人物も動物もふくよかに描く　『ボテロ展 ふくよかな魔法』開催

『ボテロ展 ふくよかな魔法』が、2022年4月29日（金・祝）から7月3日（日）まで、Bunkamura ザ・ミュージアムにて開催される。

フェルナンド・ボテロは1932年南米コロンビア生まれの美術家。1950年代後半から欧米で高く評価され、今日では現代を代表する美術家のひとりに数えられる。ボテロの作品は、人物も動物もふくよかに描かれるのが特徴だ。果物は熟れきっているかのように膨らみ、楽器や日用品さえも膨張しており、そこには、官能、ユーモアやアイロニーなど複雑な意味合いが含まれている。

本展は、1995〜96年の巡回展以降、実に26年ぶりに日本国内で開催される大規模展となる。今回はボテロ本人の監修のもと、貴重な初期作品から近年の作品まで70点を紹介。ラテン・アメリカの人びとの日常や信仰、サーカスなどを題材にした作品から、古典の名画を題材とした作品まで、油彩画、水彩画、素描などを展示し、いまなお精力的に制作を続ける彼の画業をたどっていく。

本展のオフィシャルサポーターを務めるのは、7人組ダンス＆ボーカルグループのBE:FIRST。テレビCMへの出演や音声ガイドにも挑戦する。

『ボテロ展 ふくよかな魔法』は、2022年4月29日（金・祝）から7月3日（日）まで、Bunkamura ザ・ミュージアムにて開催。