ELLEGARDEN、BRAHMAN、Saucy Dog、Chilli Beans.らが熱演『FM802 RADIO CRAZY 2023』最終日を落合健太郎&加藤真樹子がプレイバック

レポート
音楽
2023.12.30
​『FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2023』ELLEGARDEN 撮影:Tsukasa Miyoshi(Showcase)

​『FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2023』ELLEGARDEN 撮影:Tsukasa Miyoshi(Showcase)

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『FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2023』2023.12.29(FRI)インテックス大阪

FM802 DJ 加藤真樹子&落合健太郎

FM802 DJ 加藤真樹子&落合健太郎

大阪のラジオ局・FM802が贈る年末恒例のロック・フェスティバル『FM802 RADIO CRAZY 2023』。今年も12月27日(水)から3日間にわたってインテックス大阪にて行われ、大盛況のうちにフィナーレを迎えた。

メインの4ステージで繰り広げられるパフォーマンスはもちろん、アーティストの新たな表情にも出会えるアコースティック・ステージやライブ感ある番組公開収録、充実のフードエリアやブース……etc。「ロック大忘年会」の冠どおり、たくさんの仕掛けが凝縮した3日間となったなか、その最終日についてFM802の人気DJ・落合健太郎と加藤真樹子がプレイバック! ふたりならではの視点で、音楽愛にあふれた最終日を語り尽くす。

【PICK UP ARTIST】reGretGirl(R-STAGE)

reGretGirl

reGretGirl

二人がまず名前を挙げたのは、R-STAGEのreGretGirlだ。まずはこの日演奏するにぴったりの「12月29日」で幕を開けたステージについて、加藤は「まさにこの曲名の日にライブを観られたことがすごくうれしかった! たくさんの人が集まっていましたね」と歓喜。また、2011年に参戦した『レディクレ』が初フェスであり、そのときに観たサンボマスターのステージに感動したことがバンド人生の転機となったというフロントマンの平部雅洋(Vo.Gt)。落合が担当する人気プログラム『ROCK KIDS 802』に平部が登場した際は、「その時に客席にいた自分が、「(『レディクレ』のステージに)立てるなんて!」と話してくれて。本当にエモい!」(落合)と盛り上がったそう。加えて、12月29日が誕生日である平部に、バックステージではケーキをプレゼントするサプライズも行ったとか。「ステージも良かったね、お客さんもみんな歌ってくれて」(落合)、「バックステージでも平部くん、「ちょっと泣いちゃいました」と感極まっていて。こちらもグッとくるライブでしたね」(加藤)と、ド頭から熱気あふれる様子をレポートしてくれた。

【PICK UP ARTIST】BLUE ENCOUNT(Z-STAGE)

BLUE ENCOUNT

BLUE ENCOUNT

その後、Z-STAGEへと向かった落合。アメリカへ拠点を移した辻村勇太(Ba)が一時帰国し、久しぶりのフルメンバーでのBLUE ENCOUNTを目撃できたというなか、「つーじー(辻村)のパフォーマンスがどこかアメリカンになっていて、より派手さが増していた(笑)。足上げとかも激しくて!」(落合)と話す。特に、田邊駿一(Vo.Gt)が語ったMCが印象的だったそうで、「『RADIO CRAZY』には毎年のように出演させてもらっているけど、もちろん当たり前とは思っていない。今日はこの『RADIO CRAZY』に出たかったけど出られなかった仲間の分まで思いを込めてライブをやります」と話してくれてね。それを聞いたとき、全体を通してもそうだし、この3日目は特に、アーティストは誰かのことを思いながら演奏して、それを僕らも誰かのことを思いながら観る……そんなシーンが多い1日だったなと思いました」(落合)。加藤も、「誰かを思って空を見上げたくなるような、今年はとりわけそんな思いを多く感じた『RADIO CRAZY』でしたね」と同意。そのエモーションはタイムテーブルが進むごとに深まっていくようだった。

【PICK UP ARTIST】SHISHAMO(Z-STAGE)

SHISHAMO

SHISHAMO

続いて二人がピックアップしたのは、Z-STAGEでのSHISHAMO。「毎回観ていますが、年々凛々しさが増していて……」(加藤)、「風格が出てきた感じ」(落合)、「そう! 軽やかな音だけど、ドシッとしているんですよね。ブレが全くなくて。すごかった!」(加藤)、「漂うフレッシュさとか3人のバランス感は変わらないんだけど、しっかり積み重ねてきたミュージシャンとしての経験値やバンド感が出てきたんだな」(落合)と、揃って称賛の声を上げる二人。この日は1月10日(水)に配信リリースされる新曲「最高速度」のお披露目もあり、「(ライブ後に)新曲初披露どうだった? って3人に聞いたら、口を揃えて「緊張した〜!」って(笑)。新曲はかなり重めで、また新しい扉を開いたよね」(落合)と、彼女たちの未来にも改めて期待を寄せた一幕となった。

【PICK UP ARTIST】w.o.d.(R-STAGE)

w.o.d.

w.o.d.

同じころ、加藤はR-STAGEでのw.o.d.を目撃。「初っぱなからロックンロールが炸裂! 歪んだギターやサイトウ(タクヤ、Vo.Gt)くんのビリビリくるような歌声も最高で、大好きだなと」(加藤)。落合もSHISHAMOを経ての後半から参戦できたそうで、「随所に赤いピンスポットライトが使われてたんだけど、めちゃくちゃ似合う。音楽とマッチしてたよね!」とステージ全体の様子も絶賛。そして、この日のハイライトの一つとしてTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの「スモーキン・ビリー」のカバーを披露したw.o.d.。去る11月に逝去した同バンドのボーカリスト・チバユウスケへの思いを託したセットリストに、「イントロが流れた瞬間から心が揺さぶられましたね。w.o.d.は、チバさんのDNAを受け継いでるバンドだなと思いながら聴いてたので」(落合)、「オーディエンスのみんなも拳をグッと握ってレスポンスしていて……」(加藤)、「そこにも思いがこもるんだよね。ザ・ロックバンドたる姿を見せてくれました。でもステージを降りるとまたギャップがあって」(落合)、「MCもゆるくて良かった!」(加藤)と、改めてw.o.d.の魅力にほれ直した様子の二人だった。

【PICK UP ARTIST】THE BAWDIES、OKAMOTO'S(R-STAGE)

THE BAWDIES

THE BAWDIES

タイムテーブルの発表時、このタイミングに注目したオーディエンスも多かったのではないだろうか。同じ高校出身の先輩後輩の関係性にして、『RADIO CRAZY』の14年にわたる歴史のなかで数々の名演を積み上げてきたTHE BAWDIESとOKAMOTO'SがR-STAGEを続けざまに占拠! まずはTHE BAWDIESのステージに話が及ぶ。例年はFM802のDJ樋口大喜が登場し、『HOT DOG劇場』を繰り広げてきたが、今回は樋口が病気療養のため不参加に。「珍しく「HOT DOG」を頭にやって。MCでも「来年は『HOT DOG劇場』をやりたい、『HOT DOG劇場』をよろしくお願いします!」って笑いに変えながらのMCで、愛を感じましたね」と、笑う落合。

THE BAWDIES

THE BAWDIES

さらに、THE BAWDIESのステージ中にOKAMOTO'Sのオカモトショウ(Vo)が飛び入り参加し、逆にOKAMOTO'SのライブへTHE BAWDIESのROY(Vo.Ba)が登場するといった、最高の相互関係が現れたコラボレーションも展開。「その関係性もいいですよね。この2組の名前が『RADIO CRAZY』にあると安心するというか落ち着くんですよ」(落合)、「先輩後輩を超えて、盟友というムードが分かる流れのR-STAGEでしたね」(加藤)と、顔をほころばせていた。

OKAMOTO'S

OKAMOTO'S

『UPBEAT!』 (DJ:加藤真樹子)公開収録、オカモトショウ&オカモトコウキ(OKAMOTO'S)、ROY&TAXMAN(THE BAWDIES)

『UPBEAT!』 (DJ:加藤真樹子)公開収録、オカモトショウ&オカモトコウキ(OKAMOTO'S)、ROY&TAXMAN(THE BAWDIES)

OPEN MIC SPECIAL STAGE in FM802 RADIO CRAZY 2023 ~RADIO CRAZY MASTERS SESSION~

OPEN MIC SPECIAL STAGE in FM802 RADIO CRAZY 2023 ~RADIO CRAZY MASTERS SESSION~

【PICK UP ARTIST】sumika[roof session](Z-STAGE)

sumika[roof session]

sumika[roof session]

急性声帯炎の発症で片岡健太(Vo.Gt)のライブ活動が休止となり、荒井智之(Dr.Cho)と小川貴之(Key.Cho)の二人にサポートを加えたsumika[roof session]での参加がアナウンスされていたこの時間。落合は「片岡くんとも話をしたんですが、身体は元気で。もう少しで歌えるようになるけど、大事をとっての状態だったそうです。それにしても、おがりん(小川)頑張ってましたよ! ボーカルを担う曲もありましたけど、いつもはキーボードの前に座ってコーラスしているのに、今回はハンドマイクでZ-STAGEを駆け回っていましたから」と称賛。

続けて「片岡くんがいない分、しっかりとsumikaというバンド、そしてsumikaを観に来たお客さんをガッカリさせないようにっていうエネルギーを感じました。さらに、sumikaの楽曲の素晴らしさも改めて知ることができて。それと同時に、「片岡くん、早く元気になって戻ってきてほしいな」とも思わせてくれた」(落合)と、振り返る。加藤も「セットリストもすごい! 名曲の畳み掛けですね。お客さんからの「待っているよ!」っていう気持ちは、メンバーの二人がしっかり持ち帰ってくれたはず。まさに、先ほどオチケンさんが言葉にしてくれた「誰かのことをすごく思う時間」でもあったんでしょうね」と、温かな言葉を紡いでくれた。

【PICK UP ARTIST】Chilli Beans.(R-STAGE)

Chilli Beans.

Chilli Beans.

ここから落合は、急いでR-STAGEとLIVE HOUSE Antennaへとはしごしたと言う。「めっちゃ走ったんじゃないですか!? オチケンさん二人いるんですか(笑)?」と加藤が心配すると、「そう、裏動線をめっちゃ走りました(笑)」と、全力で楽しんでいた様子の落合。まずはChilli Beans.について、「フィービー・ブリジャーズやウェット・レッグなんかの、海外のインディーロックバンドの空気感をさらっと醸し出しているような、そんなおしゃれさがあるよね」(落合)、「バンドサウンドだけど、ちょっとデジタルな音の味つけというか。その粋な感じも良くて、照明を落とした感じのステージもめちゃくちゃカッコ良いんですよね」(加藤)と盛り上がる二人。「今の日本のバンドシーンにおいて、他に見当たらない感じ」(落合)と、その豊かな才能を激賞した。

【PICK UP ARTIST】ammo(LIVE HOUSE Antenna)

ammo

ammo

同時刻スタートだったR-STAGEからLIVE HOUSE Antennaへとダッシュした落合。そこで注目したのはフロム大阪のammoだ。reGretGirl同様、『RADIO CRAZY』へ観客として何度も足を運んでいたというammo。LIVE HOUSE Antennaは、これからの活躍が期待できるアーティストが集まるとあって、「ammoの音楽は若いエネルギーがほとばしる、全身で音を鳴らしているようなロック全開のサウンド。それに合わせてお客さんがたくさんの拳を突き上げていて、「その拳一つ一つが「アンテナ」なんだ」と。いつか大きなステージへ行くから待っててください! と語ってくれましたよ」(落合)と詳細にレポートしてくれる。これには加藤も「すごい熱量なんだろうな、また観に行きたいな! どのアーティストもそうですが、『レディクレ』で新たに出会ったアーティストがいたら、ぜひ次はワンマンへ! そういう出会いのきっかけになったらいいなと思ってるので、つながってほしいですね」と、フェスだけで終わらない、長くアーティストを見守り続けるFM802の姿勢も示してくれた。

【PICK UP ARTIST】ストレイテナー(L-STAGE)

ストレイテナー

ストレイテナー

w.o.d.に続いてチバユウスケへの思いをのせたステージで魅了したのはストレイテナーだ。爽快な疾走感ある代表曲の一つ「シーグラス」から続け、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのカバー「ダニー・ゴー」でエンディングへと向かった彼ら。「この日はいろんなアーティストがチバさんへの思いを表明してくれて。ストレイテナーの「ダニー・ゴー」にもかなりグッときました。ホリエ(アツシ、Vo.Gt.Piano)さんの少しハスキーな声で、聴いているうちに「……あれ、いるかな?」って思うほど熱いステージで!」(加藤)。ここからさらに、希代のロックンロールスターへの憧憬は結実していく。

【PICK UP ARTIST】The Birthday Live Archive of FM802 RADIO CRAZY(L-STAGE)

The Birthday Live Archive

The Birthday Live Archive

チバユウスケへの深い敬愛を込め、『RADIO CRAZY』でのこれまでのライブ映像を大画面で届けることとなったこのステージ。MCとして登場した加藤は、大観衆の心を大きく揺さぶる熱量で言葉を紡ぐ。ライブの現場へ戻ってくるため大好きな酒とタバコを絶っていたというチバ。そのさまを「闘い抜いて、生き抜きました!」と表した加藤の言葉に、思わず目頭が熱くなるのを感じたオーディエンスは少なくない。そんなやりとりを落合は「集まってくれているみんなの思いを言葉にしてくれるようなMCだった」と、この上ない賛辞を送る。

The Birthday Live Archive

The Birthday Live Archive

「正直なところ、私の言葉がいらない人もいたと思うんです。でも集まってくれたみんなの温かさをすごく感じて。全部が終わったあと、泣きながら観ていた人、拳を突き上げて聴いていた人……なかでも、チバさんへの「ありがとう!」って言葉が客席からいくつも上がったのには本当にグッときましたね」(加藤)と述懐。チバユウスケが残した歌声が、音楽が残り続けること。その希望がL-STAGEに集った多くのファンに届いたことだろう。

【PICK UP ARTIST】BRAHMAN(L-STAGE)

BRAHMAN with 細美武士

BRAHMAN with 細美武士

続いての登場が彼らとは、何と壮絶なタイムテーブルだろう。ELLEGARDENの細美武士(Vo.Gt)が突入するなど、音楽ファンは見逃せないシーンの連続となったBRAHMANをピックアップする。TOSHI-LOW(Vo)は前日のROCK KIDS 802 EXTRA CRAZY BANDでも登場したことに触れ、「コスプレでアニソン歌ってましたから。何考えてるんだFM802!」と笑いを届けてくれるパートもありながら、最後には、「TOSHI-LOWさんが優しくて力強い、弱さも交えながらのMCを、お守りのような言葉をくれましたね」(落合)と表現するとおり、温かなMCを贈ってくれたことが印象的なステージに。さまざまなアーティストの訃報をはじめ、予期せぬことが続いた2023年を「俺もしんどかった、だから一人でいるなよ」と語ってくれたTOSHI-LOW。「TOSHI-LOWさんはめちゃくちゃ優しいんですよね。認めてくれる。「辛かったらライブハウスへ来い」とも言っていました。ぜひ音楽に会いに行ってください」(加藤)と、エナジーあふれるひとときを語ってくれた。

BRAHMAN with 細美武士

BRAHMAN with 細美武士

【PICK UP ARTIST】Saucy Dog(Z-STAGE)

Saucy Dog

Saucy Dog

日本武道館、大阪城ホールと大舞台を経験し、著しい成長速度を見せてきたSaucy Dogがトリ前のZ-STAGEに。「もともと、歌の力強さや心に響くものはあったんだけど、しんちゃん(石原慎也、Vo.Gt)がキュートなキャラクターだから、これまではお客さんも見守るようなムードがあったかもしれない。でも、今は完全に逆ですね。大観衆の思いを3人がしっかり受け止めて、自信に満ちたバンドになったなと」(落合)、「『RADIO CRAZY』をはじめ、オチケンさんはたくさんライブを観ているから、バンドの変化にハッとさせられることも多いですよね」(加藤)。昨年より、以前より、一層大きくなったバンド像を確認した二人だった。

【PICK UP ARTIST】THE SPELLBOUND (BOOM BOOM SATELLITES 25th Anniversary SET)(R-STAGE)

THE SPELLBOUND (BOOM BOOM SATELLITES 25th Anniversary SET) 撮影:タカギ ユウスケ(LiveYou)

THE SPELLBOUND (BOOM BOOM SATELLITES 25th Anniversary SET) 撮影:タカギ ユウスケ(LiveYou)

「もう踊りました!」と加藤も楽しみ尽くした様子のこのタイミングは、BOOM BOOM SATELLITESの中野雅之(Ba.Prog)とTHE NOVEMBERSの小林祐介(Vo.Gt)によって結成されたロックバンドTHE SPELLBOUNDだ。1997年のデビューから25周年を迎えたことを記念したスペシャルなセットで登場した彼ら。落合は「ド頭の「HELTER SKELTER」から持っていかれた! 本当にカッコ良くて頭で考えるより身体が動く感じ」と語る。後半にはw.o.d.のサイトウもゲストで現れ、ストレイテナーに続きTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのカバー「ダニー・ゴー」を披露する一幕も。「もうこの時なんて、凄まじい盛り上がりであたかもレイヴのようでしたね。全員自由に踊っていて。高揚感って本能に訴えてくるから、それを教えてくれたBOOM BOOM SATELLITESの曲が聴けたのは、本当に幸せでした!」(加藤)と、音楽の根源的な歓喜に触れられたひとときとなった。

【PICK UP ARTIST】ハンブレッダーズ (L-STAGE)

ハンブレッダーズ

ハンブレッダーズ

L-STAGEのトリという大役を務めることについて、ムツムロアキラ(Vo.Gt)は「僕らはいつも通りのライブをしに来ました」と語ったハンブレッダーズ。来年3月には大阪城ホール公演も控え、まさに拡大し続ける勢いのなか、落合は「僕の近くに、親子で来ていたお客さんがいたんですが、ノリノリで観ているお父さんの横で、娘さんはメンバーが出てきてから号泣していて……その姿を観て感動しましたね」と、ハートフルなシーンを目撃したんだとか。「ハンブレッダーズの音楽って、どこか不器用で。うまくいかなかった日に聴きたくなる音楽。自分がちょっとダメだなって凹んでいるときも心に響く」(落合)、「いろんな人の心を救ったり、寄り添ったりしてるんだっていう」(加藤)、「まさに。そういう思いを親子で来ていたお客さんから感じましたね」(落合)と熱弁。さらには、憧れのチバユウスケにも、細美武士にもなれない、でも「俺はムツムロアキラで胸を張ってやるんだ」なんて熱いMCにも触れ、「誰かになる必要はないよって言ってくれている感じがするね」(落合)、「俺は俺、君は君と」(加藤)と、等身大の姿でパワーを与えてくれるハンブレッダーズに賛辞を贈った二人だった。

【PICK UP ARTIST】ELLEGARDEN(Z-STAGE)

ELLEGARDEN 撮影:Tsukasa Miyoshi(Showcase)

ELLEGARDEN 撮影:Tsukasa Miyoshi(Showcase)

広大なZ-STAGEを瞬時に埋め尽くすほどの人、人、人! 昨年に続き大トリを飾ったELLEGARDENへの期待は始まる前からすさまじいものだった。ライブの現場に声出しが戻り、一緒に歌えるようになったステージについて、「お客さんが本当にうれしそうで! 何ににも囚われることなく、ELLEGARDENが目の前にいてくれる喜びは果てしないものだな」と、満面の笑顔をたたえて話す加藤。

「バンド自体、誰よりもデカい音でどっしりやっているのに、誰よりもヒリヒリしているように思うんです。きっと昔から精神性は変わっていない。本当に目が離せないですね」(加藤)、「ライブの代も上げず、ずっと俺らはこれでやっていくんだと」(落合)と、バンドが失わないピュアネスについても思いを寄せる。そして「人生、本当にどうにもなんねえことなんて早々ねえからな、また会おう」と鼓舞した細美に、「来年に向けて背中を押してもらった感じ。3日間の最後の最後、力をもらいました!」(加藤)と、音楽の持つパワーをありありと享受できたようだった。

ELLEGARDEN 撮影:Tsukasa Miyoshi(Showcase)

ELLEGARDEN 撮影:Tsukasa Miyoshi(Showcase)

ELLEGARDEN 撮影:Tsukasa Miyoshi(Showcase)

ELLEGARDEN 撮影:Tsukasa Miyoshi(Showcase)

ELLEGARDEN 撮影:Tsukasa Miyoshi(Showcase)

ELLEGARDEN 撮影:Tsukasa Miyoshi(Showcase)


「どのステージもすごく熱量が高くて! 『RADIO CRAZY』、そしてFM802のプログラムも、改めて音楽好きの皆さんに支えられてるんだなと実感した3日間でしたね」(加藤)、「今は一人、イヤホンで音楽を聴くことが多いのかもしれないけど、こうして集まって一つの音楽を一つの空間でシェアする体験は、かなり大事なことなんじゃないかな。自分は一人じゃないんだということに気付けることでもある」(落合)と、ラジオを通して、ライブという現場を通してたくさんの思いを受け取った二人。

落合は、初日のTHE ORAL CIGARETTESのキャンセルにより、急遽DJを行うこととなり、Z-STAGEを一つにした姿も印象的なシーンだ。「あの場も音楽好きのお客さんが集まってくれた結果。本当にありがとうの一言です。お客さんの笑顔を見るだけでうれしい! 歓声を聞くのもたまらないですよ」(落合)、「来年、FM802は開局35周年を迎えます。ますますパワーアップしてお送りするのでお楽しみに!」(加藤)と、2024年への明るい展望で振り返り企画も大団円を迎えた。

3日間にわたり、総勢約100組のアーティストが顔を揃え、記憶に刻まれるステージングが凝縮された『RADIO CRAZY』。この余韻と来年に続く新たな出会いを求めて、ラジオのチャンネルを802に合わせてみてほしい。きっと『RADIO CRAZY』で得た感動と再会できるはずだから。

文=後藤 愛 写真=FM802提供(写真:田浦ボン・渡邉一生・ハヤシマコ・ヨシモリユウナ・オイケカオリ・キョートタナカ)


なお、3日間のイベントの模様は後日、FM802の特別番組にて放送が決定している。ライブ音源やアーティストのコメントはもちろん、特別プレゼントもあるのでこちらも要チェック!

■次のページでは、PHOTO REPORT 掲載!ソロカットなど多数公開中

■初日のレポートはこちら

SUPER BEAVER、緑黄色社会、DISH//らが集結
『FM802 RADIO CRAZY 2023』終演直後に語り合う、初日はDJ 飯室大吾&豊田穂乃花

■2日目のレポートはこちら

トリはVaundy、初出場のLUNA SEA、アレキ、フレデリック、ユニゾンら出演
『FM802 RADIO CRAZY 2023』2日目をDJ 大抜卓人&板東さえかと振り返る

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