軍司泰斗は国際戦決定、女子王者・菅原美優も登場! 『K-1 ReBIRTH』の追加カードが続々発表
軍司泰斗はアンジェロス・マルティノス(ギリシャ)との対戦が決定 (C)K-1
K-1の新たなスタートとなる『ReBOOT~K-1 ReBIRTH~』が9月10日(日)、横浜アリーナで開催される。
8月12日(土)、都内ホテルにて『K-1 ReBIRTH』(9月10日、横浜アリーナ)に向けた記者会見が行われた。
会見では追加カードが続々と発表。フェザー級王者の軍司泰斗はアンジェロス・マルティネス(ギリシャ)との対戦が決定。マルティネスはISKAのライト級王者だ。
階級が上の選手と対戦する軍司は「K-1は世界と闘っていく。その初戦でISKAのチャンピオンと。K-1らしい試合がしたい」とコメント。マルティネスの印象を「パワーもあってパンチだけじゃなく蹴りもできる」と語った。
それでも「打ち合いにきてくれれば」と軍司。「最近倒せてないんで、倒せる試合ができれば」という決意も。
また因縁が取り沙汰されるKNOCK OUTの龍聖については「僕の名前を出すのならK-1にくるべき」とし、その可能性を新KrushプロデューサーでKNOCK OUTプロデューサーでもある宮田充氏に問いかける場面も。
これに対し宮田氏も「どこかでクロスするタイミングはあるはず」と答えた。
新Krushプロデューサーで、KNOCK OUTプロデューサーでもある宮田充氏 (C)K-1
今回からK-1 MAXというネーミングが復活することについては「MAXで一番輝いていたのが魔裟斗さん。魔裟斗さんを超えていきたい」という発言も出た。
続いてはK-1女子アトム級王者・菅原美優が登壇。さらにKrushバンタム級王者・池田幸司、鈴木隼人の出場決定がアナウンスされた。対戦相手はそれぞれ調整中となる。
菅原は海外のファイターとの対戦を予定している。
「女子のカードはあまりないと思うので、男子に負けない試合がしたいです」と菅原。前回の試合から期間が短いが「試合のダメージもそんなになかったので。前回の試合でいい感覚を掴めたので早く試合がしたかった。タイミング的にはよかったのかなと思います」。
相手については「まだ自分の経験値が少ないので、どんなタイプのファイターでも。個人的にはグイグイこられるのが嫌なので(笑)、そういう選手とやれたらレベルアップになると思います。いい意味で気持ちの勝負はしたくない。粘り勝ちよりしっかり完封する試合をしたい」と語った。
そして前回の会見で参戦発表された上田幹雄の対戦相手は、すでにK-1、Krushで実績のあるK-Jeeに決定。連敗中で再起を期すK-Jeeとの対戦は上田にとって試練となる。両選手はそれぞれコメントが読み上げられた。
「早々にオファーいただきありがとうございます。相手が空手最強と聞いてワクワクしてます。ヘビー級トーナメントに負けない迫力のある試合をしましょう」(K-Jee)
「皆さんこんにちは。上田幹雄です。試合も決まり更にここからギアをあげて最高最強の上田幹雄を皆さんにお見せします。対戦相手のK-Jee選手は長年ヘビー級K-1を支えてきた強い選手ですが今の自分の強さを証明するには絶好の相手なので今から楽しみです。ヘビー級らしい迫力ある試合にしましょう!ファンの皆さん9.10日横浜アリーナでお会いしましょう!押忍」(上田幹雄)
このマッチメイクに関して、カルロス菊田プロデューサーは「経験の多い、K-1を熟知した選手と闘ってもらうのがいい」という判断を語った。
K-1の主力選手が続々と出場決定している9.10横浜アリーナ大会。菅原の相手など、追加発表を待ちたい。
■『ReBOOT~K-1 ReBIRTH~』対戦カード
[スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R]
(日本/K-1ジム総本部チームペガサス)軍司泰斗 vs アンジェロス・マルティノス(ギリシャ/FFK-POLITIS TEAM)
[スーパーファイト/K-1スーパー・ヘビー級/3分3R・延長1R]
(日本/K-1ジム福岡チームbeginning)K-Jee vs 上田幹雄(日本/BRAVE)
[スーパーファイト/K-1女子アトム級/3分3R・延長1R]
(日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)菅原美優 vs TBA
[K-1バンタム級/3分3R・延長1R]
(日本/ReBORN経堂)池田幸司 vs TBA
[K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R]
(日本/K-1ジム五反田チームキングス)鈴木勇人 vs TBA
[K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]
(王者/日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)金子晃大 vs 玖村将史(挑戦者/日本/K-1ジム五反田チームキングス)
[スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]
(日本/POWER OF DREAM)江川優生 vs 横山朋哉(日本/リーブルロア)
[K-1ライト級/3分3R・延長1R]
(日本/team NOVA)里見柚己 vs 伊藤健人(日本/K-1ジム蒲田チームアスラ)
[K-1 30周年記念無差別級トーナメント]
シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)
クラウディオ・イストラテ(イタリア/Kombat Gym)
ケリム・ジェマイ(ドイツ/ZAM-ZAM Ulm)
マハムード・サッタリ(イラン/TEAM OTA)
アリエル・マチャド(ブラジル/Hemmers Gym/Madison Team)
ヴァレンティン・ボルディアヌ(ルーマニア/Catalin Morosanu Academy)
ミハル・トゥリンスキー(ポーランド/HW LOW-KICK)
リュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)
■『ReBOOT~K-1 ReBIRTH~』出場選手プロフィール
・軍司泰斗(日本/K-1ジム総本部チームペガサス)
99.1.17生/東京都板橋区出身/24歳/167cm/オーソドックス/29戦23勝(6KO)5敗1分
<主なタイトル歴>
第5代K-1 WORLD GPフェザー級王者
K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント優勝
第2代Krushバンタム級王者
K-1甲子園2016 -55kg王者
第3回K-1アマチュア チャレンジAクラス -55kg優勝
・アンジェロス・マルティノス(ギリシャ/FFK-POLITIS TEAM)
01.9.17生/ギリシャ・アテネ出身/21歳/174cm/オーソドックス/31戦28勝(8KO)3敗
<主なタイトル歴>
ISKA世界ライト級王者
・K-Jee(日本/ K-1ジム福岡チームbeginning)
90.11.5生/熊本県熊本市出身/32歳/185cm/オーソドックス/35戦21勝(18KO)14敗
<主なタイトル歴>
第2代K-1 WORLD GPクルーザー級王者
初代Krushクルーザー級王者
K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント第3位
・上田幹雄(日本/BRAVE)
95.5.1生/東京都大田区出身/28歳/187cm/オーソドックス/デビュー戦/MMA戦績 3戦2勝(2KO)1敗
<主なタイトル歴>
極真会館2019年第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会 優勝
極真会館2018年第50回オープントーナメント全日本空手道選手権大会 優勝
極真会館2013年第30回全日本ウエイト制 軽重量級 優勝
極真会館2012年全日本高校選抜大会 無差別級 優勝
・菅原美優(日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
99.11.22生/東京都板橋区出身/23歳/162cm/オーソドックス/15戦12勝(1KO)3敗
<主なタイトル歴>
第2代K-1 WORLD GP女子アトム級王者
第3代Krush女子アトム級王者
K-1 WORLD GP初代女子アトム級王座決定トーナメント準優勝
第5回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジBクラス 女子-50kg優勝
第6回・第7回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジBクラス 女子-45kg優勝
第18回K-1アマチュア チャレンジBクラス 女子-50kg優勝
第20回・第23回K-1アマチュア チャレンジBクラス 女子-45kg優勝
・池田幸司(日本/ReBORN経堂) Ikeda Koji
97.6.30生/群馬県高崎市出身/26歳/170cm/オーソドックス/15戦11勝(6KO)4敗
<主なタイトル歴>
第8代Krushバンタム級王者
K-1 WORLD GP初代バンタム級王座決定トーナメント第三位
K-1カレッジ2019 -55kg王者
・鈴木勇人(日本/K-1ジム五反田チームキングス) Suzuki Hayato
90.1.22生/東京都八王子市出身/33歳/178cm/サウスポー/23戦14勝(9KO)8敗1分
<主なタイトル歴>
第7代Krushスーパー・ライト級王者
・金子晃大(王者/日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
97.1.29生/千葉県習志野市出身/26歳/171cm/オーソドックス/20戦18勝(11KO)2敗
<主なタイトル歴>
第3代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者
第3代Krushバンタム級王者
第2回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス-55kg優勝
・玖村将史(挑戦者/日本/ K-1ジム五反田チームキングス)
99.1.8生/大阪府堺市出身/24歳/168cm/オーソドックス/27戦22勝(11KO)5敗
<主なタイトル歴>
第6代Krushスーパー・バンタム級王者
K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント準優勝
K-1 WORLD GP 2019 K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント準優勝
・江川優生(日本/POWER OF DREAM)
98.2.6生/東京都足立区出身/25歳/171cm/オーソドックス/23戦17勝(12KO)5敗1分
<主なタイトル歴>
第3代K-1 WORLD GPフェザー級王者
第4代Krushフェザー級王者
・横山朋哉(日本/リーブルロア)
00.3.20生/群馬県太田市出身/23歳/168cm/サウスポー/19戦15勝(7KO)4敗
<主なタイトル歴>
K-1 WORLD GP第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント第三位
K-1甲子園2017 -60kg準優勝
・里見柚己(日本/team NOVA)
97.12.3生/神奈川県三浦市出身/25歳/172cm/サウスポー/31戦19勝(8KO)10敗1分1無効試合
<主なタイトル歴>
第8代Krushライト級王者
・伊藤健人(日本/K-1ジム蒲田チームアスラ)
93.3.19生/東京都狛江市出身/30歳/174cm/オーソドックス/29戦13勝(3KO)12敗4分
・シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)
88.1.23生/イラン・エスファハーン出身/35歳/200cm/オーソドックス/17戦15勝(7KO)2敗
<主なタイトル歴>
初代・第3代K-1 WORLD GPクルーザー級王者
WKNアマチュア世界ヘビー級王者
WKUアマチュア世界ヘビー級王者
IKNアマチュア世界ヘビー級王者
WKFアマチュア世界ヘビー級王者
IFMAアマチュアムエタイ世界ヘビー級王者
・マハムード・サッタリ(イラン/TEAM ?TA)
91.2.22生/イラン・カラジ出身/32歳/186cm/オーソドックス/21戦20勝(12KO)1敗
<主なタイトル歴>
K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント優勝
第2代Krushクルーザー級王者
M-1世界ヘビー級王者
WAKOアマチュアムエタイ世界ミドル級王者
ムエタイ プレジデントカップ2012 優勝
ムエタイ アジアンビーチゲーム2014 優勝
ムエタイ アジアインドア&マーシャルアーツ 2017優勝
・アリエル・マチャド(ブラジル/Hemmers Gym/Madison Team)
87.5.15生/ブラジル・パラナ出身/36歳/184cm/オーソドックス/64戦52勝(36KO)12敗
<主なタイトル歴>
WGP Kickboxingライト・ヘビー級王者
・ヴァレンティン・ボルディアヌ(ルーマニア/Catalin Morosanu Academy)
87.12.12生/ルーマニア・ブカレスト出身/35歳/193cm/オーソドックス/24戦17勝(7KO)7敗
<主なタイトル歴>
キックボクシング・ルーマニア選手権 3度優勝
・クラウディオ・イストラテ(イタリア/Kombat Gym)
95.8.20生/ルーマニア・ドロホイ出身(イタリア国籍)/27歳(※試合時は28歳)/187cm/オーソドックス/82戦58勝(32KO)21敗3分
<主なタイトル歴>
ISKAヨーロッパ ヘビー級王者
・ケリム・ジェマイ(ドイツ/ZAM-ZAM Ulm)
93.5.27生/ドイツ・ウルム出身/30歳/189cm/オーソドックス/18戦18勝(7KO)
<主なタイトル歴>
ISKA世界スーパー・ヘビー級王者
・ミハル・トゥリンスキー(ポーランド/HW LOW-KICK)
86.5.31生/ポーランド・ゾンプコビツェ・シロンスキエ出身/35歳/191cm/オーソドックス/57戦42勝(12KO)15敗
<主なタイトル歴>
KOKヘビー級王者
WKNヘビー級王者
WAKO-PROスーパー・ヘビー級王者
・リュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)
96.9.4生/中国・遼寧省出身/26歳(※試合時は27歳)/195cm/オーソドックス/6戦5勝(3KO)1敗
<主なタイトル歴>
2023年中国キックボクシング選手権90kg級優勝
2017年中国全国散打優勝試合準優勝