松たか子が沢田研二演じる主人公の恋人・編集者役で出演　映画『土を喰くらう十二ヵ月』追加キャスト7名を発表

2022年秋公開の映画『土を喰らう十二ヵ月』から、松たか子ら7名の追加キャストが発表された。

『土を喰らう十二ヵ月』は、水上勉氏のエッセイ『土を喰う日々―わが精進十二ヵ月―』を原案に、『ナビィの恋』『ホテル・ハイビスカス』の中江裕司監督が脚本を書き上げた映画。沢田研二を単独主演に迎え、人里離れた長野の山荘で季節の移ろいを感じながら原稿をしたためる作家・ツトムの姿を描いた作品だ。劇中に登場する料理は、土井善晴氏が手がけている。

あらたに出演が発表された松たかこが演じるのは、沢田研二演じる作家・ツトムの担当編集者・真知子。真知子は、映画オリジナルのキャラクターで、ツトムの25歳年下の恋人でもある人物だ。編集を終えた中江監督は「松さんが演じる真知子は、ゴダールの映画のアンナ・カリーナみたいで本当にチャーミング」と評しているという。

また、ツトムの友人・大工役で火野正平、ツトムが師と仰ぐ和尚の娘・文子役で檀ふみ、ツトムの義弟・隆役で尾美としのり、隆の妻・美香役で西田尚美、写真屋役で落語家の瀧川鯉八、ツトムの義母役で奈良岡朋子が出演している。

『土を喰らう十二ヵ月』は2022年秋公開予定。