「放浪の天才画家」山下清の生誕100年記念『山下清展ー百年目の大回想』 東京・SOMPO美術館にて開催決定
『生誕100年 山下清展ー百年目の大回想』
『生誕100年 山下清展ー百年目の大回想』が、2023年6月24日(土)から9月10日(日)まで、SOMPO美術館にて開催される。
「放浪の天才画家」として知られる山下清(1922-1971)は、懐かしい日本の原風景や名所を貼絵で表し、多くの人々の心を捉えてきた。生誕100年を記念する本展では、代表的な貼絵の作品に加え、子供時代の鉛筆画や後年の油彩、陶磁器、ペン画などを展示し、山下清の生涯と画業を紹介する。
《ともだち》1938(昭和13)年 貼絵 24×33cm 山下清作品管理事務所蔵
《長岡の花火》 1950(昭和25)年 貼絵 53×75cm 山下清作品管理事務所蔵
日本各地を自由気ままに旅する生活を好んだ山下清は、驚異的な記憶力をもち、スケッチやメモを取らずとも、旅先で見た風景を細部まで正確に思い出すことができたという。ときおり旅から戻ると、高い集中力を発揮して、手で細かくちぎった紙片を緻密に貼り合わせることで、超絶技巧的とも言える貼絵を制作。そこに見られる丁寧な細部描写と豊かな色調という魅力は、油彩やペン画、水彩画など他の作品にもよく表れている。本展では、こうした多彩な作品約190点をはじめ、旅に持参したリュックや浴衣、所蔵していた画集などの関連資料なども展示。49歳で逝去するまで個性的な創作活動を続けた山下清の世界を堪能することができる。
《東海道五十三次・富士(吉原)》 制作年不詳 版画 27×35cm 山下清作品管理事務所蔵
《ロンドンのタワーブリッジ》 1965(昭和40)年 貼絵 44×52cm 山下清作品管理事務所蔵
『生誕100年 山下清展ー百年目の大回想』は、2023年6月24日(土)から9月10日(日)まで、SOMPO美術館にて開催。前売券は4月27日(木)より、イープラスほかプレイガイドにて販売予定。
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展覧会情報
会期:2023年6月24日(土)~9月10日(日)
会場:SOMPO美術館(〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1)
https://www.sompo-museum.org
休館日:月曜日(ただし7月17日は開館)
開館時間:午前10時~午後6時(最終入館は午後5時30分まで)
観覧料:一般1,400(1,300)円、大学生1,100(1,000)円、高校生以下無料
※( )内は事前購入料金、事前購入券は4月27日(木)より販売予定、公式電子「アソビュー!」、ローソン、イープラス、ぴあなどでお買い求めいただけます。詳細は美術館ホームページをご確認ください。
※身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳を提示のご本人とその介助者1名は無料。被爆者健康手帳を提示の方はご本人のみ無料。
主催:SOMPO美術館、朝日新聞社
協賛:SOMPOホールディングス
特別協力:損保ジャパン
後援:TOKYO MX、新宿区
協力:山下清作品管理事務所
企画協力:ステップ・イースト
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)