XIIX、七夕の夜に大阪でトーク&ライブ、FM802『ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-』公開収録にゲストで登場
-
ポスト -
シェア - 送る
FM802『ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-』公開収録 ゲスト:XIIX 撮影=渡邉一生
FM802『ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-』公開収録 2023.7.7(FRI)大阪・あべのキューズモール(3階スカイコート)
7月7日(金)に大阪・あべのキューズモール(3階スカイコート)にて、FM802『ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-』(毎週月〜木曜/21:00-23:48放送)の番組公開収録が開催された。ゲストに招かれたのは、XIIX(テントゥエンティ)の斎藤宏介(Vo.Gt/UNISON SQUARE GARDEN)と須藤優(Ba)。番組DJの落合健太郎とともに、7月26日(水)にリリースする3rdアルバム『XIIX』についてのエピソードを披露。また、来場者からの質問に応え、弾き語りも披露する特別な時間に。会場を大いに沸かせた、七夕の夜の模様をレポートする。
FM802 DJ 落合健太郎
会場には約1000人の来場者が詰めかけた、FM802『ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-』の番組公開収録。いまかいまかと待ち構える中、DJ・落合健太郎に呼び込まれてXIIXの斎藤と須藤が登場すると、拍手喝采が巻き起こった。
約2年半ぶりのリリースとなる、3rdアルバム『XIIX』について聞かれると斎藤は「自信作じゃないと出したくないと思って時間がかかりました。デビュー当時から、1曲や2曲じゃ本気さが伝わらないと思ったから、アルバム3枚かけて自己紹介を完了させようと思っていたんです。だけど、いざやってみると大変でしたね」と、満を持してバンド名を冠した本作について語る。須藤は「2年半かけてじっくりコトコト煮込んでは、もっと良くなるんじゃないかとひたすら自分に問いかけていたアルバムだったので、完成した開放感がすごいです」とリリースへの喜びを露わに。
XIIX
また、多忙を極めるふたりの制作過程については、斎藤は「コロナ前からリモートで曲を作っていて。すってぃーがワンコーラスのオケを作って、それにメロと歌詞をのっけて返して、そのキャッチボールで膨らませていくというやり方だったので、忙しくてもなんとかなるスタイルではありましたね」と語った。さらに、XIIXだけでなくユニゾンでの活動などそれぞれ切り替えが難しいのではないかとの問いに、「なにやってる時もあんまり変わらないですね。まぁ、僕自身が音楽みたいなもんなんで」としたり顔。これには会場からも「フゥー!!」と歓声が飛ぶ盛り上がりに。
斎藤宏介(Vo.Gt/UNISON SQUARE GARDEN)
来場者からの質問コーナーでは、「今年から社会人になり、接客業のため初対面の方と会話しなければいけないけれども苦手です。初対面の人との会話で気をつけていることは?」との質問に、斎藤は「人見知りじゃない人はいないと思ってるので、「人見知りなんです」と人に伝えることはズル。人との会話は協力だと思ってるので、この場を楽しくするのか、お互いに有意義な時間にするために、その場にいる人で作り上げるという考え方でいれば意外となんとかなる」とアドバイス。来場者も頷く納得の回答につづいて、須藤はというと、さっそく「……俺ね、人見知りしないんです」と回答。これには「出た! 隣にいた!」と斎藤もすかさずツッコミをいれて来場者も大笑い。須藤の言い分を聞くと「人見知りは、自分がどう思われるかと自分基準で考えてしまうから喋れなくなることが多いのかなと思って。僕はどちらかというと、この人はどういう人なのかと相手基準で、何が好きで何を考えてるのかを意識する。そうすると自分のことがどうでもよくなって、緊張しなくなる。なのであまり気にせず、フラットに話せる」と理由を明かし、これもまた納得のアドバイスだった。
須藤優(Ba)
これを受けて、2人の初対面時の印象について聞かれると、斎藤は須藤の第一印象について「怖かった。インドにある雑貨屋さんの店長が被ってそうな帽子に、チェスの駒ぐらいでっかいピアスをしていて……坊主だったし。でも、只者じゃない感がすごくあった」と明かす。須藤は斎藤について、「今と変わんないですよね。すごく丁寧、親切で」と振り返ったが、落合が「それは怯えてただけじゃ!?」とツッコミを入れて、再び会場が笑いに包まれる。その後も、メンバー間の意思の伝え方についてや初めてステージで演奏した時のことなど、時間の許す限り真摯に質問に答えていった。
そして、いよいよアコースティックミニライブへ。斎藤は「せっかく七夕にお集まりいただきましたので、カバーを」と、須藤のベースから斎藤のギターが鳴り、披露されたのは「打上花火」(DAOKO×米津玄師)。ふたりで向き合いながら奏でる、1曲目から来場者歓喜の展開に。続く「おもちゃの街」では口ずさみながら聴き耽る観客も。
そして、ルーパーで観客の手拍子を録音し、演奏を重ねてともにステージを作り上げた「LIFE IS MUSIC!!!!!」、アルバム『XIIX』収録の「アカシ」と惜しみなく披露。直近で繰り広げられる超絶テクニックを目に焼き付け、公開収録ならではのアットホームな空気感で鳴らされた音を存分に浴びることができた、この日だけの特別なステージに。
あっという間ながらも濃密な時間を過ごすことができ、XIIXの2人も最後は汗だくに。演奏後は、来場者と記念撮影を行い拍手に見送られてステージを後にした。
この日の模様は、7月12日(水)のFM802『ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-』にてオンエアされた。聞き逃した人、もう一度聞きたい人は、radikoのタイムフリー機能でチェックしよう。
取材・文=SPICE編集部(大西健斗) 写真=FM802提供(撮影:渡邉一生)
放送情報
毎週月〜木曜/21:00-23:48放送
リリース情報
2023年7月26日(水)リリース
初回生産限定盤A [CD+2BD+フォトブックレット] TFCC-81016~81018 ¥10,000+税
初回生産限定盤B [CD+2DVD+フォトブックレット] TFCC-81019~81021 ¥8,500+税
通常盤 [CD] TFCC-81022 ¥3,000+税
https://tf.lnk.to/xiix_3rdxiix
01.魔法の鏡
02.月と蝶
03.スプレー feat. SKY-HI & 谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)
04.次の朝へ
05.シトラス
06.あれ
07.まばたきの途中 feat. 橋本愛
08.アカシ
09.正者の行進
10.うらら
11.White Song
12.タイニーダンサー
13.All Light
[Disc1]
「XIIX LIVE TOUR『in the Rough 1』at TOKYO DOME CITY HALL 2022.06.06」
「XIIX LIVE TOUR『in the Rough 1』at TOKYO DOME CITY HALL 2022.06.06」BEHIND THE SCENES
[Disc2]
「XIIX LIVE TOUR『SANITY』at LINE CUBE SHIBUYA 2022.10.20」
「XIIX LIVE TOUR『SANITY』at LINE CUBE SHIBUYA 2022.10.20」BEHIND THE SCENES
XIIX LIVE TOUR『XIIX』先行予約応募フライヤー
公演情報
イベント情報
8月10日(木):神はサイコロを振らない/syudou/Tele/TOMOO/Mr.ふぉるて/UNISON SQUARE GARDEN
●各日券 2F指定席:6,600円(税込)
●2日券(限定枚数):9,000円(税込)
※ 来場者全員に、HIGH!HIGH!HIGH! オリジナルレザータグ
※ドリンク代別途要(600円)