開幕！ダイワハウスSpecial 地球ゴージャスプロデュース公演Vol.14「The Love Bugs」

岸谷五朗と寺脇康文による演劇ユニットの最新公演、ダイワハウスSpecial 地球ゴージャスプロデュース公演Vol.14「The Love Bugs」が1月9日（土）から、赤坂ACTシアターにて始まる。8日（金）夕刻、同劇場にてゲネプロが催され、岸谷、寺脇とともに出演する城田優、大原櫻子、蘭寿とむ、平間壮一、マルシアが舞台衣装とメイクに身を包んで記者会見の場に姿をあらわした。

人間の住む世界のすぐ隣の「小さな世界」で生きる虫たちの命と愛の物語を描く本作。まず驚きなのがこの鮮やかな衣装！これは山本寛斎事務所が手掛けたもので「同じ衣装が一人もいない。34人分の衣装を作っていただいた」と岸谷。

ブラジル出身のマルシアは思わず「ふるさとに帰ったみたい。このままカーニバルに出られる！」と誰よりも嬉しそうにはしゃいでいだ。また今回初舞台となる大原も赤を基調としたかわいらしい衣装について「衣装を着て初めて稽古をしたときそれまでの稽古と全く違っていた。気持ちが入れ替わったような、今まで体験したことがない感覚。まるで魔法にかけられたみたい」と新鮮な喜びを口にしていた。

一方、衣装に大きなツノがあることで、さらに大きくなった城田に「身長4m！」と誰かが声をかけると、「この角があるせいで、いろいろなところを通るときに（ぶつけて折らないように）暖簾をくぐるように細心の注意を心がけている」と苦笑。この会見中も、特に小柄な大原がすぐ城田の影に隠れてしまうので、何度も体勢を変えてカメラマンたちが撮りやすいよう気を配っていた。

「稽古場ではどんなに頑張っても60％くらいの出来。これが劇場に入りお客様が目の前にいることで100％以上になっていく。そのためにもぜひ多くの方に舞台を見てほしい」と寺脇がアピールする「The Love Bugs」。まもなく開幕だ。