11月歌舞伎座『マハーバーラタ戦記』のスタッフ・キャストが出演しトークを展開 『歌舞伎家話』第30回を全2回に渡り生配信 

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2023.11.8


歌舞伎俳優が出演し、多彩なゲストを迎えながら楽しいトークを繰り広げる、オンライントークショー『歌舞伎家話(かぶきやわ)』。

この度、歌舞伎座『吉例顔見世大歌舞伎』にて上演されている『マハーバーラタ戦記』より、主演・尾上菊之助をはじめ、クリエイティブを手掛ける青木豪、宮城聰、尾上菊之丞が、出演俳優からは中村萬太郎、中村米吉、中村隼人が上・下全2回に分かれて登場し、作品にまつわるトークを繰り広げることが決定した。

『歌舞伎家話』30回〈上ノ巻〉

『歌舞伎家話』30回〈上ノ巻〉

2023年11月17日(金)20時から生配信の〈上ノ巻〉はスタッフ回として、主演を勤める尾上菊之助を筆頭に、脚本を手掛けた青木豪、演出を勤める宮城聰、そして振付・尾上菊之丞らが出演。初演に引き続き作品の世界観を作り上げたスタッフ陣が、初演からブラッシュアップされた点や、世界三大叙事詩のひとつとしても知られる「マハーバーラタ」を歌舞伎として描く苦労や面白さなどを掘り下げる。

『歌舞伎家話』30回〈下ノ巻〉

『歌舞伎家話』30回〈下ノ巻〉

そして、11月21日(火)20時からは〈下ノ巻〉を生配信。上ノ巻に引き続き、慈愛を以って戦を収めるべくこの世に生を受けた主人公・迦楼奈(かるな)とシヴァ神を演じる尾上菊之助をはじめ、王族として育てられた5人の兄弟のうち力自慢の次男・風韋摩(びーま))王子を演じる中村萬太郎、迦楼奈と五王子を神々から授かり、対立する者たちの母親としての葛藤が描かれる汲手姫(くんてぃひめ)を演じる中村米吉、そして五王子の三男であり、迦楼奈のライバル的存在として天下無双の力を以て戦を収めようとする阿龍樹雷(あるじゅら)王子と梵天を演じる中村隼人が登場。初演から出演する菊之助、萬太郎と再演からの出演となる米吉、隼人がおくる。

どちらも見逃せない『歌舞伎家話』第30回では、〈上ノ巻〉〈下ノ巻〉両方楽しむことができる、セット券も販売。『マハーバーラタ戦記』の舞台と合わせて、本配信もチェックしよう。

配信情報

歌舞伎夜話特別編『歌舞伎家話』第30回
 
〈上ノ巻〉
■配信日時:2023年11月17日(金)20時00分~ 生配信  ※配信時間は約70分程度を予定
■出演者:尾上菊之助、青木豪、宮城聰、尾上菊之丞 聞き手:吉崎典子
■配信場所:イープラス「Streaming⁺」 https://eplus.jp/kabukiyawa-ppv/
:2,000円(税込) 11月8日(水)10時00分より発売開始
は 11月25日(土)21時00分まで発売。
※一度をご購入いただくと 11月25日(土)23時59分までアーカイブ視聴ができます。
 

〈下ノ巻〉
■配信日時:2023年11月21日(火)20時00分~ 生配信  ※配信時間は約70分程度を予定
■出演者:尾上菊之助、中村萬太郎、中村米吉、中村隼人 聞き手:吉崎典子
■配信場所:イープラス「Streaming⁺」 https://eplus.jp/kabukiyawa-ppv/
:2,000円(税込)  11月8日(水)10時00分より発売開始
は11月27日(月)21時00分まで発売。
※一度をご購入いただくと11月27日(月)23時59分までアーカイブ視聴ができます。
 
 
◎〈上ノ巻〉〈下ノ巻〉セット券 3,600円(税込)※セット券は11月25日(土)21時00分まで発売。
■セット券販売ページ:イープラス「Streaming⁺」 https://eplus.jp/kabukiyawa-ppv/

公演情報

歌舞伎座新開場十周年
『吉例顔見世大歌舞伎』
日程:2023年11月2日(木)~25日(土) 【休演】10日(金)、20日(月)
会場:歌舞伎座
 
昼の部 午前11時~
 
青木 豪 脚本
宮城 聰 演出
極付印度伝
マハーバーラタ戦記(まはーばーらたせんき)
序幕 神々の場所より
大詰 戦場まで
 
迦楼奈(かるな)/シヴァ神(しん):尾上菊之助
太陽神(たいようしん):坂東彌十郎 
仙人久理修那(せんにんくりしゅな):中村錦之助
帝釈天(たいしゃくてん):坂東彦三郎
百合守良王子(ゆりしゅらおうじ):坂東亀蔵
風韋摩王子(びーまおうじ):中村萬太郎
汲手姫(くんてぃひめ):中村米吉
阿龍樹雷王子(あるじゅらおうじ)/梵天(ぼんてん):中村隼人
納倉王子(なくらおうじ):中村鷹之資
我斗風鬼写(がとうきちゃ)/ガネーシャ:尾上丑之助
鶴妖朶王女(づるようだおうじょ)/ラクシュミー:中村芝のぶ
沙羽出葉王子(さはでばおうじ):上村吉太朗
森鬼獏(しきんば):尾上菊市郎
森鬼飛(しきんび):上村吉弥
道不奢早無王子(どうふしゃさなおうじ):市川猿弥
亜照楽多(あでぃらた):河原崎権十郎
羅陀(らーだー):市村萬次郎
多聞天(たもんてん):市川團蔵
大黒天(だいこくてん):坂東楽善
那羅延天(ならえんてん):尾上菊五郎
 
 
夜の部 午後4時30分~
 
一、秀山十種の内 松浦の太鼓(まつうらのたいこ)
両国橋の場
松浦邸の場
同  玄関先の場
 
松浦鎮信:片岡仁左衛門
大高源吾:尾上松緑
近習鵜飼左司馬:市川猿弥
同 江川文太夫:中村隼人
同 渕部市右衛門:中村鷹之資
同 里見幾之丞:中村吉之丞
同 早瀬近吾:市村橘太郎
門番平内:片岡松之助
お縫:中村米吉
宝井其角:中村歌六
 
二、鎌倉三代記(かまくらさんだいき)
絹川村閑居の場
 
三浦之助義村:中村時蔵
時姫:梅枝梅枝
おくる:市川高麗蔵
阿波の局:中村歌女之丞
讃岐の局:中村梅花
富田六郎:中村松江
母長門:中村東蔵
佐々木高綱:中村芝翫
 
 
三、顔見世季花姿繪(かおみせづきはなのすがたえ)
春調娘七種
三社祭
教草吉原雀
 
〈春調娘七種〉
 
曽我五郎:中村種之助
静御前:尾上左近
曽我十郎:市川染五郎
 
〈三社祭〉
 
悪玉:坂東巳之助
善玉:尾上右近
 
〈教草吉原雀〉
 
鳥売りの男実は雀の精:中村又五郎
鳥刺し実は鷹狩の侍:中村歌昇
鳥売りの女実は雀の精:片岡孝太郎
 
 
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