『グリーン&ブラックス』#71 ミュージックショーでミュージカル『マチルダ』よりマチルダ役の4人が登場【コメントあり】
WOWOWオリジナルミュージカルコメディ「福田雄一×井上芳雄『グリーン&ブラックス』」(以下、「グリブラ」)。
2023年2月24日(金)#71は、3月11日(土)より東京芸術劇場プレイハウスにて上演予定のミュージカル『ジェーン・エア』の稽古場取材を放送。さらに井上芳雄と田代万里生がミュージカル『ファンタスティックス』より「I Can See It」、ミュージカル『マチルダ』よりマチルダ役の嘉村咲良、熊野みのり、寺田美蘭、三上野乃花が「Naughty」を披露する。
日本初演から11年ぶりに、新演出版として上演予定のミュージカル『ジェーン・エア』。上白石萌音、屋比久知奈に加え、井上も本作に出演するが、開幕直前の稽古真っ只中の現場に「グリブラ」が潜入取材。スタッフ、キャストの緊張感ある稽古場の様子とともに、井上が脚本・作詞・演出のジョン・ケアードと音楽スーパーバイザーのブラッド・ハークへのインタビューや、上白石萌音、屋比久知奈、春野寿美礼、仙名彩世、樹里咲穂との座談トークが放送される。
ミュージックショーのコーナーでは、井上と田代がミュージカル『ファンタスティックス』より「I Can See It」を披露。本作の主人公であるマットを、2003年と2005年に井上が、2010年に田代が演じたが、今回番組では井上がエル・ガヨ役のパートを、田代がマット役のパートを担当する。
さらに、今年3月より東急シアターオーブにて上演予定のミュージカル『マチルダ』より主人公・マチルダ役を務める4名が「グリブラ」に登場し、劇中歌を歌い上げる貴重なパフォーマンスとなる。
▼ 「I Can See It」(ミュージカル『ファンタスティックス』より)
【井上芳雄からのメッセージ】
僕がミュージカル『ファンタスティックス』で主人公のマットを演じたのは2003年と2005年の公演でした。「I Can See It」はマットとストーリーテラーのエル・ガヨとのデュエットで、今回はエル・ガヨのパートを初めて歌いましたね。万里生くんと歌うなら、エル・ガヨのほうを歌うのもいいかなと思いまして。マットのほうを歌ったことがあるだけに、違うパートを覚えるのは難しかったけれど、マット役をやっていたからこその安心感はありました。やっぱりよく出来たいい曲だなと。ミュージカルの原点みたいな作品ですよね。マット役は若いミュージカル俳優の登竜門みたいなところがあるから、今後もいろんな人が演じたらいいと思うんですよ。僕らはそこを経験して、ほかにもいろんな経験を積んで来た。積んだら積んだでまた違う役をやれるなら、役者って面白い、素敵な仕事だな…なんてことを感じましたね。ご覧になる方にも、ミュージカルの原点を感じていただけたらと思います。
【田代万里生からのメッセージ】
僕は2010年のミュージカル『ファンタスティックス』でマット役を演じたんですが、正真正銘、あいだに他の方が演じずに、芳雄さんから直に引き継いだ唯一の役なんです。まさか2023年になって、この曲を芳雄さんとデュエットするとは思いもしませんでした(笑)。“元祖ミュージカル”って呼ばれるくらいクラシカルな部分がある作品ですが、伴奏だけ聴いていても最新のミュージカルのような勢いのある曲だなと思います。芳雄さんが「エル・ガヨをやりたい」と公言されているので、その夢を今回、叶えてあげることができました(笑)。「I Can See It」は、マットは「未来が見える」と言っているのに、エル・ガヨは「お前の愚かな未来が見える」と言うんですよね。今年で僕は三十代最後の年です。今後も芳雄先輩の背中を追いかけながら、ず〜っとマットのように光り輝く未来を目指していきたいと思います!
▼ 「Naughty」(ミュージカル『マチルダ』より)
【嘉村咲良からのメッセージ】
スタッフさんたちが優しく「こうするんだよ」とかいろいろ教えてくれたので、すごく楽しく出来ました。
【熊野みのりからのメッセージ】
始まる前は、ついにこの日が来たんだ!ってドキドキしてたんですけど、収録が終わった時は、やり切ったぞ!ってホッとした気持ちになりました。達成感があって楽しかったです。
【寺田美蘭からのメッセージ】
テレビ番組の収録はあまりない機会なので、全力を出し切って頑張りたいと思いました。すごく楽しかったです!
【三上野乃花からのメッセージ】
舞台のレッスンをずっとやって来て、今回初めて番組の収録をやって、ちゃんとダンスが出来て嬉しかったです。この番組を観て「よかったね、この舞台、観に行きたいね」と思ってもらえたら嬉しいです。