グリブラ#54は“宝塚男役の極意”とミュージックショーを放送 朝夏まなと、望海風斗ら出演者コメントが到着
井上芳雄『グリーン&ブラックス』より
WOWOWオリジナルミュージカルコメディ福田雄一×井上芳雄『グリーン&ブラックス』(以下、「グリブラ」)。
2021年9月24日(金)#54放送は、“宝塚男役の極意”を学ぶ、夢のミュージカル講座「シークレット・ゼミ」を放送、さらにミュージックショーのコーナーでは名曲2曲を披露する。
「楽屋の隣にはなんと、稽古場が存在していた!」ことが判明し、ミュージカル俳優が奥深いミュージカルの世界を楽しく学ぶことができる企画、夢のミュージカル講座「シークレット・ゼミ」。毎回、その道のプロを講師として迎え、あらゆる“極意”を伝授する。今回は、元宝塚歌劇団宙組トップスター・朝夏まなとが稽古場に登場。
『グリーン&ブラックス』より
レギュラー出演の井上芳雄を始め、川久保拓司、木村達成、田代万里生(※五十音順)が、朝夏から、宝塚男役としての美学が宿る仕草や立ち居振る舞いなどを学ぶ。「グリブラ」ファンはもちろんのこと、宝塚ファンも楽しめる内容となっている。
『グリーン&ブラックス』より
『グリーン&ブラックス』より
『グリーン&ブラックス』より
そしてミュージックショーのコーナーでは、井上と島田歌穂がミュージカル『アニーよ銃をとれ』より「Anything you can do」をデュエット。
そして今年4月に宝塚歌劇団を退団し、WOWOWで放送中の番組『宝塚プルミエール』でもお馴染みの、元雪組トップスター・望海風斗がミュージカル『ファントム』より「Where in the World 世界のどこに」を披露する。
このたび出演者からコメントが到着した。
▼夢のミュージカル講座「シークレット・ゼミ」“宝塚男役の極意”
【井上芳雄からのメッセージ】
僕にとって「待ってました!」というテーマでした。大好きな世界ですからね。僕の知る限りの、完璧な男役の動きをやったつもりです。思っていた以上に楽しくて、奥深く、1回だけでは足りないと思うくらい、まだまだ学べることはあるなと思いました。宝塚ファンの方もミュージカルファンの方も、「へえ〜そういうふうにやっているのね!」と納得してもらえる面白い回になっていると思います。ぜひ第二弾、第三弾のリクエストをお願いいたします!
【朝夏まなとからのメッセージ】
こういった収録は初めてだったので、最初は緊張していました。でも皆さんが本当に助けてくださって、とても面白かったです。やはり皆さん、もともと技量や才能を持っていらっしゃるのもあって、美しいな〜と思いました。今後の舞台で参考にしてくださるそうです(笑)。宝塚で男役を16年やり、今日とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
【川久保拓司からのメッセージ】
これまで「男らしくしなくちゃいけないシーン」は、なんとか自分の引き出しの中からヒントを得ようとしてやっていました。でも今回、「こういう形にすると、こう見えるんだ」ということを教えていただいて、「これメチャクチャ使える!」と目から鱗でした。本当に面白かったです!
【木村達成からのメッセージ】
さすが、見せ方のプロ!と思いましたね。相手を抱き上げた時に回してあげる、とか、「そうだよな〜そういうことだよな〜」と思うばかりでした。観客が目の前にいると思ってやればいいことなのに、それが出来ないのは、まだまだ自分には経験が足りないんだなと痛感しました。宝塚の男役の方はやっぱりすごい!と改めて思いましたね。
【田代万里生からのメッセージ】
僕は、朝夏さんの宝塚現役時代のトート役を客席で観ているので、まさかこんな機会が訪れるとは…と、すごく嬉しかったです。“宝塚男役の極意”と言いながら、娘役もたくさん体験できて楽しかったです(笑)。芳雄さんとはよくコンサートで、芳雄さんが男役、僕が娘役になるコーナーをやらせていただいているので、次にバックハグされる時が楽しみですね。
▼「Anything you can do」(ミュージカル『アニーよ銃をとれ』より)
【井上芳雄からのメッセージ】
この楽曲は、僕のコンサートで歌穂さんとデュエットが出来る!となった時に、僕がやりたいと言ったんです。日本版初演での江利チエミさんと宝田明さんが歌っているCDを持っていて、「面白い歌だな。いつか歌ってみたいな」と思っていました。本当に良いミュージカルナンバーで、手を替え品を替え、いろいろな要素を詰め込んで一曲のデュエットになっています。なのでぜひ「グリブラ」で、もう一度実現したいと思いお願いしました。いろんな方に楽しんでいただきたいですが、ミュージカルを志す若い人たちにぜひ観てほしい!と思うくらい、ミュージカルの大事な要素が詰まっている歌だなと思います。
【島田歌穂からのメッセージ】
島田歌穂『グリーン&ブラックス』より
私が『アニーよ銃をとれ』を公演したのはもうずいぶん前のことで、記憶の彼方だったんですが(笑)、芳雄くんがご自身のコンサートで、私とのデュエット曲に提案してくださりました。コンサートの時も必死でしたが、今回また歌ってみてやはり難曲でしたね(笑)。でも、古き良き王道ミュージカルのデュエットソングで、楽しかったです。私が初めて主演させていただいた思い出の作品で、改めていい作品をやらせていただけたなと、思い起こさせていただきました。「グリブラ」をご覧の皆さんは根っからのミュージカルファンの方々で、いろいろ知り尽くしていらっしゃると思いますが、こんな楽しい曲もあるんだと思っていただければ嬉しいです。どうぞお楽しみください!
▼「Where in the World 世界のどこに」(ミュージカル『ファントム』より)
【望海風斗からのメッセージ】
望海風斗『グリーン&ブラックス』より
私は三度、『ファントム』の舞台に出演していまして、この曲が大好きでずっと歌いたいと思っていました。なかでも三度目にファントムの役をやることが出来て、この曲を歌えたことが本当に嬉しかったですし、『ファントム』のすべての曲が好きです。今回、私にとって宝物のような作品の曲を、退団してもう一度、歌うことが出来て本当に嬉しかったです。きっとファンの方にとっても大切な作品だと思いますので、また違ったアプローチの仕方で聴いていただけることも嬉しく思います。またこの番組にご縁があれば、今後もいろんな歌に挑戦していきたいと思っていますし、視聴者の方々もこれを機に、宝塚にも興味を持っていただけたらと思います。