OSK日本歌劇団 劇団創立100周年記念公演『レビュー 春のおどり』が初日開幕 舞台写真&初日オフィシャルレポート到着
OSK日本歌劇団
2022年3月25日(金)、新橋演舞場にてOSK日本歌劇団『レビュー春のおどり』が開幕した。
OSK日本歌劇団
1922(大正11)年に誕生したOSK日本歌劇団は、“ダンスのOSK”と称され、宝塚歌劇団、姉妹劇団である松竹歌劇団と共に日本三大歌劇として日本のレビュー文化を牽引。2022年に劇団創立100周年を迎え、2月の大阪松竹座公演に続き、東京・新橋演舞場で100周年記念公演を開催する。
第一部は、日本舞踊界を牽引する山村友五郎・尾上菊之丞・藤間勘十郎の3名が、OSK史上初めて共同で演出・振付をつとめる『光』。100周年を寿ぐ華やかで圧巻の総踊りの幕開きで、観客は一気に和の世界へ誘われる。
OSK日本歌劇団
三番叟や立廻り、早替わりといった歌舞伎の要素もたっぷり詰まったダイナミックな演出で、最後は大合唱とともに神秘的な“光の世界”が表現され、会場からは惜しみない拍手が送られた。
中央前:楊琳
左より:千咲えみ、朝香櫻子、楊琳、桐生麻耶、舞美りら
左より:翼和希、唯城ありす
第二部は、宝塚歌劇団出身で、多くの歌劇・ミュージカル・コンサートの脚本・演出を手掛ける荻田浩一による『INFINITY』。OSKらしい爽快感溢れるラテンのダンスから始まり、100周年の歴史を辿るように大正11年の第1回公演で披露された「アルルの女」をはじめ、「ビバ!OSK」、「ジャストダンス」など数々の名曲を披露。
中央:楊琳
中央左より:舞美りら、楊琳
中央左より:楊琳、千咲えみ
前方左より:桐生麻耶、朝香櫻子
また“ロケット”の呼び名で愛され続けている、OSKの代名詞ともいえるラインダンスをはじめ、“ダンスのOSK”に相応しい迫力あるレビューで魅せる。最後は昭和5年より歌い継がれてきた劇団のテーマソング「桜咲く国」で、劇場は満開の桜に包まれた。
OSK日本歌劇団
桜パラソル
新橋演舞場公演は、3月27日(日)が千穐楽となる。
公演情報
2022年3月25日(金)12:00/16:30
2022年3月26日(土)12:00/16:30
2022年3月27日(日)11:30/16:00
第二部「INFINITY」:作・演出 荻田浩一
楊 琳
舞美りら
千咲えみ
白藤麗華
虹架路万
愛瀬 光
城月れい
華月 奏
遥花ここ
翼 和希
椿 りょう
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桐生麻耶(特別専科)
S席(1・2階)9,500円/A席(3階)5,000円