ミュージカル&アニメ連動の新プロジェクト始動! 堂珍嘉邦×ユナク「まだどこにもない話になる」初の声優挑戦&オリジナル作品への意気込みを語る
”心の拠り所”は「故郷(堂珍)」「日本とハワイ(ユナク)」
――台本を読ませていただき、「帰る場所」がひとつのキーになっていると感じました。お二人が心の拠り所にしている場所やもの、人など、なにかありますか?
堂珍:やっぱり広島の故郷ですかね。僕の地元は湖がある町なんですが、湖を囲うように桜の木が植えられていて、春のシーズンにはすごく賑わうんです。そこでライブをやるという目標を持っていたんですが、7、8年前に叶いました。ちょうど花火大会で町の人もたくさん来ていて。その時はCHEMISTRYではなく、ソロで行きました。こういう場所だからいいかと思って「みんなおいで」と呼び掛けて、老若男女に関係なくすごく近い距離で、みんなで大合唱したんです。ぱっと後ろを見たら小学校時代の同級生4人くらいが横断幕を作ってきていて(笑)。当時、好きだった子も来ていて、超恥ずかしかったんですけど(笑)、いい思い出になっています。
今は、地元には何かしらの形で恩返し出来たらいいなと思っています。60歳、70歳になって戻るのか、5年後くらいに戻っているかは分からないけど。町もどんどん変わっていくので、定期的に目に焼きつけておかないとという気持ちもある。これからもいい方向に発展していくように、いつかは町長とかやってみたいなと思ったりもします(笑)。地元に残る友達が頑張ってる姿に刺激を受けたりもしています。勿論、歌とお芝居は続けながら(笑)
ユナク:僕にとっての癒し、拠り所は2段階ありまして(笑)、韓国にいるときが一番頭が痛いんですよ。
堂珍:そうなの!? 意外だね(笑)。
ユナク:家族も仕事関係者もみんないますから、一日中電話が殺到するんです。韓国にいるときは自分の時間がなくて、「逃げたいな」となった瞬間に思い出すのが日本なんです。距離も近くて、日本語が喋れることもあるから。だだ、日本に来ても気が休まらないときがある(笑)。
堂珍:(笑)。
ユナク:そこで疲れたた時に頭に浮かぶのがハワイ。僕はあまり夏が好きじゃないんです。でもハワイを好きになった理由は、写真集の撮影で訪ねた時に、そこにいる人みんな笑顔で幸せそうな顔をしていたから。ある日、空を見ながらひとりでにこにこと笑顔を浮かべている現地の方に「Are you happy?」って聞いてみたんです。そしたら「本当に幸せだよ。君は幸せじゃないのか?ハワイに住んでる人はEverybody Happyだよ。幸せを願ってここにくる人が多いから。君も来れば?」って言われて、ちょっと印象が変わったんです。コロナ禍になってから行けていないんですけど、僕としてはまず日本、その次がハワイの2段階方式です。
>堂珍からユナクへのサプライズ?!