チョコレートのパッケージを約1万点以上も展示! 『フェリシモ チョコレート ミュージアム』にて新企画展を開催
『フェリシモ チョコレート ミュージアム(felissimo chocolate museum)』
2022年10月22日(土)にオープンから1周年を迎える『フェリシモ チョコレート ミュージアム(felissimo chocolate museum)』にて、新たな企画展を開始することが発表された。展示期間は2022年10月22日(土)から2023年4月9日(日)まで。
神戸市にある『フェリシモ チョコレート ミュージアム』は、世界のチョコレートやカカオに関する歴史や文化、ファッションやアートとのつながりなどを株式会社フェリシモが収集・編集し、「しあわせ」という切り口で、チョコレートの多様性・可能性を発信する新しいミュージアム。チョコレートパッケージが持つ芸術性に着目し、館内に約1万4000点を収蔵。廃棄されているパッケージの価値の再発見を促すことでサステナブルな社会の実現を目指し、今後も世界最多のパッケージコレクションを目指して個人・団体の方に寄贈を呼びかけている。
新企画展は、チョコレート好きの3人の現代アーティストの作品展 『チョコレートパッケージのとある休日の午後。 -Life of CP-』。本展は、チョコレート好きの3人の現代アーティストが “チョコレートのパッケージをアートとして再構築するとしたら?” という命題で、さまざまに思いを巡らせ、ユニークな発想でパッケージの意味を再解釈し、人々に問いかける作品を制作するもの。普通なら食べ終わったら捨てられてしまうパッケージを、さまざまな角度から意味と形を捉え直し、アートとして生まれ変わらせようとする試みは、きっと見る人に新鮮な驚きやくすっと笑える体験、日常とは違った視点を与えてくれるだろう。
左:岡本高幸氏、中:河地貢士氏、右:松井コーヘー氏
また、『カカオ染の森さんぽ-フェリシモ チョコレート ミュージアムと植物染造形作家いまふく ふみよ共同実験工房-』では、大学教授でありアーティストでもある植物染色の専門家・いまふく ふみよ氏による “カカオ染の森” を展示。カカオのさまざまな可能性を探るべく、カカオ染のシルクオーガンジーの森を散歩しながら、豊かなカカオの色の世界を楽しむことができる。
『カカオ染の森さんぽ-フェリシモ チョコレート ミュージアムと植物染造形作家いまふく ふみよ共同実験工房-』
常設展は、『オールディーズ~1984年までのヴィンテージ -チョコレートパッケージコレクター 井上コレクションより-』。国産チョコレートパッケージの収集に力を注ぎ、5000点以上のコレクションを所有するコレクター・井上浩之氏のコレクションから約220点の作品を展示。日本における国産チョコレートには、急速に流通し始めた1920年代頃から、1940~50年に戦争の影響でカカオの輸入が停止されていた時代を経て、1952年の砂糖の自由販売や1960年のカカオ豆輸入自由化に伴い、バラエティーに富んだ多種多様なアイテムが生み出されてきた歴史がある。今回は特に1960年代から1980年代までのコレクションを中心に紹介する。
『オールディーズ~1984年までのヴィンテージ -チョコレートパッケージコレクター 井上コレクションより-』
なお、ミュージアムでは、ビッグチョコオブジェの前で1周年記念バルーンと記念撮影、館内のパッケージハンティング参加で「チョコの香り付きカード」をプレゼント、フェリシモのブランド「YOU+MORE!」との記念コラボ商品を特別展示するなど、特別企画も実施する。
左:ビッグチョコオブジェ、右:とろ~りとろけるチョコレートブランケット・クッション
プレゼントのチョコの香り付きカード
施設情報
・開館時間:午前11:00~午後6:00※入館は閉館の30分前まで
・休館日:年2回の春と秋の展示替えの時期と年末年始
・来館事前予約と購:https://feli.jp/s/pr221017/1/
・所在地:神戸市中央区新港町7番1号(Stage Felissimo 2F)
・ウェブサイト:https://feli.jp/s/pr221017/2/