冬の風物詩「カピバラ温泉」が人気!「埼玉県こども動物自然公園」vol.1
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カピバラ、マーラ、コアラなど、赤ちゃんが続々誕生!
「埼玉県こども動物自然公園」(東松山市岩殿)は、比企丘陵に位置する自然に囲まれた動物園。名前に「こども」とあるように、子どもが自然観察を楽しんだり、動物と親しめるように展示が工夫されています。柵やロープの仕切りなどはありますが、動物たちが暮らしている場所に人間が入らせてもらうという感覚です。園内は、北園と東園に分かれていますが、冬の風物詩としてすっかりお馴染みとなった「カピバラ温泉」が開催される東園から紹介します。
毎年恒例となった「カピバラ温泉」は、東園の「カピバラ・ワラビー広場」で開催されています。今シーズンは、2015年11月21日から始まり、2016年3月下旬まで行われる予定です。毎日、午後2時にお湯を入れ始めますが、気温やカピバラたちの気分によっては、すぐに入らないこともあります。
給湯口を独占したいカピバラ
この日は、お湯を入れ始めたら、さっそく2頭のカピバラがやってきました。まだ湯船にお湯は溜まっていないのですが、給湯口から出てくるお湯に体を当てて温まっています。小さいカピバラは、2015年10月10日に生まれた赤ちゃんです。
2015年10月生まれの赤ちゃん4頭も入浴中
お湯が溜まってしばらくしたら、みんな集まってきて湯船は満員状態。この日は「柚子湯」でしたが、リンゴや白菜などを入れることもあります。日によっては、打たせ湯派と湯船派に分かれるのですが、残念ながら、この日は誰も打たせ湯を使ってくれませんでした。
「カピバラ温泉」を見ながら足湯体験(左)!
「カピバラ温泉」開催中は、「足湯体験」(500円・15分の入れ替え制)をすることもできます。普段は入ることのできない放飼場の中で、足湯を体験しながらカピバラを観察。足湯体験をした人しか手に入れることができない、「カピバラタオル」も付いています。
※足湯体験の詳細は、同園の公式サイトや園内でご確認ください。
「カピバラ温泉」を見学している「人間」を見学しているワラビー
ロープの外に出てきたワラビー
「カピバラ・ワラビー広場」内では、ワラビー(ベネットアカクビワラビー)が放し飼いになっています。ロープの仕切りがあり、人間はロープを越えてはいけませんが、ワラビーたちは自由に移動しています。静かに観察していれば、ワラビーたちがロープを越えて来てくれることも多々あります。
放し飼いのマーラ
園内では、マーラ(テンジクネズミ科)が放し飼いになっています。自由に移動しているので、どこで会えるかはわかりません。ベンチの近くにいたり、売店の横を歩いていたりします。
生まれたばかりの赤ちゃんとその両親
この日はラッキーなことに、生まれたての赤ちゃんを連れたペアに会うことができました。前日まではお腹の中にいた赤ちゃんが、この日の朝、確認されたそうです。
コアラの親子
東園には、ほかにも赤ちゃんがいます。コアラ舎では、2頭のコアラが2015年の春に出産し、秋には赤ちゃんが袋から顔を出しました。
レストラン「ガゼボ」の新メニュー 「明太子クリームソースうどん」
東園の入口広場には、レストラン「ガゼボ」があります。カレーや丼物、ラーメンなどがあり、2015年11月には新メニューの「明太子クリームソースうどん」(650円)と「ピリ辛豚シャブ丼」(味噌汁・お新香付き 720円)が登場。「明太子クリームソースうどん」は、添えてある明太子ペーストをクリームに混ぜて食べるので、自分で辛さを調節できます。
営業時間:午前9時30分~午後5時
※11月15日~2月10日は午前9時30~午後4時30分
(入園券の発売は、閉園時間の1時間前まで)
休園日:毎週月曜日(祝日のときは開園)
2015年12月28日~2016年1月1日
※1月は月・火曜日閉園の時もありますので、事前にお問い合わせください。