく恐れ多いことのような気がした。『スパイラル:ソウ オールリセット』にサムが参加してくれて、ぼくたちは本当に幸運だった。
ジョシュ・ストールバーグ(脚本)
誰もが憧れる役者が出演する作品の脚本を書くとき、一種の不安が確かに生まれる。それがサミュエル・L・ジャクソンの様な、偉大な俳優ならなおさらだ。脚本を書きながら、この作品でも「マザーファッカー」が聞けるかもと期待したんだ。サミュエル・L・ジャクソンがキャスティングされた時点で、その言葉は絶対に台詞の中に登場させるんだと決めたんだ。現場の演技で最も印象に残っているのが、撮影初日の1テイク目、彼の最初の台詞だ。グラスを壁に投げつけて「マザーファッカー」と怒鳴るシーンで、カットがかかると、カメラのほうを向いて「さて、これでひとつ片付いたね」と言ってくれたんだよね(笑)
ダーレン・リン・バウズマン(監督)
『クール』という言葉はサムのためにあるようなものだと思った。サムがセットに入ってくると、現場は良い意味の緊張感で満たされる。その存在感と周りの空気が変わっていくのを肌で感じることができたのは、最高の経験になった。自分が監督を手がける作品にサムが出演したなんて、ある意味いまでも信じられないよ。
『スパイラル:ソウ オールリセット』は9月10日(金)全国公開。