世界のミュージカルスターが東京に集結!(動画有)

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 (左より)マット・ローラン、レイチェル・タッカー、ハワード・マクギリン、ローラ・オズネス、ロベール・マリアン (撮影:平田貴章)

(左より)マット・ローラン、レイチェル・タッカー、ハワード・マクギリン、ローラ・オズネス、ロベール・マリアン (撮影:平田貴章)


何とも豪華な『レ・ミゼラブル』

1月9~11日、世界のミュージカル界で活躍する5人のスターが東急シアターオーブに集ってミュージカルの名曲を歌う何とも華やかなコンサート、「ニューイヤー・ミュージカル・コンサート2016」が開催される。開幕が2日後に迫った1月7日、同劇場のリハーサル室でリハーサル見学会と懇親会が行われ、夢の5ショットが本邦初公開された。

リハーサル見学会で披露されたのは、ミュージカルに馴染みがなくても一度は聴いたことがあるであろう名曲中の名曲、『レ・ミゼラブル』「民衆の歌」。最初のいわゆる“サビ”のソロを担当したのは、同作の主人公ジャン・バルジャン役としてブロードウェイ、ウエストエンド、パリ、モントリオールと4カ所もの舞台に立ってきた名優、ロベール・マリアンだ。

ロベール・マリアン (撮影:平田貴章)

ロベール・マリアン (撮影:平田貴章)

その後、いわゆる“1番”を『オペラ座の怪人』ファントム役としてブロードウェイでの最多出演記録を持つハワード・マクギリンが歌い、2度目の“サビ”は5人で熱唱。

ハワード・マクギリン (撮影:平田貴章)

ハワード・マクギリン (撮影:平田貴章)

続く“2番”は、『ノートルダム・ド・パリ』のカジモド役として世界的に知られるマット・ローランが、何とほかの4人がコーラスとして参加する中で歌うという豪華さで、再び5人が歌う3度目の“サビ”へと突入。

マット・ローラン (撮影:平田貴章)

マット・ローラン (撮影:平田貴章)

さらに、「民衆の歌」はいつしか同じメロディーの「フィナーレ」へと変わり、最後には5人が「Tomorrow comes!(明日は~)」と、リハーサルスタジオいっぱいに朗々たる歌声を響き渡らせた。

(左より)マット・ローラン、レイチェル・タッカー、ハワード・マクギリン、ローラ・オズネス、ロベール・マリアン (撮影:平田貴章)

(左より)マット・ローラン、レイチェル・タッカー、ハワード・マクギリン、ローラ・オズネス、ロベール・マリアン (撮影:平田貴章)

見学者から拍手が沸き起こったのはもちろんのこと、本人たちも大きな手応えを感じたようで、拍手で互いを讃えながら、オーケストラとスタッフに「アリガトウ」と日本語で声を掛けるひと幕も。

ローラ・オズネス (撮影:平田貴章)

ローラ・オズネス (撮影:平田貴章)

2013年の『シンデレラ』で現代っ子風のシンデレラ像を作り上げてトニー賞にノミネートされたローラ・オズネス、ミュージカル女優なら誰もが憧れる『ウィキッド』のエルファバ役をウエストエンドとブロードウェイの両方で務めているレイチェル・タッカーという、今ノリにノッているふたりの女優がコーラスを務める姿なんて、そうそうお目にかかれるものではない。本番ではそれぞれの“持ち歌”に加え、こうした“コラボ曲”も多数登場するようで、やはり何とも華やかなコンサートになりそうだ。

レイチェル・タッカー (撮影:平田貴章)

レイチェル・タッカー (撮影:平田貴章)


懇親会での主な質疑応答は次の通り。これが初共演とは思えない、息の合ったトークをどうぞ!
 

「音楽は、世界共通語だと今日気付きました」(ローラ・オズネス)

ローラ・オズネス (撮影:平田貴章)

ローラ・オズネス (撮影:平田貴章)

――ローラさん、レイチェルさん、ハワードさんは初めて、ロベールさんとマットさんは「フレンチ・ミュージカル・コンサート2014」に続いての東急シアターオーブ出演になりますね。

ハワード とても大きくて素敵な劇場ですね。ブロードウェイの劇場は小さいので、広い客席に向かって歌えることにワクワクしています。
ローラ 楽屋などの設備もとても素敵。早く劇場の音響を確かめたいです。
ロベール 音響もとても良いよ! 僕はもう、ほとんど我が家のような感覚です(笑)。
マット こんなに居心地のいい劇場でまた歌えることができるなんて、僕たちは本当にラッキー。絶対にいい公演になると思っているよ。
ハワード ずっと来たいと夢見ていた日本で、初めて歌えることを光栄に思っています。とても美しい国の、しかもこのように素晴らしい劇場で!
レイチェル 東急シアターオーブは、私の知っているなかで恐らくいちばん大きな劇場。私が主に活動しているロンドンの劇場は、多くが小さくて古いんです。まるでスタジアムのような劇場で歌えるのは、とても素晴らしいことだと思っています。
ロベール 13階に劇場があるというのも、なかなか珍しいよね(笑)。

(左より)マット・ローラン、レイチェル・タッカー、ハワード・マクギリン、ローラ・オズネス (撮影:平田貴章)

(左より)マット・ローラン、レイチェル・タッカー、ハワード・マクギリン、ローラ・オズネス (撮影:平田貴章)

――ハワードさんが「ずっと日本に行きたかった」というのは、どなたかから噂をお聞きになってのことですか?

ハワード・マクギリン (撮影:平田貴章)

ハワード・マクギリン (撮影:平田貴章)

ハワード 『プリンス・オブ・ブロードウェイ』に僕の友人が何人も関わっていて、彼らから色々な話を聞いていました。それ以前から、興味は持っていたんですけどね。
レイチェル 私は大学時代、日本人の友達がいたんです。今回も、日曜日に会うことになっているんだけど。
ローラ それは素敵ね!
レイチェル そうなの。それもあって日本の文化は以前から好きで、いつか自分の目で見てみたいと思っていました。実際来てみて、すごく混雑しているのに、すごく静かなことに驚いています。
マット それ、ニューヨークから来たからじゃないの?(笑)
レイチェル それはあるわね(笑)。とにかく、とても穏やかな印象を持ちました。
ローラ 私も『プリンス・オブ・ブロードウェイ』の関係者や、作曲家のフランク・ワイルドホーン、それに夫からも話を聞いていました。だからとても楽しみにしていたし、日本食にもぜひ挑戦したいと思っています(笑)。

レイチェル・タッカー、ハワード・マクギリン、ローラ・オズネス (撮影:平田貴章)

レイチェル・タッカー、ハワード・マクギリン、ローラ・オズネス (撮影:平田貴章)

――皆さん今回が初共演になりますが、一緒にリハーサルをしてみた手応えは?

マット ものすごく楽しいよ! 僕はどちらかというとロック畑の出身だから、ミュージカル畑のスターたちと共演できるなんてスリリング(笑)。とても感動的な経験で、僕たちは個性が違うけれど、声が合っていると感じています。
ハワード みんなカラーが違うから面白いんだよね。それぞれのカラーとエネルギーを持ち寄った時、特別なものが生まれると思う。
ローラ 私は今日、それぞれ別々に音楽を習ってきた私たちが集まって、オーケストラの音ともひとつになった時、音楽は世界共通語だと気付きました。私たちは、この言語を一緒に喋ることができる。私にとって新しい、そして素晴らしい発見になりました。

「僕らが感じている驚きを皆さんにも!」(ロベール・マリアン)

ロベール・マリアン (撮影:平田貴章)

ロベール・マリアン (撮影:平田貴章)

――「この曲にぜひ注目してほしい」という、ソロ曲とコラボ曲をそれぞれ1曲ずつ挙げていただけますか?

ロベール どれも素晴らしいからなぁ…。
ハワード 1曲を選ぶのは難しいよね。
ロベール 例えば今日、レイチェルと初めて『南太平洋』の「魅惑の宵」を歌ったんだ。この曲を歌うのも、レイチェルと歌うのも初めてだから発見の連続で。
ローラ 色々な組み合わせのデュエットがあるのよね。
ハワード 僕は、『オペラ座の怪人』の「オール・アイ・アスク・オブ・ユー」を歌うんですよ。作品自体には何度も出ているけれど、この曲を歌うのは初めてだから、すごく楽しんでいます。とても美しいメロディーですよね。
ローラ 私は、私が『シンデレラ』の「イン・マイ・オウン・リトル・コーナー」、レイチェルが『ウィキッド』、ハワードが『オペラ座の怪人』と、みんなが自分の演じてきた役の曲を歌うのが楽しみ。さっきも話に出た、「それぞれのカラーを持ち寄る」ということに繋がる、とても特別なことだと思います。

マット 僕は、ローラと『ウエスト・サイド・ストーリー』の「トゥナイト」を歌えるのが新鮮で。初めてのことだから、発見することばかりです。ただ、僕が歌うとどうしてもロックっぽくなっちゃって、ローラに「ごめんね」って言ったところなんだけど(笑)。

マット・ローラン (撮影:平田貴章)

マット・ローラン (撮影:平田貴章)



ローラ 私のほうがロックっぽくしていくのも面白いかもしれないわね(笑)。
レイチェル 私はブロードウェイで毎日『ウィキッド』を歌っているけれど、ローラとデュエットできることはとても新鮮で素敵なこと。もうひとつ挙げるとしたら、『王様と私』の「シャル・ウィ・ダンス」かな。普段の私だったら絶対に歌わない曲だと思いますから。

レイチェル・タッカー (撮影:平田貴章)

レイチェル・タッカー (撮影:平田貴章)

――最後に、公演を楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。

ロベール ぜひ僕らに会いに来て!(笑)
ハワード 特別な公演になることは間違いないと思いますよ。
ローラ 日替わり曲があるから、ぜひ3回とも観に来てほしいわね(笑)。
ロベール 実際、既に3回分チケットを買ってくれているファンもいるらしいよ。
マット 日本の観客は本当に温かいよね。皆さんの前で歌えることを楽しみにしています。
ローラ ブロードウェイの楽屋口でも、日本からのファンの方によくお会いしたんです。皆さんと、ここ日本で会えるのが楽しみ。
ロベール 『ノートルダム・ド・パリ』のツアーで各地を回った時も、日本からずっとついてきてくれるファンの方がいました。
ローラ 皆さん本当に優しくて温かいのよね。
ロベール リハーサルをしていて、僕ら自身が驚くことばかりだから、観客の皆さんにもきっと驚いてもらえる公演になると思うよ!

SPICE動画はコチラ↓

 
公演情報
ニューイヤー・ミュージカル・コンサート 2016​

■日時:2016/1/9(土)18:00、1/10(日)14:00、1/11(月・祝)14:00
■会場:東急シアターオーブ 
■出演:ローラ・オズネス、レイチェル・タッカー、ロベール・マリアン、マット・ローラン、ハワード・マクギリン
※出演者がやむを得ない事情により変更になる場合もございます。 
出演者の変更に対してのチケットの払い戻しは行いませんので予めご了承ください。

■公式サイト:http://theatre-orb.com/lineup/16_nmc/
■演奏予定曲 ※順不同
 
♪魅惑の宵/『南太平洋』より
♪キャバレー/『キャバレー』より
♪虹の彼方に/『オズの魔法使い』より
♪雨に唄えば/『雨に唄えば』より
♪サウンド・オブ・ミュージック/『サウンド・オブ・ミュージック』より
♪ラック・ビー・ア・レディ/『ガイズ&ドールズ』より
♪シャル・ウィ・ダンス/『王様と私』より
♪ソー・イン・ラブ/『キス・ミー・ケイト』より
♪メモリー/『キャッツ』より
♪トゥナイト/『ウエストサイド物語』より
♪アイ・ガット・リズム/『クレイジー・フォー・ユー』より
♪アイ・アム・ザ・スターライト/『スターライト・エクスプレス』より
♪シーズンズ・オブ・ラブ/『レント』より
♪オール・アイ・アスク・オブ・ユー/『オペラ座の怪人』より

≪キャスト出演代表曲≫ ※順不同
★ローラ・オズネス
♪イン・マイ・オウン・リトル・コーナー/『シンデレラ』より
★レイチェル・タッカー
♪ディファイング・グラヴィティ/『ウィキッド』より
★ロベール・マリアン
♪ヴァルジャンの独白~ホワット・ハヴ・アイ・ダン~/『レ・ミゼラブル』より
★マット・ローラン
♪ダンス・モン・エスメラルダ/『ノートルダム・ド・パリ』より
★ハワード・マクギリン
♪ミュージック・オブ・ザ・ナイト/『オペラ座の怪人』より

≪日替わりソング≫
1月 9日(土)18:00
★レイチェル・タッカー&ローラ・オズネス
♪フォー・グッド/『ウィキッド』より
1月10日(日)14:00
★ロベール・マリアン&マット・ローラン
♪ル・トン・デ・カテドラル(カテドラルの時代)/『ノートルダム・ド・パリ』より
1月11日(月祝)14:00
★ハワード・マクギリン
♪キス・オブ・ザ・スパイダー・ウーマン/『蜘蛛女のキス』より
 
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