松尾スズキ、生誕60周年記念で初の個展を開催~「絵、見せに、馳せ参じます!」
生誕60周年記念art show『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』
2023年12月8日(金)~15日(金)スパイラルホールにて、生誕60周年記念art show『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』が開催されることが決定した。
1988年に「大人計画」を旗揚げして以降、舞台をはじめ、映画、小説、エッセイ、コントドラマなど数多くのエンターテインメント作品を世に送り出し続ける松尾スズキ。少年期は、赤塚不二夫の影響を受け漫画家を志し、ギャグ漫画を描き続けた日々。大学時代はデザインを専攻し、さまざまなポップアートに触れ、アート作品制作に没頭するなど、松尾の創作活動は演劇よりも先にアートがあった。
2022年に還暦という節目を迎え、これまでに松尾が描きためた絵画、イラスト、手がけた舞台美術作品を集め、今回、初の個展を開催する。
演劇ファンはもちろん、アート好きな方々も楽しめる作品が盛りだくさんの個展となっている。また、開催期間中には過去の舞台作品の上映や、歌とトークのイベントも予定。豪華ゲストが集結し、会場を盛り上げる。
アートを通してみる松尾スズキの世界。“芸術家 松尾スズキ”の新たな一面を会場で堪能しよう。
松尾スズキ コメント
松尾スズキ
男、松尾スズキ。なんとかここまで起訴されず、いろいろやってきましたが、ここに来て、絵、見せに、馳せ参じます!
<プロフィール>
1988年に大人計画を旗揚げ、主宰として作・演出・出演を務めるほか、小説家・エッセイスト・脚本家・映画監督・俳優など多彩に活躍中。『ファンキー!~宇宙は見える所までしかない~』(96)で第41回岸田國士戯曲賞を、映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』(07)で第31回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を、『命、ギガ長ス』(19)で第71回読売文学賞戯曲・シナリオ賞を受賞。小説『クワイエットルームにようこそ』、『老人賭博』、『もう「はい」としか言えない』は芥川賞候補となった。主演したテレビドラマ『ちかえもん』は第71回文化庁芸術祭賞ほか受賞。20年よりBunkamuraシアターコクーン芸術監督に就任。最近の公演としては『世界は一人』(19・出演)、『命、ギガ長ス』(19・作・演出・出演)、『キレイ-神様と待ち合わせした女-』(19-20・作・演出)、『フリムンシスターズ』(20・作・演出)、『シブヤデアイマショウ』(21・総合演出・構成台本・出演)、『パ・ラパパンパン』(21・演出)、『命、ギガ長スW』(22・作・演出)、『ドライブイン カリフォルニア』(22・作・演出)、『ツダマンの世界』(22・作・演出)、『シブヤデマタアイマショウ』(23・総合演出・構成台本・出演)などがある。
イベント情報
住所:東京都港区南青山5丁目6₋23
また、過去の舞台作品の上映や、歌とトークのイベントも開催予定。
【お問合せ】大人計画 03-3327-4312(平日11:00〜19:00)
https://otonakeikaku.net/stage/3394/