濱田龍臣、新納慎也ら出演で『ビロクシー・ブルース』上演決定 ニール・サイモンの自伝的傑作青春グラフィティ

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2023.5.11

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2023年11月3日(金・祝)~19日(日) 日比谷・シアタークリエにて『ビロクシー・ブルース』が上演されることが決定した。

本作は、ブロードウェイを代表する喜劇作家ニール・サイモンの自伝的戯曲であり、青春グラフィティの傑作。舞台は第二次世界大戦中の新兵訓練所。若者たちが繰り広げる、笑いとエネルギー、そして少しのほろ苦さとたっぷりのユーモアに彩られた青春ドラマだ。1985年にブロードウェイで初演され、トニー賞最優秀作品賞受賞、ドラマデスクアワード演劇部門ノミネート他、数々の賞を受賞し、1988年には映画化(邦題:「ブルースが聞こえる」)もされ、名優マシュー・ブロデリックが主人公ユジーンを演じた。

本作の演出を手掛けるのは、2018年に読売演劇大賞を受賞し、昨今、ストレートプレイからミュージカルまで活躍のめざましい小山ゆうな。主人公ユジーンは濱田龍臣、ほか、宮崎秋人、松田凌、鳥越裕貴、木戸邑弥、大山真志、岡本夏美、小島聖、新納慎也の出演が発表されている。

STORY 

この戦争でぼくは3つの決心をした。 
作家になること、生き残ること、それから初体験をすること! 

1943年、18歳から20歳までの新兵が列車に揺られている。作家志望の青年・ユジーンは個性的な仲間たちの様子を観察し、将来のために日記をしたためている。彼らはビロクシーの新兵訓練所に送られ、鬼軍曹・トゥーミーの厳しい指導を受ける。権力との衝突や価値観の対峙を経て、悲惨な訓練生活をたくましくエネルギッシュに乗り切り成長する彼ら。そんな中、ユジーンはビロクシーの娼婦・ロウィーナを相手に童貞を失い、カトリック学校に通う美少女・デイジーと初めて恋に落ちる。そして、様々な事件や騒ぎの後、彼らは訓練所を去り、戦場へ送られていくのだった。その後の彼らについてユジーンが語る――。若さと冒険心に満ちたあの日々は、日記の中でいまだ輝いている。 

公演情報

『ビロクシー・ブルース』
 
作:ニール・サイモン
演出:小山ゆうな 
製作:東宝 
 
日程:2023年11月3日(金・祝)~19日(日)日比谷・シアタークリエ(公演問合せ先:03-3201-7777)
一般前売開始:8月26日(土)
料金:11,000円(全席指定・税込) 
 
登場人物 
◆ユジーン 濱田龍臣 作家志望。皆の様子を日記に書いている。 
◆エプスタイン 宮崎秋人 博学だが、虚弱体質。軍隊を嫌う異端者。 
◆カーニー 松田凌 おとなしい性格。歌うのが好きだが、下手。 
◆セルリッジ 鳥越裕貴 自分ではユーモアがあると思い込んでいる暴れん坊。 
◆ヘネシー 木戸邑弥 先に入隊し、炊事当番をやっている。同性愛者。 
◆ワイコフスキ 大山真志 元トラック運転手。屈強すぎる胃袋と異常性欲の持ち主。 
◆デイジー 岡本夏美 カトリック学校に通う美少女。ユジーンの初恋の人。 
 
◆ロウィーナ 小島聖 ビロクシーの娼婦。ユジーンの初体験の相手。 
 
◆トゥーミー 新納慎也 新兵訓練担当の鬼軍曹。 
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