@onefive新譜テーマは「JD」!凄まじい速度でアップデートし続けるZ世代4人組ガールズグループの最新版に迫る
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──カップリングにも非常に個性的な曲が揃っています。
SOYO:「Like A」は「Justice Day」とは打って変わって、可愛らしい曲です。
KANO:@onefiveにとって、今までで一番大人な恋を歌っていて。だって、今まで〈ドラマチックにキスをして〉なんて歌ったことないじゃん? 以前は〈片想いなんて 魔法があるから 平気だもん〉〈髪型もOK Bibbidi-Bobbidi-Boo〉(以上、「BBB」より)と歌っていたのに、ここでは〈ドラマチックにキスをして〉とか〈終電まで一緒にいたいの〉とかドキドキするフレーズがたくさん含まれていて。
MOMO:〈夢見ていた恋の瞬間〉だもんね(笑)。
GUMI:この曲が「Justice Day」と同じシングルに入ることで、ギャップを見せることもできるしね。
KANO:大人っぽいのに可愛いんだよね。
SOYO:歌っている声も「Justice Day」の深みのある感じとは違って、可愛く聞こえるしね。
MOMO:別に可愛さを意識して歌ったわけではないんですけど、みんな恋する乙女の気持ちを意識して、表情もちゃんと作って歌ったら可愛くなっちゃったんです(笑)。
──TikTokには、この曲をモチーフに制作された縦型ショートムービーも公開されています。MVとは違って、皆さん役者としてしっかり演技してらっしゃって。それこそ、昨年からの『推しが武道館いってくれたら死ぬ』での経験が活きたんじゃないでしょうか。
SOYO:そうですね。『推し武道』を経験したことで、演技することに対して抵抗がなくなったというか。もともと演技はそんなに得意ではなかったんですけど、特に今回はこの4人だったからか、違う人物を演じながらも自然と話している感じを出せたんじゃないかなと思います。
MOMO:でも、こういうラブストーリーものは初めてだったので、自分の演技に笑っちゃいました(笑)。私、元カレにおんぶされて歩く場面があったんですけど、本当は照れないといけないのに2回ぐらい笑っちゃいましたから。
KANO:私たち、普段@onefiveとしては髪の毛をガチガチに固めたり、メイクもちゃんとしたりしてリップもちゃんとつけてという感じなんですけど、この撮影のときは女優モードといいますか(笑)、髪型もすごいふわふわで女優メイクをしてもらって。
MOMO:普段だったら笑っちゃったりするけど、ちゃんとやれていたよね。
GUMI:でも完成した作品を観るとどこかむず痒くなってきて(苦笑)。
MOMO:それはあるよね(笑)。
GUMI:自分のところを観るのも、みんなのところを観るのも恥ずかしくて。この4人はすでに家族みたいな関係だから、姉妹の恋愛を覗き見している感じがして、ちょっとむず痒かったです(笑)。
SOYO:めっちゃわかる!
MOMO:でもさ、撮影を待っているときに4人で相手役を練習してあげたのに、実際に完成した映像を観たら「何やっちゃってんの!」って思ったよね(笑)。
GUMI:そうそう。MOMOちゃんのおんぶのところも、普通だったらキュンキュンする場面なのに、気まずくなって笑っちゃった(笑)。
SOYO
──その作品を皆さんのプロデュースで制作したのも、新たなチャレンジですよね。
GUMI:そうですね。『TikTok TOHO Film Festival 2023』にもエントリーさせていただいたり、新しいことをチャレンジしまくってます。
MOMO:「Like A」の歌詞をモチーフに作った映像なので、曲を聴いてからショートムービーを観て、さらに観たあとには曲をまた聴くことで、お互いをより深く楽しめるんじゃないかなと思うので、ぜひセットで楽しんでほしいです。
──さらに、本作にはもう1曲「SAWAGE」も収録されています。
SOYO:これはライブで盛り上がる1曲です。
KANO:夏フェスでも結構披露させていただいているんですけど、初見の方でも手を挙げて一緒に盛り上がることができるので、“ザ・夏曲”というイメージが強いかもしれません。
MOMO:確かに。夏っぽいフレーズがあるわけでもないのに、夏の景色が浮かんでくるし。
GUMI:今の時点で、今年の夏の思い出がたくさん詰まってるしね。この曲は最初にいただいたときから「みんなで盛り上がれそうな曲だな」と思っていたけど、実際に披露してみたら思っていた以上に一体感を作ることができて。披露してみて、さらに好きになった1曲です。
SOYO:この前、『ガールズコミックフェス』でちっちゃい子たちを前に「SAWAGE」を披露したんですけど、みんな〈SAWAGE〉って叫んで一緒に踊ってくれたんですよ。
KANO:最初は恥ずかしそうに観ていた子たちが、途中から立ち上がっちゃうくらい盛り上がってくれて。
MOMO:そういう意味では、老若男女楽しめる1曲なんじゃないかと思います。
GUMI:なので、今後もいろんな人たちの前で披露したいです。例えば、スーパー銭湯とか。
KANO:えっ、銭湯巡りするの?(笑)
MOMO:せっかくだから、マダムたちを虜にしよう!
SOYO:楽しそう(笑)。
──(笑)。それにしても、三者三様の楽曲が揃ったシングルになりましたね。
MOMO:全部色が違う曲なので、いろんな私たちを楽しんでほしいです。
SOYO:よく味わってほしいね。
MOMO
──この自信作を経て、@onefiveとしてここからどんな道を進んでいきたいですか?
MOMO:今回いろんなテイストの曲に挑戦できたので、さらにその幅を広げていけたらなと思っていて。もっと大人っぽい曲に挑戦してみてもいいですし、カッコよさもこういう激しいものだけじゃなくて、落ち着いた表現方法もあるじゃないですか。そうやって@onefiveの表現の幅を広げていけたら、さらに皆さんを楽しませられるんじゃないかと思っています。
SOYO:私たち、ずっとテレビの音楽番組に出てみたいと思っていたんですけど、8月29日深夜に放送される『PLAYLIST』(TBS系)でその夢がついに実現するんです! 収録の雰囲気含め、初めての感覚ですごく楽しかったですし、ここから『ミュージックステーション』や『紅白』と、さらに夢を広げていけるようたくさんのことに挑戦していきたいです。
KANO:MOMOちゃんが言ったようにもっといろんな幅に挑戦して、@onefiveならではの強みを見つけて、@onefiveを唯一無二で最強の存在にしたいです。
──KANOさんは現時点で、グループの強みはなんだと思いますか?
KANO:一人ひとりの個性がバラバラなんですけど、曲が始まった瞬間に4人の心がつながっていることが感じられて、すごく……四角形になるんですよ。
──四角形?
MOMO:点と点がつながって、ってことだよね?
KANO:そう! 点と点がつながって四角形になって、4人でひとつということが強く感じられる。それによって可愛いことにもカッコいいことにも全力で振り切れるので、そこが@onefiveの強みだと思います。
──実は、昨年1月のアルバム『1518』リリース時、皆さんにインタビューした際に同じ質問をしていて。KANOさんは「4人の絆」がグループの強みだとおっしゃっていたんです。
KANO:よかった、ブレてなかった(笑)。
GUMI:確かに、つながりの強さは私たちの武器だよね。
KANO:うん、この4人は太めの真っ赤な糸でつながっているのと思うので。
MOMO:普通の「赤い糸」じゃなくて「真っ赤な」糸なんだ(笑)。
SOYO:ちょっと怖いかも(笑)。
──(笑)。では最後に、GUMIさんお願いします。
GUMI:この夏はフェスとかを通して、私たちのことを知らない方にも@onefiveのパフォーマンスを観ていただく機会がたくさんあったので、それこそテレビに出演することもそうだけど、今後も私たちのことを知らない方にもどんどん観ていただいて、そういう機会に私たちのことを好きになってもらえるようにもっと自分を磨いていきたいなと思います。そして、私たちのことを好きになる人が増えていくことで、今私たちを応援してくれている方が私たちのことを誇りに思ってもらえるような、そんな存在になっていきたいです。
取材・文=西廣智一 撮影=大塚秀美
リリース情報
CD+Blu-ray Disc AVCD-61360/B 5,000円(税込)
01 Justice Day
02 Like A
03 SAWAGE
04 Justice Day - Instrumental -
05 Like A - Instrumental -
06 SAWAGE - Instrumental -
[MV]・Justice Day (Music Video)
[LIVE] @onefive LIVE 2023 - Chance×Change - @2023.4.9 EX THEATER ROPPONGI
8月22日(火)19:00予定
オンライン特典会
8月23日(水)18:30
(東京)タワーレコード渋谷店 B1F CUT UP STUDIO
8月27日(日)①13:00 ②16:00
(大阪)ヨドバシカメラマルチメディア梅田 2F リンクス側イベントスペース
9月2日(土)①13:00 ②16:00
(神奈川)アリオ橋本 1F屋外イベントスペース
9月3日(日)①13:00 ②16:00
(埼玉)ステラタウン大宮 1Fメローペ広場ステージ
9月9日(土)①13:00 ②16:00.
(千葉)ららぽーとTOKYO-BAY 北館 中央広場
9月10日(日)①13:00 ②16:00★NEW★
(千葉)ららぽーと柏の葉 2Fセンタープラザ