氷室京介“LAST GIGS”は4大ドームツアー

氷室京介のファイナルライブの日程が、ついに発表されてしまった。

2014年に全国50公演行われたソロデビュー25周年ツアーのファイナル公演目前の7月13日、山口県周南市での公演中に急遽ライブ活動の無期限休止を発表した氷室京介。その翌週、ツアーファイナルの横浜スタジアム公演では本人の口から「耳の不調が休止の理由」と語られた。本来この横浜スタジアム公演でライブ活動への区切りをつける予定だったが、落雷による公演中断と氷室自身の怪我によるコンディションの不十分さから、「このリベンジをどこかで必ずもう1度、演らせて欲しいと思います」と宣言して、横浜スタジアムのステージを後にした。

そしてついにその“リベンジ”となるライブが、4大ドームツアー『KYOSUKE HIMURO LAST GIGS』と題して実施されることが決定した。日程は、2016年4月23、24日京セラドーム大阪を皮切りに、4月29日ナゴヤドーム、5月14日福岡ヤフオクドーム、5月21、22、23日東京ドームの計7公演で、のべ30万人の動員を予定している。

氷室は「ライブツアー最終日までまだ時間があるので、応援してくれる皆とゆっくり時間を共有したいと思う」と語っているという。そして、『KYOSUKE HIMURO LAST GIGS』は、氷室本人の意向により、BOØWY時代の楽曲からソロ楽曲まで、氷室が歌ってきた全ての楽曲を対象にリクエストを募り、その結果をライブの選曲の参考にすることを発表していた。

12月18日正午より演奏曲のリクエスト投票が特設サイトhttp://sp.wmg.jp/himuro/でスタートし、さらに、すでに先行してリクエストを受け付けているカラオケでの歌唱が投票になる「LIVE DAM STADIUMカラオケリクエスト（http://livedam.jp/cp_himuro/）」での結果と併せて、ライブ演奏曲の考案に取り入れられることになっている。

1981年にBOØWYを結成し、1988年のソロデビューを経て、来年35周年を迎える氷室京介。その集大成となる『LAST GIGS』は、氷室のライブにかける想いと彼を愛し続けてきたファンの想いが一つになる、伝説のライブとなるに違いない。