市川染五郎・市川團子が「弥次喜多」シリーズの思いを語る 『歌舞伎家話』第17回の配信が決定
2022年9月8日(木)20:00より、市川染五郎と市川團子出演、歌舞伎俳優によるオンライントークショー『歌舞伎家話』第17回目の配信が、イープラス「Streaming+」ほかにて、開催されることが決定した。
今回、「弥次喜多(やじきた)」シリーズの最新作として歌舞伎座で上演された新作歌舞伎『東海道中膝栗毛 弥次喜多流離譚(やじきたりたーんず)』が歌舞伎オンデマンドで配信されることを記念し、二人によるスペシャル・トークライブを開催する。
2016年8月に歌舞伎座で上演された『東海道中膝栗毛』に端を発する「弥次喜多」シリーズは、古典歌舞伎を踏まえながら従来にない奇抜な構成と独創性あふれるギャグから初回公演より好評を博し、翌2017年8月には早くも続編『歌舞伎座捕物帖(こびきちょうなぞときばなし)』が上演され、歌舞伎座での公演は18年の第3弾『再伊勢参!? YJKT(またいくのこりないめんめん)』、19年の第4弾『東海道中膝栗毛』と続き、20年にはコロナ禍の中で配信企画として第5弾『図夢歌舞伎 弥次喜多(ずーむかぶきやじきた)』が製作されて映像作品として継続され、今年8月には歌舞伎座にカムバックして第6弾『弥次喜多流離譚』が上演された。
主役の弥次郎兵衛・喜多八を演じた松本幸四郎、市川猿之助の活躍はもちろん、「陰の主役」である伊月梵太郎(いづきぼんたろう)と五代政之助(ごだいまさのすけ)をそれぞれ12才(染五郎)・13才(團子)から足掛け7年をかけて演じた染五郎、團子の活躍・成長ぶりは目覚ましく、同シリーズは彼ら二人の役者としての成長絵巻とも言える。
今回の『弥次喜多流離譚』では、御家が没落して不良になってしまった伊月梵太郎を染五郎が、梵太郎の幼馴染であり家臣の五代政之助を團子が演じた。また、今回は二人とも女方にも挑戦し、見事な早替りと、劇中で繰り広げられた「ダンスバトル」で観客を魅了。本配信では、舞台の感想のほか、7年間同役を演じ続けてきた二人だからこその舞台への想いを語る。
市川染五郎 コメント
市川染五郎
弥次喜多シリーズ初演から伊月梵太郎を勤めさせていただいています。
純真無垢な若殿様が、暴走族の総長になるとは6年前を思うと想像もしていませんでしたが、次回はどうなるのか、はたまた次回があるのかどうかさえ想像できない所もこのシリーズの好きなところです。
その弥次喜多シリーズのお話を中心にお話しできればと思いますので、限られたお時間ですが、ぜひお楽しみください。
市川團子 コメント
市川團子
皆さま、こんにちは。市川團子でございます。今回、戸部さんと染五郎さんと歌舞伎家話にてお話できる機会をいただけたこと、本当に嬉しく思っています。今回は久しぶりの舞台での弥次喜多の公演ということや、初の本格的な女形への挑戦ということもあり、色々な思い出のある一ヶ月となりました。舞台でのお話はもちろん、舞台裏のことについても楽しくお話させていただければなと思っておりますので、ご覧いただけたら嬉しいです。
公演情報
配信場所:イープラス「Streaming+」ほか
聞き手:戸部和久(松竹演劇部/『東海道中膝栗毛 弥次喜多離流譚』 脚本)
有料配信は9月14日(水)20:00まで販売。
※配信開始後、配信終了後に購入の方も9月14日(水)23:59までご視聴できます。
イープラス: https://eplus.jp/kabukiyawa-ppv/
配信情報
配信期間/視聴料金:
2022年9月9日(金)昼12時~9月29日(木) 3週間限定配信(ご購入時より7日間ご視聴可能)
『東海道中膝栗毛 弥次喜多流離譚』本編 3,300円(税込)
※『東海道中膝栗毛 弥次喜多流離譚』本編&イヤホンガイド『Web講座』セット販売も同時配信
ページURL:https://mirail.video/title/4810240
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