尾崎世界観が特殊メイクで登場、池松壮亮&伊藤沙莉とのカットも 映画『ちょっと思い出しただけ』場面写真・メイキングを公開
(C)2022『ちょっと思い出しただけ』製作委員会
2月11日(金・祝)公開の映画『ちょっと思い出しただけ』から、尾崎世界観(クリープハイプ)の姿をとらえた場面写真とメイキングカットが解禁された。
『ちょっと思い出しただけ』は、『バイプレイヤーズ〜もしも100人の名脇役が映画をつくったら〜』や『くれなずめ』などで知られる松居大悟監督の最新作で、池松壮亮と伊藤沙莉をW主演に迎えたラブストーリー。怪我でダンサーの道を諦めた照生(池松)と、タクシードライバーの葉(伊藤)の二人を中心に、登場人物たちとの会話を通じて“年に一度訪れるある1日”を描きだす。
本作は、ジム・ジャームッシュ監督の同名映画に着想を得たクリープハイプの新曲「ナイトオンザプラネット」を受け、松居大悟監督が初となる完全オリジナル作品として書き上げたもの。主題歌も、クリープハイプの「ナイトオンザプラネット」に決まっている。
今回公開されたのは、尾崎を中心とした場面写真とメイキングを含めた6点のカット。尾崎は、主題歌の提供だけでなく、主人公二人の行く末を見守るキーパーソン・ミュージシャンの男役で本作に出演している。解禁された写真では、特殊メイクの髭を貯えた尾崎の姿が写し出されている。
(C)2022『ちょっと思い出しただけ』製作委員会
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松居監督が出演をオファーした際には、尾崎は「こんなに素晴らしい台本なのに自分が出ることで嘘の世界を作りたくないから、クリープハイプとしては出演できない」との理由で、一度は断ったとのこと。これを受け、松居監督は、「ジャームッシュ映画に時々登場するトム・ウェイツ的な感じで出るのはどう?」と提案。尾崎から、「じゃあ髭生やしていい?」という提案があり、出演が決定したという。松居監督は、「劇中はクリープハイプとしてではなく、トム・ウェイツのような男率いるバンドとして登場してもらいました」と明かしている。
(C)2022『ちょっと思い出しただけ』製作委員会
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また、高円寺で照生(池松壮亮)と葉(伊藤沙莉)が踊るシーンでは、尾崎演じるミュージシャンが弾き語りである曲を披露しているそう。劇中には、ミュージシャンの男(尾崎)率いるバンドが何曲か歌うシーンも登場する。
『ちょっと思い出しただけ』は2月11日(金・祝)全国公開。