松田優作の別カットやプライベート8mm映像も追加収録 『蘇える金狼』『野獣死すべし』が特典満載のUHD版でリリース
『蘇える金狼』 (C)KADOKAWA 1979
映画『蘇える金狼』と『野獣死すべし』がUHD化され、11月25日(金)にリリースされることがわかった。
『野獣死すべし』 (C)KADOKAWA 1980
同2作は、2026年の角川映画50周年に向け、数々の作品をUHD化する『角川映画UHDプロジェクト』の第2弾としてリリースされる。『蘇える金狼』『野獣死すべし』は、ともに原作・大藪春彦×監督・村川透×主演・松田優作のタッグで映画化されたハードボイルドアクション。今回のUHD化にあたり、写真・映像・音声など、新たに発掘された素材が使用される。『蘇える金狼』『野獣死すべし』ともに、倉庫に大量に保管されていたネガをデジタル化。松田美由紀監修のもと、作品スチール、スナップで構成された写真集(A4ソフトカバー/100ページ)が同梱される。
『蘇える金狼』には、別テイクやカット尻・合成素材などがおさめられたラッシュフィルムに加え、ハワイでの射撃訓練が収められたスチールカメラマン渡邉俊夫氏所有の秘蔵プライベート8mm映像、そして劇中、現金引き渡しが行われた東京湾第二海堡での撮影風景を記録したメイキング(映像提供:スポニチクリエイツ)を初収録した映像特典が収められる。
『蘇える金狼』展開図
『野獣死すべし』には、今回発掘された劇場用セパレート音源(楽器・セクション別で左右チャンネルに分けて収録した劇場用Mixの元となる素材)の6mmをリマスターした劇伴を初CD化したサウンドトラックCDのほか、ME(Music&Effect)音源を高音質(24bit/96kHz仕様)で全編収録した音声特典が付属する。
『野獣死すべし』展開図
リリースにあわせ、『蘇える金狼』のUHD初収録となる別テイクやカット尻が収められたラッシュフィルムとメイキング映像が解禁されている。
なお、『角川映画UHDプロジェクト』では、10月28日(金)の千葉真一主演『戦国自衛隊』発売を皮切りに、松田優作主演『蘇える金狼』『野獣死すべし』が11月28日(金)に発売。以降は、『伊賀忍法帖』、『友よ、静かに瞑れ』、『化石の荒野』、『汚れた英雄』、『キャバレー』、『麻雀放浪記』のリリースを予定している。