世界ランク10位以内が4名！『東レPPOテニス』で本戦シングルスに出場する19名が決定

『東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2022』が9月17日（土）～25日（日）、有明コロシアムおよび有明テニスの森公園テニスコート（ハードコート）にて開催される。その本戦に出場するダイレクトイン18名と、主催者推薦の1名が発表された。

今大会には早々に出場を表明をしていた大坂なおみに加え、世界ランキングのトップ10から4選手が参加と、豪華な顔ぶれが出揃った。

新たに発表された本戦エントリー選手は以下の通り。

パウラ・バドーザ（初）／スペイン／世界ランク4位
ソフィア・ケニン（初）／アメリカ／世界ランク4位（SR）
アリーナ・サバレンカ（初）／-／世界ランク6位
ガルビネ・ムグルッサ／スペイン／世界ランク9位
ダリア・カサキナ／-／世界ランク10位
ベアトリス・アダッド マイア（初）／ブラジル／世界ランク15位
キャロリン・ガルシア／フランス／世界ランク17位
ベロニカ・クデルメトワ（初）／-／世界ランク18位
カロリナ・プリスコバ／チェコ／世界ランク22位
アリソン・リスク／アメリカ／世界ランク29位
エリース・メルテンス／ベルギー／世界ランク32位
ジャン・シューアイ／中国／世界ランク35位
ソラナ・シルステア／ルーマニア／世界ランク38位
ユリア・プティンセバ／カザフスタン／世界ランク39位
ジャン・チンウェン（初）／中国／世界ランク40位
大坂なおみ／日本／世界ランク44位
リュドミラ・サムソノワ（初）／-／世界ランク45位
ペトラ・マルティッチ／クロアチア／世界ランク55位
土居美咲（WC）／日本／世界ランク94位

※世界ランキングは8月22日付
※SR＝スペシャルランキング（怪我などの理由でツアーを長期離脱した場合の救済措置）
※WC＝ワイルドカード（主催者推薦）

トーナメントディレクターの中川裕氏は「30年以上続く日本でもっとも歴史の長い女子テニスの国際大会を、3年ぶり、しかも新しくなった有明コロシアムで5年ぶりに開催できることはとても嬉しい」と思いを表現。

また、トーナメントアンバサダーの沢松奈生子氏は「これまでさまざまな日本人選手が世界で活躍するきっかけとなった、非常に大きな意義を持つ大会。日本のファンに世界最高レベルの試合を久しぶりに生で楽しんでもらいたい」と呼びかけた。

なお、ディフェンディングチャンピオンである大坂なおみについて、沢松氏は「彼女にとって非常にやりやすい大会、縁起の良い大会、自分にとってついていると思える大会。東レの成績をきっかけにしてランキングを上げていったという過去もある。確かに体調は万全ではないが、最近のアメリカでのプレーでは、自分の強みであるサービスやストロークでじっくり攻めていこうという『我慢する攻め』が見えていた。これを安定して出すことができれば世界に返り咲ける。あとはきっかけ。その意味で彼女が東レにかける強い思いはあると思う」と期待感を示した。

大会期間中には「本戦公開ドロー（組み合わせ抽選会）」、「Q＆Aインタビュー＆サイン会」、「選手参加による浴衣で羽根つき体験」などのイベントを予定。高レベルな試合観戦と合わせて、ファンが丸一日楽しむことができる大会になっている。