チェリスト・佐藤晴真、サード・アルバム『歌の翼に~メンデルスゾーン作品集』2023年4月に発売決定 先行シングル「無言歌」の配信スタート
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『歌の翼に~メンデルスゾーン作品集』ジャケット
チェロ奏者、佐藤晴真のサード・アルバム『歌の翼に~メンデルスゾーン作品集』が2023年4月12日(水)に発売されることが決定し、2月22日(水)より先行シングル「無言歌」の配信がスタートした。
「無言歌」ジャケット
2019年、長い伝統と権威を誇るミュンヘン国際音楽コンクールチェロ部門において日本人として初めて優勝する快挙を果たした24歳のチェロ奏者・佐藤。
アルバム『歌の翼に~メンデルスゾーン作品集』は、昨年に続き今年のリサイタルでも取り上げていくメンデルスゾーンの作品を収録。演奏される機会の少ないソナタから、美しい旋律をもつ協奏的変奏曲、メンデルスゾーンの最も有名な歌曲である「歌の翼に」、ピアノ独奏のための「無言歌」のチェロ版まで。メンデルスゾーンの様々な側面、魅力を垣間見ることができる内容となっている。
また、ピアニスト・久末航との気持ちが呼応した演奏も聴きどころで、レコーディングは埼玉県にある秩父ミューズパーク 音楽堂で3日間に亘って行われた。
今作のリリースについて佐藤は、「作品はとてもシンプルで明快な作りですが、その音一つ一つには心からの感情が込められているようです。時に喜びに心躍らせ、時に自らの出自と重ね葛藤する。完璧な様式美を持つメンデルスゾーンの作品たちを、久末航さんの素晴らしいピアノと共に是非お聴きください!」とコメントを寄せている。
▽佐藤晴真 プロフィール
佐藤晴真
2019年、ミュンヘン国際音楽コンクール チェロ部門において日本人として初めて優勝して一躍国際的に注目を集めた。18年にはルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第1位および特別賞を受賞。第83回日本音楽コンクール チェロ部門第1位および徳永賞・黒柳賞など受賞多数。バイエルン放送響はじめ国内外の主要なオーケストラと共演しており、リサイタル、室内楽でも好評を博している。20年には名門ドイツ・グラモフォンよりCDデビューし、現在2枚リリース。齋藤秀雄メモリアル基金賞、出光音楽賞、日本製鉄音楽賞受賞。文化庁長官表彰(国際芸術部門)。現在、ベルリン芸術大学在学中。使用楽器は宗次コレクション貸与のE. ロッカ1903年。