大阪松竹座、大阪芸大と産学連携し100周年記念ロゴと公式キャラクターを制作、100周年記念公演ラインナップも発表
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大阪松竹座
大阪松竹座が令和5(2023)年に開場100周年を迎えることを機に、大阪芸術大学との産学連携プロジェクトを立ち上げ、その一環として「100周年アニバーサリーロゴタイプ」と「公式キャラクター」が誕生したと発表し、公式キャラクターの愛称の公募が開始された。さらに7月までの100周年記念公演のラインナップも一挙解禁となった。
大正12(1923)年5月、江戸時代から続く芝居街の道頓堀に、関西初の本格的な洋式劇場として建築され、開場された大阪松竹座。そして今回、これからの日本ならびに世界の文化芸術の一躍を担う大阪芸術大学の学生と共に、大阪松竹座開場100周年記念のコラボレーションを展開することとなった。
100周年アニバーサリーロゴタイプ
同プロジェクトの第一弾として、100周年アニバーサリーロゴタイプのデザインをデザイン学科の城谷桜咲が制作。上半分は大阪松竹座の外観正面のアーチをデザインし、下半分は人と人とを結びつける意味合いを持つ「水引」をモチーフに、様々な「繋がり」や「縁」を表現したとする。
●制作者コメント
大阪松竹座のアーチと結びをモチーフにデザインしました。それぞれのモチ ーフをひとつの円のように配置することで大阪松竹座を通して多くの縁が生まれ、この先も多くの人に愛され、多くの人を繋ぐ存在であって欲しいと願いを込めて制作しました。
公式キャラクター
そして第二弾として、大阪松竹座の公式キャラクターが誕生。制作したデザイン学科 大島美海によると、大阪松竹座の外観正面のアーチを模し、窓には100の文字が刻まれているハット、大阪松竹座の緞帳「有職麗華」の紋様をモチーフにした「ひげ」、松の形のポケットチーフがチャームポイントとする。
●制作者コメント
シルクハットは、大阪松竹座の建築の特徴である、正面のアーチをモチーフにし、ヒゲの形は緞帳の模様から引用しています。現代の人たちにも親しみやすく、愛着が湧くような、キュートなキャラクターにしました。
大阪松竹座は2023年の一年を通して、「大阪松竹座開場 100 周年記念公演」を開催していく。7月までのラインナップは下記の通り。
●大阪松竹座開場 100 周年記念
1月5日(木)〜28日(土)
大阪松竹座開場 100 周年記念 坂東玉三郎✕鼓童 初春特別公演 『幽玄』
2月4日(土)〜12日(日)
大阪松竹座開場 100 周年記念 OSK日本歌劇団『レビュー 春のおどり』
2月後半〜3月
大阪松竹座開場 100 周年記念 ジャニーズ公演
4月前半
大阪松竹座開場 100 周年記念 ウエストエンド・ミュージカル(作品名等 後日発表)
4月21日(金)〜30日(日)
大阪松竹座開場 100 周年記念 久本雅美 主演『垣根の魔女』
5月2日(火)〜8日(月)
大阪松竹座開場 100 周年記念 道頓堀 松竹座 映画祭(作品名等 後日発表)
5月後半
大阪松竹座開場 100 周年記念 松竹新喜劇 特別公演
6月
大阪松竹座開場 100 周年記念 特別公演 (作品名等後日発表)
7月
大阪松竹座開場 100 周年記念 関西・歌舞伎を愛する会 『第31回 七月大歌舞伎』
8月以降のラインナップは後日発表される。
リリース情報
公式キャラクターには名前がまだありません。そこで、素敵な名前を一般公募いたします。ぜひご応募ください!