開催迫る！ 石井琢磨、菊池亮太ら出演の『貴公子たちの音楽会』Vol.2、演奏曲目が発表　プロデューサーが語る見どころとは

 

BS11が主催する、テレビ番組とイベントと配信をハイブリッドした、新スタイルのエンターテイメント『貴公子たちの音楽会』。「Vol.2～春（スプリング）～」の開催が2023年4月21日（金）に迫り、演奏曲目が発表となった。

初回の好評をうけ第2弾の開催となる今回、出演には、もっともの取れないクラシック・ピアニストに成長した石井琢磨とアグレッシブかつジャンル横断的なピアノスタイルで58万人を超えるYouTubeチャンネルのフォロワーをもつ菊池亮太。番組とイベントをMCとして切り盛りし、ピアニストたちとコレボレーションも見せてくれるのは、今年結成15周年のヴォーカルグループ「LE VELVETS」のメンバー佐賀龍彦と宮原浩暢。さらに、テノールの高島健一郎率いる、新ヴォーカルグループ「REAL TRAUM」も登場する。

コンサートは、ピアニストたちのソロあり、2台ピアノありのラインアップで、YouTubeチャンネルでお馴染みの共演も生で楽しめるが、クラシカル・クロスオーバー界の先輩であるLE VELVETSの2人とのコレボレーションも楽しみなところ。前回は復帰直後で歌に挑戦できなかった佐賀龍彦が、菊池亮太とのソロでの初共演を聴かせてくれる予定だ。

コンサートは、イープラスの配信プラットフォーム「Streaming+」で同時生配信も実施予定。また、5月に放送予定の番組では、コンサートでは見られないアーティスト各々のプロフィール映像や素顔も紹介し、多面的にアーティストの魅力を伝えていく。

このたび、本企画のコンテンツプロデューサーである長嶌氏（BS11）が企画立ち上げの経緯や見どころを語ってくれた。

――この企画を立ち上げられたきっかけは、何だったのでしょうか？

YouTubeを舞台に活躍するピアニストたちが、CMや音楽番組、芸能・情報番組などにひっぱりだこになっていて、その人気を後押ししているのがピアニストたちのYouTubeチャンネルの登録者たちでした。２０万人、50万人、中には100万人を超える登録者を持つアーティストたちがどんどん台頭してきていました。BS放送の視聴者は映画、紀行、教養番組はもちろん、音楽や芸術をゆったりと楽しみたいという層も多く、視聴層とマッチする出演者になってくれる、かつYouTubeでコンテンツを楽しんでいる層にも支持してもらえるのではないかと思い、ぜひ番組を一緒に作れないかと注目していました。

――石井琢磨や菊池亮太をどう感じてらっしゃいますか？

お二人とも、YouTubeで絶大的な人気を誇る一方、数々の国際コンクールでも入賞の実績を持っていらっしゃいます。ストリートピアノなどの活動をはじめ、様々なジャンルに挑戦されていますが、基盤、実力がしっかりしているからこそ、多くの人々の心を打つのではと思います。参加される皆様が、日常から離れ、まるでシンデレラが舞踏会に参加したような、彼らとともに特別で贅沢な時間を過ごしていただければと思い「貴公子たちの音楽会」とネーミングさせていただきました。

――第1回を終わっての手ごたえはいかがでしたでしょうか？

想像していた以上に、ご来場いただいたお客様や視聴者の皆様から、熱い反響をいただき、早々にもう一度開催しなければ！という思いをつのらせて、今回の開催となりました。

――今回はどのようなコンサートとなるのでしょうか？

ピアニストのお2人と歌手の皆さんとの共演が見られるのはこのコンサートならではの企画です。LE VELVETSの佐賀さんがお元気になられて、菊池亮太さんとスペインの古都グラナダへのあこがれを歌ったララの名曲「グラナダ」を聴かせてくれるのも楽しみですし、宮原さんの闘牛士の歌も同様です。石井琢磨さんのウィーンでの友人である高島健一郎さんが新しく結成したヴォーカル・グループ「リアル・トラウム」が、デビューコンサートを前にしてこの企画に参加して、しかも石井琢磨さんとの共演でレハールのオペレッタ「微笑みの国」の名曲「君はわが心のすべて」を披露していただけるなど、特別な共演を楽しんでいただけます。ピアニストのお2人も、工夫を凝らした選曲で臨んでくれるそうで、菊池亮太さんはお得意の「スペイン」やラフマニノフのアニバーサリー・イヤーにあわせて、ラフマニノフの菊池さんらしいメドレーに挑戦してくれます。また、石井琢磨さんもラフマニノフのアニバーサリーに、少しひねって、彼のライバル＝スクリャービンの名曲「悲愴エチュード」を聴かせてくれます。もちろん、他にも新しいトライをしてくれるそうです。