鴻上尚史の代表作『朝日のような夕日をつれて』を玉置玲央、一色洋平、稲葉友、安西慎太郎、小松準弥で上演

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2024.2.27
紀伊國屋ホール開場60周年記念公演KOKAMI@network vol.20 『朝日のような夕日をつれて2024』

紀伊國屋ホール開場60周年記念公演KOKAMI@network vol.20 『朝日のような夕日をつれて2024』

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2024年8月10日(土)~9月1日(日)、鴻上尚史のプロデュースユニット「KOKAMI@network」(コーカミネットワーク)第20回公演として、舞台『朝日のような夕日をつれて2024』が上演されることが決定した。

『朝日のような夕日をつれて』は鴻上尚史が結成した劇団「第三舞台」の旗揚げ公演として1981年に初演され、再演され続けている鴻上尚史の代表作で、85年には初の紀伊國屋ホールでの上演、87年には紀伊國屋演劇賞も受賞した。

サミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』を下敷きにした物語と、新製品の開発に狂奔するオモチャ会社「立花トーイ」の物語が交差し、さらにもうひとつの世界が描かれる、ギャグと遊戯の洪水の中でその時代の最先端を反映し、変化し続けた作品。8回目の上演となる今回は81年初演から“初めて”上演キャストを一新して上演する。

シャープかつダイナミックな演技で、舞台・映像問わず観客の目を惹きつけ続け、2014年上演の本作にも出演、現在放送中の大河ドラマ『光る君へ』に出演し話題沸騰中の玉置玲央。舞台『鋼の錬金術師』シリーズでは主演のエドワード・エルリック役を務め、『斑鳩の王子-戯史 聖徳太子伝-』に出演するなど話題の舞台への出演が続く一色洋平。昨年上演の音楽劇『浅草キッド』にて、後輩芸人でコンビを組むも武へのコンプレックスから次第に悲劇へ突き進むことになるマーキー役の好演が記憶に新しい稲葉友、2020年の一人芝居舞台『カプティウス』や、鈴木勝吾とともに、作・演出・出演を担当した二人芝居、饗宴『世濁声』を成功させるなど確かな実力で数々の舞台に出演する安西慎太郎、
現在放送中のドラマ『恋は湯けむりの中で』や、新宿LIVEで上演中の舞台『最果てリストランテ』出演するなど、舞台や映像で活躍し続ける小松準弥と、人気と実力を備えたキャストが実現した。

(上段左から)玉置玲央、一色洋平、稲葉友(下段左から)安西慎太郎、小松準弥、鴻上尚史

(上段左から)玉置玲央、一色洋平、稲葉友(下段左から)安西慎太郎、小松準弥、鴻上尚史

常に時代の最新を反映し、変わり続けてきた『朝日のような夕日をつれて』2024年版を楽しみにしよう。

作・演出:鴻上尚史 コメント

とうとうこの日が来ました。
『朝日のような夕日をつれて』は、僕が22歳の時、初めて書いた戯曲で、『第三舞台』の旗揚げ作品として上演した作品です。幸いなことに、その後、2014年まで、計7回も上演することができました。劇団と僕自身の代表作のひとつと評価される作品になりました。
男5人が登場する作品で、初演からは大高洋夫、二回目の公演からは小須田康人の二人とずっと一緒に創ってきました。他の役は、何人かは変わりましたが、すべて、「この人と一緒に創りたい」と僕が思った人でした。
今回、『朝日のような夕日をつれて2024』では、5人すべてを新しい二十代、三十代のニューメンバーでやることにしました。5人とも、僕が「この人と一緒に創りたい。この人達となら、新しい朝日が創れる」と思った人達です。
いろんな人から、「新しい朝日が見たい」と言われてきました。「朝日はとても演技的に難しい作品だから、簡単には、できないんです」とそのたびに答えました。でも、とうとう、上演できるニューメンバーが集まってくれました。劇場でお会いしましょう。とうとうこの日が来ました。

公演情報

紀伊國屋ホール開場60周年記念公演KOKAMI@network vol.20
『朝日のような夕日をつれて2024』
 
【作・演出】 鴻上尚史
【出演者】 玉置玲央 一色洋平 稲葉友 安西慎太郎 小松準弥
 
【スケジュール】
東京公演:2024年8月10日(土)〜9月1日(日)紀伊國屋ホール
大阪公演:2024年9月7日(土)~9月8日(日)サンケイホールブリーゼ
 
【公式X:(旧Twitter)】@asahi_2024
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