赤信号劇団 第15回公演『誤餐』公演詳細が決定 室井滋、那須凜、岩男海史、若狭勝也が出演
赤信号劇団『誤餐』出演者集合写真
コント赤信号(渡辺正行・ラサール石井・小宮孝泰)のメンバーによる「赤信号劇団」が、桑原裕子の新作書き下ろし&演出により新作公演が行われることが発表されたが、このたび公演詳細が解禁となった。
お笑い芸人コント赤信号が、どうしても芝居がしたくて事務所社長に直訴して始めたのが赤信号劇団。
第一回公演は1984年「マゼランブルー」出演は室井滋、近藤芳正、肥後克広(ダチョウ倶楽部)。回を重ね1995年の第14回公演「イメルダ」(作:三谷幸喜、演出:渡辺えり)以来28年ぶりの第15回公演。
再び室井滋とタッグを組み、さらに新進気鋭の那須凜、岩男海史、KAKUTAの若狭勝也を加え、子ども時代にコント赤信号を見て育った鬼才・桑原裕子の掌に乗って踊る。
実に40年ぶりに初演の地スズナリに舞い戻り「赤信号」が芝居の原点に帰る。
公演情報
赤信号結成・43年記念公演
赤信号劇団第15回公演 『誤餐(ごさん)』
■日程:2023年3月25日(土)~4月2日(日)
■会場:ザ・スズナリ
■作・演出:桑原裕子
■出演:渡辺正行、ラサール石井、小宮孝泰/室井滋、那須凜(青年座)、岩男海史、若狭勝也(KAKUTA)
コント赤信号(渡辺正行・ラサール石井・小宮孝泰)
当時大学生であった渡辺正行と小宮孝泰、ラサール石井が、テアトル・エコー養成所時代に出会い、3人でコント活動を始め1977年に「コント赤信号」を結成。渋谷道頓堀劇場で修行を積む。1980年「花王名人劇場」でテレビデビュー。「オレたちひょうきん族」等、多岐に活躍。“暴走族コント”でお茶の間に浸透する。現在はつかず離れず活動中。
作・演出 桑原裕子
劇団KAKUTA主宰、俳優・劇作・演出を務める。テレビ、ラジオ、映画の脚本、舞台への作・演出など、多方面で活躍の場を拡げている。2007年KAKUTA『甘い丘』で、09年に第64回文化庁芸術祭・芸術祭新人賞(脚本・演出)受賞。15年『痕跡』で第18回鶴屋南北戯曲賞受賞。18年『荒れ野』が第5回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞、19年第70回読売文学賞戯曲・シナリオ賞受賞。また、劇団作品『ひとよ』が白石和彌監督で映画化された。近年の作品に、NHK「昭和歌謡ミュージカル また逢う日まで」脚本、新国立劇場「ロビー・ヒーロー」演出など。18年穂の国とよはし芸術劇場PLAT芸術文化アドバイザーに就任。