純烈『明治座 9月純烈公演』、新歌舞伎座『新春 純烈公演』イメージビジュアル&メインキャストが決定
(左から)純烈 後上翔太、白川裕二郎、岩永洋昭、酒井一圭
2023年9月8日(金)~10月1日(日)明治座創業150周年記念『明治座9月純烈公演』、2024年1月6日(土)~22日(月)に新歌舞伎座開場65周年記念『新春純烈公演』が上演される。このたび、第一部「ハリウッドスターになりたくない!」のイメージビジュアルの公開とメインキャストが決定した。
人気と実力を兼ね備えた歌謡コーラスグループ、純烈。本年、新メンバーとして岩永洋昭が加入したことも大きな話題となった。
純烈は2021年7月に明治座で初座長公演を行い、笑いと涙に溢れるコメディと心に響く歌声で観客を魅了。今年9月、明治座で2年ぶり2回目の座長公演を行う。今回も芝居と歌の2本立てで彼らの魅力を余すことなく楽しめる舞台となっている。そして、同公演にて待望の新歌舞伎座初座長公演が2024年1月に決定した。
第一部の芝居「ハリウッドスターになりたくない!」は1930年代、夢と希望、名声と欲望が渦巻く黄金期のハリウッドを舞台にした書き下ろしコメディです。公開されたビジュアルは燕尾服とスーツでクールに決めた純烈の4人。岩永洋昭と後上翔太は役者の兄弟デビー役とパット役、白川裕二郎はセールスマンのトニー役、そして酒井一圭はその3人を追うギャングのジャック役に扮する。
純烈を取り巻くメインキャストは、ヒロインで若手女優・キャロル役には元AKB48のメンバーで現在は女優・タレントとして新境地を拓く横山由依、映画監督・クラーク役には軽妙な演技が持ち味の松竹新喜劇の曽我廼家寛太郎、映画の主演女優・プリシラ役には数々の舞台作品を中心に存在感を発揮する小川菜摘、という豪華な顔合わせが実現。多彩なキャストと純烈が織りなすエンターテインメント溢れる舞台に期待が寄せられる。
横山由依
曽我廼家寛太郎
小川菜摘
1930年代、ニューヨークの酒場。売れない役者のデビー(岩永洋昭)、パッド(後上翔太)兄弟とセールスマンのトニー(白川裕二郎)は偶然、ジャック(酒井一圭)というギャングの悪事を知ってしまう。怒ったジャックは3人を始末しようと銃撃し、逃走劇の末、ロサンゼルスへ。3人はジャックから身を隠すためにハリウッド映画のエキストラに紛れ込んだが、その映画は主演女優・プリシラ(小川菜摘)がわがままに振る舞うB級作品。プリシラは若く美しい助演女優・キャロル(横山由依)が気に食わず、いじめてばかりで撮影はしょっちゅう中断していた。一方、ジャックも監督のクラーク(曽我廼家寛太郎)とは昔馴染みで、スタジオに居座っている。ジャックに気づかれないようにする3人だが、デビーとパットはつい演じたがってしまうし、トニーは意外にも芝居がうまく、プリシラに気に入られて相手役に抜擢されてしまい、さらにはキャロルとは恋仲に。それぞれの状況が交錯する中、ついに3人は正体がバレてしまい……。
公演情報
演出:村上大樹