大阪松竹座で最後の特別映画イベント開催決定、かつて上映された『風と共に去りぬ』や『男はつらいよ』シリーズなどラインナップ発表
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「男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋 」(4Kデジタル修復版) (c)1982/2019 松竹株式会社
2月11日(水・祝)~15日(日)の期間、大阪松竹座にて最後の特別映画イベント『さよなら大阪松竹座 特別名画上映会』が開催される。
昭和27年9月「風と共に去りぬ」上映時の外観
2026年5月をもって閉館が決定している大阪松竹座は、1923(大正12)年5月、江戸時代から続く芝居街・道頓堀に‟日本最初の鉄筋コンクリート造の洋式劇場”として建築・開場された。約100年前の創建当初は、上質で優れた映画の上映と新進気鋭の多彩な実演を組み合わせた新しいスタイルの劇場として人気を博した。その後、戦前から戦中にかけては時代の情勢とともに徐々に映画上映に軸足を置き、1945(昭和20)年の大阪大空襲にも耐え、終戦直後の8月には映画興行を再開。戦後は主に邦画洋画の封切館として数々の名作大作映画とともに、およそ半世紀に亘り映画ファン憧れの劇場として親しまれていた。
映画館として愛された松竹座にて、最後の特別映画イベントの開催が決定。洋画作品からは、かつて松竹座で上映された『風と共に去りぬ』『ボディーガード』をはじめ、『ニューシネマパラダイス』『ラストエンペラー』を選出。邦画作品は、人間の宿命と親子の絆を壮大なスケールで描いた野村芳太郎作品『砂の器』、家族の姿を通して日本人の心の原風景を静かに見つめた小津安二郎作品『東京物語』、日本中を笑いと涙で包み込んだ山田洋次作品『男はつらいよ』シリーズを上映。
「東京物語」(4Kデジタル修復版)(c)1953/2017 松竹株式会社
さらに、銀幕に生きる人々の情熱と映画愛を描いた深作欣二作品『蒲田行進曲』など松竹映画、アニメーションの枠を超え、壮大なSFロマンとして、アニメの社会的認知を高めた『宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』も上映される。
全席自由席で完全入替制。