等身大のMARGINAL#4は「応援したくなるアイドル」~舞台『MARGINAL#4』 BIG BANG STAGE ユニット座談会vol.4

インタビュー
舞台
アニメ/ゲーム
2022.2.21
左から 大見洋太、西銘駿、SHIN、輝山立

左から 大見洋太、西銘駿、SHIN、輝山立

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2022年2月23日(水・祝)~2月27日(日)にヒューリックホール東京にて上演される「舞台『MARGINAL#4』 BIG BANG STAGE」。CD、ゲーム、アニメ、イベントなどさまざまなメディア展開を続けている「MARGINAL#4」の舞台化作品として、架空の芸能プロダクション・株式会社ピタゴラスプロダクションに所属するアイドルユニットたちの活躍が描かれる。

本作に登場する全4ユニットにインタビューを実施。最終回は「MARGINAL#4」(マジフォー)の桐原アトム役・西銘駿、藍羽ルイ役・SHIN、野村エル役・大見洋太、野村アール役・輝山立の座談会をお届けする。

――撮影中も和気あいあいとした雰囲気でしたが、仲を深めたきっかけは?

SHIN:初対面がビジュアル撮影の時だったんですけど、すぐに打ち解けられました。

西銘:ほとんど初共演同士だったもんね。

輝山:共演経験があったのは、僕と洋太だけですね。あの場は駿が引っ張ってくれました。

大見:最初から良い空気感でした。「この4人で良かった!」って心から思いましたもん。

――改めて出演が決まった時の感想と、演じるキャラクターの印象を教えてください。

西銘:もともとアイドルに憧れて芸能の世界に入ったので、役として演じられることがすごく嬉しいです。歌やダンスのパフォーマンスも組み込んだ構成の作品は初めてで、ワクワクしつつも緊張しています。芝居稽古を通して、アトムくんについても「こうしたい」と思えてきたところ。オレ様系ながら天然というキャラはもちろん、みんなを引っ張る空気感やどこかリーダー的な存在でいられたらと考えています。

西銘駿

西銘駿

SHIN:ゲームやアニメを原作とした舞台は初めて。完璧な王子様である藍羽ルイくんを演じるプレッシャーももちろんありますが、期待以上のルイくんを演じられるよう頑張りたいです。

輝山:今の時点で、結構ルイくんそのものだよ。ルイくんが三次元にいたらSHINちゃんだろうなって思うくらい、性格も近い。

大見:立ち姿勢から踊り方から歌い方から、もう全部まんまですよね。

西銘:マジフォーではルイくんが他のメンバーに教える側なんですけど、その関係性もそのまま。僕らもSHINくんにたくさん教わってます。

SHIN:嬉しい! 出演が発表された時に、ファンの方からもそう言っていただけていたんです。稽古を通して、第一印象よりルイくんに感じるパーフェクトさが強くなった。そこまで持っていけるよう、もっと頑張りたいです。

SHIN

SHIN

大見:僕もこの作品に携われることが嬉しいですし、すごい役をいただいたなと思いました。稽古が進むたび、エルくんのアイドルらしさが本当に完璧すぎると実感してます。何でもこなせるけど周りを振り回しちゃうような可愛らしさも、憎めない感じも。滲み出るオーラは、付け焼き刃じゃ出せない。演じるにあたって、普段から品を意識しようと心がけてます。

輝山:じゃあ、稽古中あんなにいっぱいお菓子食べちゃダメだな?

大見:ごめんなさい! チョコだけは止められないんです!

輝山:(笑)。僕はお話をいただいたときに、双子を演じられることが面白いなって思いました。僕自身は双子じゃないですけど、相方(=大見)は実際に双子なんですよ。ね?

大見:そうなんですよ。さっきなんで言わなかったんだろ(笑)。

大見洋太

大見洋太

輝山:双子として自然と同じ気持ちになったり、逆に違う考えを持つ瞬間があったり。エルくんにはセクシーさが、アールくんには可愛らしさが分離しているところも面白い。とはいえ、アールくんは決して可愛いだけに振り切っているわけではなくて、絶妙に綺麗さも入り混じっている。内気だけど一生懸命なところや、主張しすぎない可愛さは他にはない魅力なので、しっかり表現していきたいです。

――ストーリーの見どころは?

西銘:全体的な掛け合いから、パフォーマンスに入っていくシーン。マジフォーがメインというよりは、キャラクター全員の個性をたくさん出していく見せ方になっていると思いますし、華やかで楽しくなりそうです。

SHIN:今回のストーリーでは、キャラクター一人一人の魅力が出ているはず。全体を見たり、一人だけに注目して見たり。楽しみ方がたくさんあるから、何回見ても面白いと思います。

大見:原作を知ってるからこそ面白いポイントもたくさんありますし。僕らと演出の粟島(瑞丸)さんが話し合って、もっとわかりやすく表現してみようかって新しくついた部分もあります。

輝山:芝居パートはどちらかというとサイドストーリー的な描かれ方をしてると思います。たくさんのキャラが揃って登場しているシーンが多いので、キャラクターをチェックしてきていただいたほうがより楽しめるかもしれません。

輝山立

輝山立

――“銀河の果てまでKISSを届けるアイドル”のキャッチコピーが印象的なMARGINAL#4。ユニットとしての魅力は?

西銘:一番、人間味がありますね。可愛らしさもあるし、真面目だったり悩んだり。いい意味で子供っぽさが抜けてない。だからこそ、アイドルとして応援したくなるんだと思う。

SHIN:主人公らしさを持ったユニット。楽曲は誰もが受け入れやすい王道さもあるし、個性を見せるジャンルもあって振り幅がすごい。

輝山:古き良き超王道というか。コンテンツがスタートした当時ならではの良さを、今もずっと持ち続けている気がする。

大見:王道でありながらも、攻めてますよね。

輝山:そうだね!

大見:個人的なイメージなんですが、アイドルが歌う「KISS」ってピュアなラブストーリーとしてのワードだったんです。マジフォーって「来いよ!」「KISSしてやるよ!」っていう攻めの姿勢が本当に良い!

――劇中のライブパートにも期待が高まります。ちなみに、皆さんの歌やダンス経験は?

輝山:今日からみっちり、ユニットで居残り練習しようねって話をしてたところなんですよ。ほかのユニットはアーティストやダンス経験豊富な方が多いですよね。

西銘:うちはSHINくんが!

大見:SHINさんのモチベーションがすごいんですよ。歌とダンスの経験が豊富だからこそ、僕たちをもどかしく思う瞬間もあるはずなのに、むしろそれを楽しんでくれているからこっちもテンション上がります。

SHIN:僕こそ、演技のプロフェッショナルである皆から学んでいることがたくさんあります。毎日新鮮で楽しいし、ほかのユニットに負けたくないもんね。

SHIN

SHIN

西銘:僕は歌が得意なほうではないですし、ダンスも皆さんと比べて経験がまったくない。正直、不安な気持ちからスタートしたんですが、昔からK-POPが大好きだったからダンス動画は人一倍見てきたはず。イメージだけはばっちりです。

SHIN:それが一番大事だよ!

輝山:僕、実は振り付けをしてくださるLUI先生と6年前にご一緒してるんです。

西銘:へー!

輝山:レッスンとして初めて教えてくれたのがLUIくんでした。当時はダンスの知識もなくて、とにかくLUIくんを真似るところから始めました。基礎を作ってくれたLUIくんの振り付けで踊れることが個人的に嬉しいですね。

大見:僕は15歳くらいからダンスボーカルユニットが流行し始めた頃にハマって、20歳のときにストリートダンス、ヒップホップ系のダンススクールに1年通ってたんです。ただ、ジャンルが違うと見せ方やリズムの取り方までガラッと変わる。今、絶賛苦労してます。SHINさんはいつから歌い始めたんですか?

大見洋太

大見洋太

SHIN:歌をやり始めたのは3歳くらい。小学校高学年で一回やめちゃったんだけど、中3からまた始めました。

輝山:生粋だね。

西銘:改めて、いろいろ教えてください! よろしくお願いします!

――公演まで寒い日が続きます。皆さんにとって冬の必需品を教えてください。

大見:冬でもあまり着込まないほうなんですが、手袋だけは必ず使ってます。冷たい風が当たるのが嫌なんです。いつもポケットに入れて持ち歩いてますね。

西銘:僕はね、犬っす!

3人:いいなあ!

西銘:普段はよくトリミングに連れて行ってるんですけど、冬は寒いかなと思って結構毛を伸ばしていて。ぎゅっと抱きしめると、めちゃくちゃあったかいんですよ。

西銘駿

西銘駿

大見:どんな犬なの?

西銘:マルパピっていう、マルチーズとパピヨンのミックス。名前はホワリちゃん。

SHIN:絶対かわいいじゃん!

輝山:名前からしてあったかそうだもん。

西銘:でしょ(笑)。もう湯たんぽ代わりですよ。

SHIN:どうしよう、今のところベンチコートしか思い浮かばない(笑)。サッカー選手が試合で着るやつを持ってます。宮崎出身なので、東京の寒さが痛く感じるんですよ。(沖縄出身の)駿くんはどう?

西銘:わかるよ。寒さが全然違うもんね。

輝山:僕はスマートウォッチですね。

大見:えっ! あっためてくれる機能があるんですか!?

輝山:ううん(笑)。電子マネーで、寒くなったらすぐ自販機であったかい飲み物買えるから。便利すぎる!

西銘:あはは! そういうことか!

輝山立

輝山立

――公演に向けて、意気込みとメッセージをお願いします。

輝山:この作品を見に来ていただくときには、照れずにKISSをされにきてください! 照れくささよりも全力で楽しむ気持ちで見ていただけたら、きっともっと「舞台『MARGINAL#4』 BIG BANG STAGE」に夢中になれるはず。僕たちはひたすら、KISSを届け続けます!

大見:まだ寒い時期なので皆さんはあったかい服装でお越しいただきつつ、心のほうは丸裸になってもらえるくらいの気合で臨みます! 僕たちのすべてを浴びに来てほしいです。期待に応えられるよう頑張りますので、楽しみにしていてください!

SHIN:このご時世ですし、会場に来ることを悩まれる方もいらっしゃると思います。僕としては来てくれた人たちを幸せにしたいし、忘れられない作品にしたいという気持ちが今は一番強いです。皆でたくさん稽古して準備を進めているので、ぜひ見に来てくれたら嬉しいです。

西銘:いつもなら「期待していてください!」と言うのですが……お芝居しながら歌とダンスもやるという、僕にとっては難しい作品。今はまだ不安のほうが大きいのですが、自信に変えられるようにしていきたいです。コロナの影響で稽古期間が思うように確保できない状況でも、作品に携わる全員がいい作品を作ろうという気合が本当にすごい。絶対成功できるよう頑張っていますので……期待していてください!

3人:おおー! 言った!

西銘:皆さん、ぜひ楽しみにしていてください!

左から 大見洋太、西銘駿、SHIN、輝山立

左から 大見洋太、西銘駿、SHIN、輝山立

取材・文=潮田茗 撮影=荒川潤

公演情報

舞台『MARGINAL#4』 BIG BANG STAGE
 
▼日程
2022年2月23日(水・祝)~2月27日(日)
2月23日(水・祝) 19:00開演
2月24日(木) 19:00開演
2月25日(金) 14:00開演/19:00開演
2月26日(土) 13:00開演/17:00開演
2月27日(日) 12:00開演/16:00開演
※開場は開演の45分前です。
※公演時間は変更になる可能性がございます。

 
▼会場
ヒューリックホール東京

 
▼ CAST
桐原アトム:西銘 駿
藍羽ルイ:SHIN
野村エル:大見洋太
野村アール:輝山 立
牧島シャイ:YUKI
緋室キラ:佐々木佑紀
新堂ツバサ:西川音央
滝丸アルト:田中尚輝
仲真テルマ:弦間哲心
風乃リツ:岸 洋佑
朝波ナナセ:稲吉ひかり
太刀川ダイキ:結城 樹
張皐月:伊﨑央登
嘉手納マイ:安藤美姫
 

9,900円(税込/全席指定)
 
▼主催
『MARGINAL#4』 BIG BANG STAGE実行委員会
 
▼お問い合わせ
イベント事務局:03-5214-1020
営業時間:平日11:00~18:00/2021年内は12月24日まで、2022年始は1月7日より営業
 
▼舞台公式情報
・舞台『MARGINAL#4』公式サイト https://marginal4-stage.com/
・舞台『MARGINAL#4』公式twitter @marginal4_stage

 
▼関連サイト・Twitter
・『MARGINAL#4』作品公式サイト http://marginal4.net/
・「ピタゴラスプロダクション」公式Twitter:@Pythagoras_info

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