AMPTAKxCOLORSってどんなユニット? ゲーム実況者や配信者として活動する6人が初のオリジナル曲のリリース&初のワンマンライブに向けて語る
AMPTAKxCOLORS
ゲーム実況者&配信者であるあっきぃ、まぜ太、ぷりっつ、ちぐさくん、あっと、けちゃによる6人組ユニット・AMPTAKxCOLORSが、ユニット初のオリジナル曲をリリース。
SPICEではAMPTAKxCOLORSへ初インタビューということで、ユニットとして、個人としての6人に迫りつつ、初のオリジナル曲について、そして2022年12月29日・30日にパシフィコ横浜国立大ホールにて開催される初のワンマンライブに向けて話を訊いた。
――AMPTAKxCOLORS初となるオリジナル曲の配信されたとのことで、あれこれ深掘りしていきたいと思います。まずは、それぞれのアピールポイントを交えた自己紹介からお願いします。
あっきぃ:あ、はじめまして……。
あっと:めっちゃ緊張してるじゃん(笑)。
あっきぃ:えっと、いつもみたいな感じでやっていいですか? みんなの心に電気ビリビリ! メンバーカラーは元気の黄色! いつもみんなに元気になってもらいたいなと思って活動してます。ゲーム実況たくさんしてるよ! フルネームはからつけあっきぃ、からあげじゃないぞ? どうも、あっきぃでーす!
けちゃ:「元気ビリビリ」って初めて聞いた(笑)。
あっきぃ:「あっきぃの声聞くと酒飲みたくなる」ってよく言われます、おつまみです(笑)。よろしくお願いします!
まぜ太:あっきぃのあとってやりづら!(笑)
ちぐさくん:いやいやむしろ普通でいいから(笑)。
まぜ太:あ、じゃあ……まぜ太です。主にYouTubeで、ゲーム動画とか“歌ってみた”動画を投稿してます。アピールポイントは高い声が出ることです!
ぷりっつ:電気ビリビリみんなのアイドル、ぷりちゃんです! YouTubeで活動してます、ぷりっつと言います。よろしくお願いします!
けちゃ:「電気ビリビリ」って……かぶってんだって(笑)。
ぷりっつ:いや、あっきぃにパクられたから(笑)。
あっきぃ:俺がパクったの!?(笑)
ぷりっつ:(スルーして)アピールポイントは……。
ちぐさくん:(ささやき声で)面白いことが言えることでしょ?
ぷりっつ:面白いことが言えるそうです!(笑)
ちぐさくん:あ、次俺か(笑)。あの、電気ドキドキ、歌ったりセリフしたり、声を使っていろいろしてます。アピールポイントは特徴的な声です、ちぐさです! よろしくお願いします!
あっと:電気系多いけど(笑)、俺は普通にいくよ? 主に生放送や歌声で女性を魅了している圧倒的ナンバーワンイケボやってるあっとです、よろしくお願いします。最後はけちゃだね。
けちゃ:あっちゃん(あっと)はもう大丈夫なの?
あっと:え、今のでダメだった!? アピールポイントはイケボです。女の子をビリビリさせてるってことで!
けちゃ:じゃあ、最後いっちゃっていいですか? どうも、電気ビリビリ!っていうのは冗談で、女の子とお金が大好き! アピールポイントは、巧みなトークと歌で女の子を落とすことです。よろしくお願いします!……誰かツッコめよ!(笑)
――ツッコまなさそうなので先に進みますね(笑)。なにしろ楽しく賑やかな6人が集まったAMPTAKxCOLORS、結成に至るまでにはどんな物語があったのでしょうか。
けちゃ:それぞれバックボーンも違うし別々の活動をしてきた6人なんですけど、一緒に活動すればもっと多くの人に楽しいを届けることができるんじゃないかな?と思って結成することになりました。活動にかける想いが、みんなめちゃめちゃ強いんですよ。2022年8月からずっと、YouTubeで毎日投稿をしていて……。
あっきぃ
まぜ太
――なかなかできることではないですよね。
けちゃ:でも、アツい6人が集まるとそれができちゃうっていう。
あっと:後ろ向きになる人間がいなくて、これくらいでいいんじゃね?とか、もうよくね?って言い出したりしないし、1やればいいことを10やって、じゃあ次はどうやったら20にいけるかっていう会話しか生まれないようなメンバーなんです。
ちぐさくん:マジで全員が超前向きだよね。
――そのポジティブさや絶対に妥協しないところが、AMPTAKxCOLORSとしての強みなのでしょうね。
けちゃ:そうだと思うし、生放送での常にわちゃわちゃ楽しい感じも、AMPTAKxCOLORSのよさだと思ってます。
まぜ太:力合わせて助け合える6人だよね。
けちゃ:うんうん。ない部分は補い合って……。
ちぐさくん:お互いの個性は最大限にいかそうっていう。そういう話し合いもたくさんしてます。
まぜ太:ひとりでも欠けちゃいけないっていう共通認識があるし。
あっと:それぞれゲーム実況したり歌ったり生放送したり、個としてちゃんと確立した上でそう思えてるってすごいことだと思うし、みんなで上を目指そう!って団結できてるんですよ。
ちぐさくん:ホントに。みんなで手を取り合ってる感がめっちゃあります。
あっきぃ:あと、リスナーさんを笑顔にさせたい!っていうことを誰よりも強く思ってる6人でもあるよね。
ぷりっつ:現状に満足せずに、動画や配信で次にどんなことをするかをいつも考えて。6人全員が同じ熱量で活動できてること、すごく幸せだなって思ったりもします。
――信頼で結ばれた素敵な関係なのですね。では、「AMPTAKxCOLORSってどんなグループ?」と問われたらどう答えるのでしょうか。
けちゃ:普段はめちゃめちゃちょけてる6人ですけど、やるときはやります。48時間リレー生放送のときとかずっとわちゃわちゃしてても、歌うときは真剣だし。リスナーさんを楽しませたい、笑わせたい、盛り上げたいっていうだけじゃなくて、歌ではちゃんと想いを届けたい!っていう。
まぜ太:俺はさ、AMPTAKxCOLORSって動物園だと思ってるんだよね……あれ、間違えた?
あっきぃ:さすがゴリラ担当。
まぜ太:誰がゴリラだよ!(笑)
ちぐさくん:っていう感じで、スベっても誰かが助けてくれるのがAMPTAKxCOLORS(笑)。
ぷりっつ
ちぐさくん
――なんて優しい世界。そんなAMPTAKxCOLORSにおいて、それぞれの役割というと?
あっきぃ:僕は元気担当ということで、リスナーさんのこともメンバーのことも楽しませたい!ということはいつも思ってます。
けちゃ:元気なあっきぃが話すだけで、みんなも元気になるもんね。
ちぐさくん:うん、場が明るくなる。
あっと:どんなときも先陣切ってくれるしね、マジでありがたい。
けちゃ:初めて6人で動画を撮ったときなんかめっちゃ緊張してたけど、風船に一発目の穴開けるくらいの元気のよさで和ませてくれたし。
あっきぃ:めっちゃ嬉しいこと言うじゃん。
あっと:まぜ太は、やっぱり歌とツッコミじゃない?
ちぐさくん:まぜ太は言い間違いとかも全部拾って打ち返してくれるもんね。呼吸困難になるんじゃないかっていうくらい笑わされたこともあります(笑)。
ぷりっつ:ツッコミもできるしボケもできるし。一度まぜ太が生放送を休んだとき、やっぱりまぜ太は必要な存在!って思ったもんね。
あっと:で、歌がうまい。本当にうまい。
まぜ太:ちょっとこれ……嬉しい。ぷりちゃんは、お笑い担当。
あっと:笑いのボキャブラリーが豊富すぎるよね。
まぜ太:普通に面白い人ってたくさんいるけど、ぷりちゃんには0を1にする才能があると思う。
ぷりっつ:それでそれで?
まぜ太:めっちゃ喜ぶじゃん。でも、ぷりちゃんについては以上です(笑)。
あっきぃ:ちぐさくんは、とにかくかわいい。
ぷりっつ:うん、彼はかわいい担当です。次は……。
ちぐさくん:ちょっと待ってよ、もうちょっとあるでしょ!?
あっと:っていう感じで、ちぐさくんはよくイジられるよね(笑)。
ちぐさくん:でも、イジられたときは必ずあっきぃさんが助けてくれるんですよ。
あっきぃ:かわいい不思議ちゃんイジられ、3強が備わってるからなぁ。
ぷりっつ:天然でもあるよね。
あっと:間違いない。エスカレーターから転げ落ちたりとか。
ちぐさくん:みんなと一緒にいるとき、すごいでしょ!って見せようとして段飛ばししたら転んじゃって。そんな僕のことをみんないつもかわいがってくれて、感謝してます。あっとくんはかっこいい担当。
まぜ太:だし、イケボ担当。
ぷりっつ:配信ではイケボで斜め上からツッコミしてくれるよね。まぜ太がパワー系だとしたら、あっとはテクニカル系。
あっと:これ気持ちいいな(笑)。
まぜ太:ゴリラとかパワー系とか言われてる俺との違い(笑)。
ちぐさくん:それに、あっとくんはかっこいいだけじゃなくてかわいいところもある。
あっきぃ:イケボで「好き好き」って言ってくれたりとか。
あっと:あとは、みんなが昼担当なイメージなので、僕は夜担当というか、オトナな感じでいようということは思ってます。
けちゃ:僕の担当は、女の子をメロメロにすることですかね。
ちぐさくん:けちゃくんは変態担当。……え、誰もツッコまないの!?
あっと:っていうか、けちゃくんはポンコツです(笑)。
まぜ太:愛されるポンコツだよね。
ちぐさくん:でも、愛されるポンコツに見えてちゃんと爪隠してる感もあるよね。
ぷりっつ:ゲーム実況の動画とかだと、ポンコツすぎて無言で真剣にゲームしてる画面が面白いけど(笑)。
あっきぃ:存在が面白いもんね(笑)。
けちゃ:必死なんだって! AMPTAKxCOLORSってみんなゲームめっちゃうまいのに、僕だけヘタだから余計に際立つ(苦笑)。え、ほかになんかある?
あっと:いやぁ、けちゃはいるだけで面白い。
ちぐさくん:でも、しっかりしてるところもあって。
あっきぃ:確かに真面目なんだよね。そういうけちゃに引っ張ってもらえるときもあるし、実は頼りにしてます。
あっと
けちゃ
――絶妙バランスで成り立っていることも、今のお話でよくわかりました。これまで投稿してきた数々の“歌ってみた”動画で音楽ユニットとしてのポテンシャルの高さも感じさせていましたが、いよいよオリジナル曲「One Week Love」が完成。キャッチーでありつつも切なさが漂うドラマティックなナンバーについて、それぞれの好きなポイントや、歌う際に心がけたことを教えてください。
あっきぃ:元気担当ということで元気に歌ってみんなを笑顔にさせたいと思いつつ、今言ってもらったような切なさも伝わるようにということは心がけて。切なく歌いながらも顔は笑ってるという感じでした。
けちゃ:レコーディングのとき、僕はあっきぃと一緒にいたんですけど、自動販売機でお水を買おうとしてお金を入れたのにペットボトルが出てこなくて。哀しい気持ちでスタジオに行ったらめっちゃ元気なあっきぃの声が聴こえてきて、120円くらいどうでもいいや!って思えました(笑)。本当に元気になったからね、ありがとうあっきぃ!
あっきぃ:120円の価値あったか、よかった!(笑)
まぜ太:「One Week Love」って、情景が目に浮かぶような曲なので、これまで歌ってきた曲たちよりも情緒的に歌うということは意識しました。好きなポイントは、男6人で歌ってるぜ!っていう男くささですね。
けちゃ:わかる。キャッチーでポップだけど哀愁感もあってね。
――だからですかね、中毒性も高いです。
まぜ太:ですよね。聴けば聴くほど好きになるスルメ曲だなって思ってます。
ちぐさくん:うんうん。ぷりちゃんは、歌声ダンディだったよね。
ぷりっつ:あっきぃみたいに自分も普段はハイテンションで動画を撮ってるので、そういう普段の元気な感じも出しつつ、きめるところはかっこつけて。ちゃんとメリハリをつけて歌えたと思います。あと、最後にめっちゃキーの高いところがあるんですけど、そこはだいぶ頑張ったしお気に入りです。録音してるとき、まぜ太の顔を思い浮かべながら歌ったのがよかったのかな(笑)。
ちぐさくん:俺はかわいい担当ではあるんですけど、哀愁感が出せるように普段より深みのある声で歌うように意識しつつ……みんなの声を聴きながら録音できたから楽しく歌えたし、いいものにできたなと思ってます。
あっと:かっこよかったり尖ってる感じのオリジナル曲をソロで歌ってきた自分としては、グループとして初のオリジナル曲で“合わせる”ことに初挑戦したわけですけど、終盤の収録だったから、先に歌ったメンバーの声を聴いてそこに込められた想いを汲みながら歌うことができました。あと、みんなが言ってる哀愁感、しんみりするんじゃなくて笑えるような哀愁っていうのかな……。
まぜ太:わかるわかる。失恋したとき、男6人でサウナで肩組んでるみたいな感じじゃない?(笑)
あっと:「そんなことあるよな、わかるわぁ」みたいな(笑)。そういう男ノリが、女の子にも面白く届けられるんじゃないかなって。
けちゃ:僕はもう、全世界中の女の子に向けて頑張って歌いました。
まぜ太:実はね、俺もだよ。
あっと:俺もだな。
ちぐさくん:急にそうなる!?
けちゃ:あと、1週間の全曜日が歌詞に入ってるので、リスナーさんも身近に感じられるんじゃないかなと思ったりして。
――確かに、聴き手それぞれの日常に重ね合わせやすい気がします。
あっと:毎日動画投稿したり生放送したり、毎日君のことを考えてるよっていう僕たちの想いもそこにはありつつ。
ちぐさくん:6人の声の相性もマジでいいし、月曜日から日曜日まで毎日たくさん聴いてほしいです!
――そして、2022年12月29日と30日の2日間、パシフィコ横浜国立大ホールにて『1st ONE MAN LIVE〈AMPTAKxCOLORS〉』と題した初のワンマンライブが開催されます。ユニットとしての初ライブでいきなり大きなステージに立つわけですが、どんな公演にしたいと考えていますか?
けちゃ:僕もそうだし、ライブの場数をあまり踏んでいないメンバーが多いのでめっちゃ緊張してるんですけど、絶対に成功させたいし、会場に足を運んでくれるリスナーさんに自分たちの歌っている姿を観てほしい、みんなに喜んでほしいっていう気持ちがすごく強いです。
あっと:自分はメンバーの中でライブ経験があるほうなんですけど、この6人でステージに立つからには来てくれる人たちを後悔させない、大切な思い出としてみんなの生きる糧になるようなライブにするので。絶対に来てほしいです。
ちぐさくん:6人で一緒のステージに立つ初めてのライブ、大切な思い出として残したいなという気持ちが僕も強くて。不器用なところが出ちゃったりするかもしれないですけど、一緒に初めてを歩み始めてくれるリスナーさんひとりひとりに、楽しいな、好きだなって感じてもらえたら最高だよね。
けちゃ:うん。いいライブを作りたい!っていう気持ちはめちゃめちゃある。
あっと:できるよ、俺たちなら。
ぷりっつ:仲良くしてもらってる活動者さんのライブに行かせてもらったとき、それが人生初のライブ体験だったんですけど、めちゃめちゃ感動したんですよ。僕たちのライブに足を運んでくれるリスナーさんにも、同じような感動とか衝撃を与えられるような最高のライブにしたいなと思ってます。
ちぐさくん:ペンライトいっぱい振ってほしいね!
ぷりっつ:うん、めっちゃ楽しんでほしいし、楽しませたい。
まぜ太:僕は、活動者さんのライブを観て自分も活動者になりたい!と思ったので。自分が楽しむのはもちろん、リスナーさんを楽しませて、なんならみんなの人生に影響を与えられるようなライブにしたいです。
あっきぃ:自分は7年間ゲーム実況をやってきてライブ経験はあまりないんですけど、画面越しではなく直接リスナーさんに会って、笑顔を見て楽しんでもらうことができる時間や空間ってすごく特別だなと思っていて。ライブに向けての準備もそうだし、ステージに立っている一瞬一瞬も大切にしたいです。
ちぐさくん:いいこと言うね、あっきぃ。
あっきぃ:うん、やるときはやります!
――記念すべき初ライブが終わればすぐにやってくる2023年は、どんな1年にしたいですか? 今後に向けてどんな野望を抱いているかも気になります。
ちぐさくん:僕はみんなと地球征服がしたいです!
まぜ太:なに言ってんだ(笑)。
ちぐさくん:いやホント、地球人みんなに好きになってもらいたいから。
あっと:急にどういうことだよ(笑)。
――夢は大きく持ったほうがいいですもんね。
ちぐさくん:やった、ありがとうございます!
あっと:確かに、革命は起こしたいよね。走り出して4か月、ゲーム実況者と配信者からなるAMPTAKxCOLORSに対していろんな声があるけど、2023年はそういうのを全部実力ではねのけたいっていう想いがあって。AMPTAKxCOLORSは面白いしかっこいいっていうことを認めさせたいし、これまでになかった新しいエンターテインメントを確立して革命を起こしたい。俺は本気で思ってます。
まぜ太:俺もパワー系なんで、2023年は天下統一したいです。2023年はもっと楽しくなるだろうけど、その反面、大変になるとは思うんですね。でも、みんなで力を合わせて乗り越えていきたいし、6人なら絶対に乗り越えていけると思います。
ぷりっつ:いろんなジャンルのスペシャリストが集まったユニットなので。個人もガツンとかまして認知度を高めていきたいし、得た経験値やパワーをグループに注ぎたいなと。2023年は勝負の年だと思ってます。
ちぐさくん:いいね。2023年、俺らの年にしよう。
あっきぃ:ゲーム実況に“歌ってみた”にオリジナル曲に生配信にライブに、いろんな活動をするのがAMPTAKxCOLORS。ユニットとしても個人としても全力でリスナーさんを楽しませて、たくさんの人に好きになってもらいたいよね。
けちゃ:だね。2023年は挑戦の年。ベストを尽くして、リスナーさんをとことん喜ばせたいし幸せにしたいです!
文=杉江優花