生田絵梨花の“ミーン=意地悪”な一面とは? ブロードウェイミュージカル『ミーンガールズ』インタビュー~「映像仕事で得た、“感情の核”を作る経験を生かして演じたい」
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簡単ではない理想に向かって
――舞台のお仕事は、宮園かをり役を演じられた『四月は君の嘘』以来になるかと思います。反響の大きい作品でしたが、ご自身にとってはどんな作品になりましたか?
かをりちゃんは、もしかしたら今までで一番かも?というくらい大変な役でした。キラキラした青春を描く、全体的には鮮やかな作品ですが、彼女の人生に何回も幕を下ろさなきゃいけないというのはやっぱり、すごく大変な作業で……。全公演を走り終えた時は、久々に“燃え尽き”みたいになって、しばらくはボーっと過ごして回復を待ちました(笑)。でもとてもいい勉強になったし、私の生き方にも影響するような作品になりましたね。「今をどう生きるか」ということを、終わってからも考えさせられています。
――『四月~』以降は映像作品でお見掛けすることが多いですが、生田さんにとって今、舞台の仕事の位置づけややりがいとは。
今まではグループに在籍しながら舞台に立っていたので、舞台を観たことのなかったファンの方が興味を持ってくれたりして、そういう役割を担えたのはすごく光栄なことだと思っています。卒業した今も、そこは大切にしたい部分。そのためにも、もちろん舞台のお仕事は自分の軸の一つとして熱量をもって取り組みながら、他の場も経験することで、もっともっと実力をつけたいなって思うんです。舞台と映像で得たものをお互いに生かし合って、お客さんの層の橋渡しもできたら理想的ですね。簡単なことじゃないのは分かっていますが、そうなれたらいいなと思いながら、今は学ばせてもらっている最中です。
舞台と映像は、演技の方法が全然違う!ということではないのですが、映像の現場で「台詞が歌ってる」と言われたことがあって。ミュージカルの演技は歌がベースになりますが、映像では抑揚とかではなく、内側からにじみ出るものがどう音になるか、ということなのだと思います。サイズ感が違うから、映像の演技をそのまま舞台でできるわけではないけれど、“感情の核”を作って演じる経験は絶対に舞台にも生きるはず。映像のお仕事をたくさん経験したことが、この『ミーンガールズ』にも良いほうに作用したらいいなと思っています。
――さらにパワーアップした生田さんが観られそうで楽しみです! 最後に改めて、SPICE読者の皆さんにお誘いのメッセージをどうぞ。
女子のスクールカーストを描く作品ということで、ちょっとブラックなところも笑えちゃうような、そして女の子のチャーミングさ、キラキラした魅力とエネルギーがあふれたステージになると思います。女の子はもちろんのこと、男女問わずワクワクできる作品にできるよう頑張りますので、ぜひ楽しみにしていてください!
取材・文=町田麻子
公演情報
<東京公演>2023年1月30日(月)~2月12日(日)東京建物Brillia HALL
<福岡公演>2023年2月17日(金)~2月19日(日)キャナルシティ劇場
<大阪公演>2023年2月23日(木祝)~2月27日(月)森ノ宮ピロティホール
PINK DAY:水曜日はピンクの日 ピンクのファッションを身につけて来場の方にスペシャル特典をプレゼント
脚本:ティナ・フェイ
音楽:ジェフ・リッチモンド
作詞:ネル・ベンジャミン
演出・上演台本・訳詞:小林香
小野塚勇人(劇団EXILE) 中谷優心 / 黒須洋嗣 / 壮一帆
鈴木満梨奈 鈴木里菜 中嶋紗希 増山航平 松村桜李 村上貴亮 山﨑感音
S席:13,500円 A席:9,500円 B席:5,000円(全席指定・税込)
※未就学のお子様はご入場いただけません。ご了承ください。
※車イスでご来場予定のお客様は、予めご購入席番を
生田絵梨花さんにイープラスポーズをしていただきました!
会場:東京建物ブリリアホール
開演:18:00~ (開場 17:15~)
【手数料0円・座席選択】一般発売
受付期間:2022/11/26(土)10:00~2023/2/10(金)18:00
曲目・演目:
e+貸切公演は一部を「独自席種」で、全席を「独自価格」で販売いたします。
プラチナ席=1階J列までのセンターブロック
東京公演主催:アミューズ/フジテレビジョン
東京公演
(平日10:00-12:00/13:00-15:00)※電話対応時間は変更になることがございます。
https://fc.dps.amuse.co.jp/cheering/qa/contact
【オフィシャルサイト】https://musical-meangirls.jp/
【オフィシャルTwitter/Instagram/TikTok】@meangirls_jp