自閉症の画家 石村嘉成、地元愛媛で展示会『いきものだいすき』開催、動物の絵画など100点を展示

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2023.6.12
「Animal History」

「Animal History」

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7月15日(土)〜9月10日(日)の期間、愛媛県立美術館にて『石村嘉成展「いきものだいすき」』が開催される。

「ゆかいなヒメウミガメ」

「ゆかいなヒメウミガメ」

動物を中心に版画や絵画を制作しているアーティスト、石村嘉成。新居浜市で生まれ、2歳で自閉症と診断された。13歳からは家族や周囲の支援を受け、版画や画を描き始めて才能を開花。2020年には南海放送賞を受賞、数々の展示会を開催している。

「おしゃれなウーパールーパーちゃん00」

「おしゃれなウーパールーパーちゃん00」

作品の題材は生きもの。厳しい環境で力強く生きる命、親子の情愛、巣立ちの瞬間、作品からは彼のメッセージが発信されている。同展では「生きものワンダーランド」や「生きもの森羅万象」など100点を間近で見ることができる。全長26mの「Animal History」も同展に向け制作中とのこと。

「Animal Life History」

「Animal Life History」

同展は南海放送開局70年記念として開催される。70周年記念のメインテーマでもある愛媛主義の視点からも、地域の新たな才能に光を当て、「地域と繋がる」ことを目指す。

前売り券はイープラスほかプレイガイドにて発売中。

イベント情報

展覧会『石村嘉成展「いきものだいすき」』(仮)
日時:2023年7月15日(土)~9月10日(日)(58日ー休館日8日=50日間開催)
場所:愛媛県立美術館 常設展示室 1 階 1・2
主催:愛媛県・南海放送
展示作品:
「生きものワンダーランド」「生きもの森羅万象」3m×3m 2つ、3m×2m 4点(動物)、亡き母の手紙、嘉成作業机を初展示など100点予定
全長26mの「Animal History」を今回の個展に向け制作中
観覧料:前売り大人 1,200 円、高大生 500 円、小中生 300 円
(予定) 当日 大人 1,400 円、高大生 700 円、小中生 500 円
会期中、石村嘉成とのワークショップや講演会も予定しています。
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