平間壮一、小関裕太が共演した『The View Upstairs -君が見た、あの日-』 8/3にBlu-rayをリリース
ミュージカル『The View Upstairs -君が見た、あの日-』舞台写真
2022年2月に上演された、ミュージカル『The View Upstairs -君が見た、あの日-』のBlu-rayが2022年8月3日(水)に発売されることが決定した。
『The View Upstairs』は2017年にブロードウェイ新進気鋭の若手作家Max Vernon(マックス・ヴァーノン)の作・作詞・作曲によりオフブロードウェイにて上演され、その後ロンドンなど世界各地での上演を経て、今回が日本初上演された作品。
1973年に実際に起きたゲイバー「アップステアーズラウンジ」での火災事件をベースに、ラウンジに集う人々の絆やその中でも起こる断絶などを、作家Maxによるキャッチーな音楽にのせて描いた、オフブロードウェイらしいミュージカル。2017年にアメリカ、オフブロードウェイで初演、その後全米各地で上演され、2018年にはオーストラリア、シドニーで初海外プロダクションが開幕、2019年にはロンドン版も上演された。そして、2022年2月に日本で初上演をした。
主人公で現代から突然1973年にタイムスリップしてしまう、若きデザイナーのウェス役に平間壮一。突如現れたウェスに興味を持ち、次第に惹かれていく若い男娼パトリック役に小関裕太。 女性と結婚して子供もいる“クローゼット”のゲイ・バディを演じるのは、畠中洋。フレディの母親でシングルマザーのイネズ役を演じるのは、JKim。昼は建設作業員、夜はラテン系ドラァグクイーンのオーロラとしてパフォーマンスをしているフレディ役には、阪本奨悟。受け入れられることに飢えた孤独な男娼でホームレスのデール役は、東山義久。経験豊富でゲイバーの皆のメンターのような存在の黒人男性ウィリー役を岡幸二郎が演じ、さらに関谷春子、大村俊介(SHUN)、大嶺巧ら歌・ダンスの実力を兼ね備えた俳優達が結集。演出には訳詞・翻訳の評価も高く、日英米で活躍をひろげている英国在住の市川洋二郎が務めた。
今作は、2月9日(水)18時公演をライブ配信した映像を再編集した、ディレクターズカット版を収録。また、全キャストがほぼ全シーン出ずっぱりであることから、多くの要望に応え、特典映像として舞台本編の全景映像も収録。一人のキャラクターに注目するもよし、舞台全体の演出を楽しむもよし、舞台上、同時進行で繰り広げられる様々な物語にも注目しよう。
そしてスペシャルブックレットには舞台写真、全曲の日本語歌詞も掲載。公演を観に行った方でも、残念ながら見ることができなかった方も満足できる内容になっている。