変化と成長、目指すべき最高の@onefiveへ想いを馳せる「ファンのみなさんのことを信頼してるからこそ変われたところが多い」
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@onefive
――そして、メジャーデビュー後初となるCDシングル「Chance×Change」が5月24日にリリースされます。メジャーデビューを果たしたのは去年ですけど、活動のフィールドが変わったことに対するいまの心境を教えてください。
KANO:メジャーになると関わるオトナの方スタッフの数が増えたり、今までできなかったことがどんどん叶ったりしているので、自分たちが前に進んでいることをひしひしと感じています。
SOYO:今回のライブでも私たちがやりたいって言ったことがいくつか叶いました。
GUMI:あと、イヤモニも初めてつけました。
――あ、これまではしてなかったのか! それはすごい!
MOMO:私たちもすごいと思います。以前の映像を観ると気持ち悪いんですよ。イヤモニもしてないのに4人の動きが揃ってて。
GUMI:「これ、イヤモニしてないのにヤバいね」って。無音のところでも歩きが全員揃ってる。
KANO:リズムと歩幅も一緒で……! こわい!
――自分たちのことなのに(笑)。
GUMI:今はとにかく歌いやすくなりました。「雫」はいきなり歌から始まる曲で、歌い出しのSOYOはこれまで感覚でやってたんですけど、今ではカウントを聞いて歌えるようになりました。
――え、これまでは感覚でやってたんですか!?
SOYO:感覚! 「……ちょっと音が大きくなった、ここだ!」って。
――すごい!
MOMO:微細な違いをね。
GUMI:ほかにもそういうところは多かったよね。でも、イヤモニになってからはカウントが聞こえるようになってめっちゃ正確になったからすごく楽しいです。
GUMI
――今回のシングルでは新たな制作陣による楽曲が増えましたね。作家さんの変化についてはどう感じていますか。
SOYO:今までは辻村さんにつくっていただいていたんですけど、音とか音数とかそれぞれ個性が違っていて、今回のシングルに入っている曲たち……「未来図」は辻村さんがつくってくださったんですけど、私はこれまでとはまた違った<好き>を感じています。
――音数が減ってすっきりしてる感じはありますよね。
KANO:確かに。声がめちゃめちゃわかりやすいというか。
GUMI:それぞれのよさが引き立ってる。
MOMO:歌割りも、例えば「Last Blue」は4人ともソロパートが多かったりして、そういうところにも新しさがあるし、私たちそれぞれの歌をより聴いてもらえる曲たちだと思います。
――「Last Blue」もそうですけど、歌詞もちょっとビターで全体的に大人になってる感じがしますね。
KANO:確かに。
――僕は「Last Blue」が一番好きです。
4人:(口々に)私も好き~!
――どのへんが好きですか。
MOMO:失恋の曲ということで歌詞はビターな感じなんですけど、悲しむばかりじゃなくて、 「悲しくてブルーな気持ちはこれで最後にしよう!」って吹っ切って思いっきり1人を楽しむ女の子の姿が@onefiveのはっちゃけた空気感とすごくリンクしてると思います。あと、みんなで一緒に歌ったり踊ったりして楽しめる曲になってるので、ぜひ一緒に楽しんでほしいですね。
――ほかにこの曲で魅力を感じているところはありますか。
SOYO:掛け声とかアドリブみたいなところがたくさんあったり、そういう遊び心もある曲だと思ってて。あと、MOMOちゃんの<Don’t call me from now>っていうセリフのあとにぷーっぷーって電話が切れた音が入ったり、そういうのが新しい感じがして好きですね。
――僕がこの曲で好きなのは、ほろ苦さがありつつもかわいい要素が散りばめられているところで。例えば、「ねこふんじゃった」のフレーズが引用されてるじゃないですか。
4人:ああ~!
KANO:お気づきですかあ!
――はい、あそこがおしゃれだなと。
GUMI:あれ、最初めっちゃびっくりした。
MOMO:私たちは最初気づいてなくて、レッスンでこの曲のインストを聴いたときに初めて気づいたんです。
KANO:ダンスの先生も「ねこふんじゃった」のリズムで振りを教えてくれたので、そのときは「『ねこふんじゃった』で覚えるんだあ」って思ってたんですけど、実際に曲を流して踊ってみたら本当に「ねこふんじゃった」だったから「マジか……!」ってびっくりした。
MOMO
――そんな楽曲の変化がありつつも、サウンドの透明感からはしっかり@onefiveらしさを感じます。そこでお聞きしたいんですが、@onefiveの音楽の譲れない部分、変えてはいけない部分はなんだと思いますか。
MOMO:@onefiveの曲ってすごく元気をもらえたり、背中を押す曲が多いなって改めて思って。なので、それぞれの楽曲にある「大丈夫だよ」っていうメッセージ、それは絶対に譲れないポイントだと思っています。「Last Blue」のメッセージも「1人だって楽しいよ」だし、「Ring Donuts」では絆の大切さを伝えたいし、「Chance」では「ありのままのあなたでいいんだよ」って 背中を押したり元気を届けたいと思って歌っているので、そういうところはずっと変えずにいきたいと思っています。
GUMI:私たちは今回、衣装の雰囲気とか髪型が変わったりしたけど、 やっぱり一番大事なのはお客さん……@fifthを楽しませたいっていう気持ちなので、それはずっと変わらないのかなって思います。
――ダンスに関してはどうでしょう。「Chance」のMVを観ても思いましたけど、相変わらずクオリティが高いなと。
GUMI:今回の新曲はそれぞれ振付師の方が違ってて。
MOMO:しかも、ジャンルも全然違うので、過去最高の難易度でした。
――そうなんだ!
KANO:私たちはこれまでバレエみたいに体のシルエットを綺麗に見せるようなダンスをしてきたんですけど、「Ring Donuts」はヒップホップ寄りというか、男性が踊ってそうな振付があったり、私たちが これまでに踏み入れてこなかったような振りが多いので、ひとつの振りに何時間もかけてみんなで練習しました。すごかったよね。
MOMO:今回はKANO先生が大活躍で。
――どんな活躍を?
GUMI:振りをつけてもらったあと、まずKANOに先生の踊り方を吸収してもらって、そのあとに私たちがKANOから細かいところを吸収して。
SOYO:KANOに引っ付いていってね。超近くに寄ってさ(笑)。
MOMO:4人で縦に並んで、そこからはみ出ないように踊ってみたりしてね(笑)。
KANO:懐かしいね(笑)。すごかったね。
GUMI:難しかったです、本当に。楽しかったけど。
――この4人でさえも何時間もかかるって相当ですね。
GUMI:本当に初めてって感じ。
SOYO:見せ方がわからなくて。
MOMO:なんのヒントもなかったから。
KANO:そうだね、基礎からやったね。
――それはこれまで経験してこなかったジャンルだからこその難しさ?
KANO:そうですね。体の動かし方が全部違ってて。これまではちょっと重心上で、お姉さんみたいにヒールを履いて踊るって感じだったんですけど、今回は下重視。「みんな、足に筋肉つけて!」みたいな。だから、ズボンで踊ったらめっちゃかっこよく見えるダンスだと思います。
KANO
――今ってTikTokの影響力がすごいじゃないですか。90年代はいろんな人にカラオケで歌ってもらうことを意識した曲が多かったけど、今はたくさんの人に踊ってもらうための振付が増えていて、そのためにサビの振りをキャッチーにしたり、真似しやすくしたり。でも、@onefiveの振りはすごく高度だし、「Chance」のサビもぱっと見はキャッチーだけど、「これ、絶対真似できないやつだぞ」っていうのが容易に伝わってくるんですよ。でも、4人にはみんなに踊ってもらいたいっていう気持ちもあるんですよね?
KANO:めちゃめちゃあります。
SOYO:挑戦していただきたいです!
GUMI:前に私たちの目標みたいなことについて4人で話したときに、ダンスは難しくて最初は踊れないって思うかもしれないけど、それでもカッコいいから真似したいって思ってもらいたいって言ってて。だから、そう思ってもらえるようにもっと頑張りたいなと思ってます。
――やっぱり、誰にでも簡単に踊れるようなものにはしたくないっていうプライドもありますよね。
MOMO:わざと簡単な振りにするんじゃなくて、「絶対こんなのできない! でも、やってみたい!」って思ってもらえたら本望ですね。
――みなさんとしては真似してもらいたいんでしょうけど、やっぱりいい意味でハードルが高いですよ。
MOMO:確かに。みんなが踊ってくれるのも絶対嬉しいことだけど、@onefiveの良さはこれだよね、とも思います。
――いまザッと話しただけでもたくさんの変化がありました。自分たちのやりたい表現をすることと、ファンの好みや思いを大切することのバランスって難しいですよね。その点はどう考えていますか。
GUMI:私たちとしては、これからの@onefiveをずっと見ていてほしいと思っているから、 最初は本当に不安だったけど、ファンの方々は私たちの思いが変わっていないということをちゃんと分かってくれていて、その上でついていきたいと言ってくださっているので、私たちはそういう方々のためにももっとよくできるところはよくしつつ、みなさんを楽しませてこれからも頑張っていきたいと思ってます。
――それは自分たちの選択は間違っていないという自信があるってことですよね。
SOYO:むしろ、ファンのみなさんのことを信頼してるからこそ変われたところが多いと思います。
GUMI:本当にそう。
SOYO
――この変化の振り幅はファンへの信頼の証でもあると。では、今後の@onefiveはどうやって目標へと突き進んでいくんでしょう。
SOYO:日本武道館のステージへと進めるように、いろんなジャンルにも挑戦して自分たちの幅を広げて、最強の@onefiveになりたいです。
KANO:唯一無二の存在になりたいから、これからどんどん4人にしかできないことを見つけ出して、それを極めていきたいと思います。
――その目標にたどり着くために、今の自分たちには何が必要だと思いますか。
KANO:今回のシングルで「Ring Donuts」「Last Blue」「Chance」を新たに歌ってみて、自分たちにはまだこんなにもできないことがあるんだって改めて気づいたし、まだまだいろんなダンスを極められると思うから、そういうものを極めていきつつ、もっといろんな人に知ってもらえる機会をたくさん作って、初めて@onefiveを見た人にも魅力的だと思ってもらえるように努力したいです。
――そうか、まだまだやらなきゃいけないことがあるのか。言われてみれば確かにそうなんでしょうけど、最初から完成されたものを観ているような気になっていたので、ちょっと驚いちゃいますね。
SOYO:まだまだ未完成です。
MOMO:自分たちの実力不足を思い知りました。
――では、今後の意気込みをお願いします!
MOMO:@onefiveは「Chance×Change」を通じて様々な変化をするなかで自分たちの新しい可能性にたくさん気づけたので、その可能性をもっと広げていけるようになりたいし、今回に限らずこれからも<Change>していきたいと思っているので、皆さんにはそれを楽しみにしていただきたいし、いつか武道館で会えるように頑張りたいと思います。
――100点のコメントですね!
4人:わーい!
取材・文=阿刀"DA"大志 撮影=大塚秀美
@onefive
リリース情報
イベント情報
5月23日(火)19:00
オンラインサイン会&抽選会
5月24日(水)17:30
(東京)アーバンドックららぽーと豊洲 シーサイドデッキメインステージ
5月27日(土)①13:00 ②16:00
(東京)ららぽーと立川立飛 2Fイベント広場
6月3日(土)14:00
(東京)ダイバーシティ東京 プラザ 2Fフェスティバル広場
6月4日(日)①13:00 ②16:00
(千葉)イオンモール幕張新都心 グランドモール 1F グランドスクエア
6月10日(土)①13:00 ②16:00
(大阪)もりのみやキューズモールBASE 1F BASEパーク
6月11日(日)①13:00 ②16:00
(愛知)タワーレコード名古屋近鉄パッセ店 屋上イベントスペース
https://onefive-web.jp/news/detail.php?id=1107958
5月24日発売 メジャー1st SG「Chance×Change」
【CD+Blu-ray】 AVCD-61319/B 税込5,500円
【CD】 AVCD-61320 税込1,500円
・イベントスケジュールは、状況により変更となる場合もございます。ご了承ください。
・詳細は、確定次第、オフィシャルホームページにて、ご案内申し上げます。
・会場への問い合わせは、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。イベントの中止の要因となります。