『スター・ウォーズ』初日の初回、観客がどよめいたポイントは?
-
ポスト -
シェア - 送る
既に
訪れたのは新宿バルト9。シアター9の入口で関連グッズのカタログをもらい、自分の席についてすぐ、劇場スタッフがスクリーンそでから登場。予告編やコラボCMなどの上映なしにいきなり本編が始まるとのアナウンスが粋なジョーク交じりで伝えられると、もう1秒も待ちきれないという観客から喝采や拍手が巻き起こり、ライトセーバーを振り回す人も!すると実際、18:30きっかりにLUCAS FILMのロゴが映し出され、本編がスタート!
LUCAS FILMのロゴの後、シリーズ恒例のオープニング・クロールが流れるとこの日一番の拍手が!『ジェダイの帰還』から30年の間にいったい何が起きたのか、文字だけで簡潔に説明される情報をしっかりと受け止めていた模様。ストーリーが明らかにされていなかったのもあり、その後、観客たちは一部始終をその目に焼きつけようとするかのように場内は静まりかえっていた。
だが、そんな観客から最初のどよめきが上がったのは、ハン・ソロの登場シーン!ミレニアム・ファルコンと共におなじみの衣装で登場した彼の勇姿は、否応なしにテンションがあがる!相棒のチューバッカとの掛け合いに歓喜した人が多かったのは言うまでもない。
次に大きなどよめきが起きたのは、レイア・オーガナとC-3POの登場シーン。旧3部作から引き続き登場する数少ないキャラクターたちが顔を揃える様は、まるで同窓会で旧友と再会するかのよう。しかも、さらにR2-D2と今回初登場のドロイドBB-8との新旧人気者の顔合わせにも黄色い声がちらほら。
全編まったく息つく暇もないような見どころ満載の内容に、本編が終了すると場内からは自然と拍手が起きた。そして、エンドクレジットが終わった時点で、さらに会場が明るくなったタイミングの計3度に渡って拍手が鳴り響くという、場内は誰しもが経験した事のないようなムードに包まれた。
上映が終わると、複数のスクリーンで上映が行われていたため、退場規制が。なんとか劇場から出たものの、シアター9のある13Fからメモリアル・パンフレットが発売されている10Fの売り場にたどりつくのも一苦労。10Fから7Fまで階段で降り、購入列の最後尾へ。結局、1時間並んだものの、この日、劇場で用意した分は完売という残念な結果に…。泣く泣く、後日、代引きで購入となる注文用のハガキをもらい劇場を後にしたが、それももはや“歴史的瞬間”に立ち会ったといういい話のネタに!
映画館で感動を共にする事の楽しさを改めて実感した濃密な数時間――。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』はもはや映画鑑賞という枠を飛び越えた世紀のイベント!ぜひ初日以降も、その楽しさを肌で実際に感じてほしい。【トライワークス】