南極ゴジラ、ジュラシックパークを舞台にしたSF青春群像劇『(あたらしい)ジュラシックパーク』を上演
南極ゴジラ『(あたらしい)ジュラシックパーク』
2024年3月28日(木)~3月31日(日)王子小劇場にて、南極ゴジラ『(あたらしい)ジュラシックパーク』が上演されることが決定した。
2022年佐藤佐吉賞において、「最優秀作品賞」「最優秀賞演出賞」など異例の5部門での受賞を果たした新鋭劇団・南極ゴジラが、今年の春に新作を発表する。
物語は、映画『ジュラシック・パーク』のテーマである“テクノロジーの暴走”を、南極ゴジラらしくゆかいに突破する、ワンダフルであたらしいSF青春群像劇。
恐竜を生で見ることができる娯楽施設《ジュラシックパーク》。
かつて栄光でピカピカだったパークもすっかりくすんでしまい、 起死回生のリニューアル計画が始動!
そんな中、園内では 奇妙な姿かたちをした人間が目撃されはじめ……
ジュラシックパークで生まれ育った主人公・湾田ほんとを軸に、 一等賞の同僚、いつも着ぐるみの友人、怪しいセールスマン、 かつての映画スター、冷血動物症の科学者など、 登場人物10人の瑞々しい生活を描く。
脚本・演出:こんにち博士(南極ゴジラ)コメント
南極ゴジラは2020年に『贋作ジュラシックパーク』という題名でジュラシックパークを舞台にした作品を上演しました。これが劇団化して初めての本公演だったのですが、4年が経ち、5回目の本公演としてまたジュラシックパークの劇をやることになりました。題名は『(あたらしい)ジュラシックパーク』です。
僕は子どもの頃から恐竜が好きでスピルバーグ監督の映画『ジュラシック・パーク』もDVDが傷だらけになるほど観てきて、『贋作〜』は、そんな、好きだ! ロマンだ!という想いを詰め込んだ公演でした。それからの4年間で社会環境や科学技術も大きく変わりましたし、自分自身のものごとに対する感じ方や劇団としての作りたいものもアップデートを繰り返してきたように感じます。
『(あたらしい)ジュラシックパーク』は、恐竜大好き! みたいな気持ちからは少し俯瞰的になって、ロマンと現実のギャップに焦点を当てます。ジュラシックパークという特殊すぎる空間の中で、普段の南極ゴジラとさほど変わらない登場人物たちが生活をしていて、そんな中に、ワンダフルなおかしさや切なさが溢れている演劇です。劇団員が10人とも出演します。最高の作品にします。
ぜひ楽しみにしていてください!
公演情報
出演:南極ゴジラ
※当日券は各+500円
Twitter:@Gekitin555
Instagram:@gekitin555
WEB:http://nankyokugodzilla.com/