『妻、小学生になる。』TVアニメ放送決定&ティザービジュアル解禁 原作者&監督コメントも到着
(C)村田 椰融/芳文社・妻小プロジェクト
累計部数300万部を突破している10年前に死んだ妻が小学生として蘇る、村田椰融による漫画作品『妻、小学生になる。』がTVアニメ化することが発表され、ティザービジュアルが公開された。
ティザービジュアルは、小学生になった妻とその夫が絶妙な距離感でベンチに腰掛け、その後ろに二人を見守るかのように死んだ妻が佇むシンプルなデザインになっている。
さらにテレビアニメ放送決定に併せて、スタッフ情報も発表となり、監督に阿部記之、シリーズ構成・脚本に平林佐和子、キャラクターデザインに関川成人、制作はスタジオサインポストが担当する。原作者の村田椰融、阿部記之監督からのコメントも届いている。
<原作:村田椰融コメント>
Q1.アニメ化を聞いた時のお気持ち
ドラマ化に加え、アニメ化もされると聞いて驚きました。とても嬉しかったです。夢のひとつでもあったので、夢を叶えられたと思いました。作品を選んでくれたプロデューサーさん、担当さん、読者さんに強く感謝しました。
Q2.アニメに期待している事
漫画の絵が動くことが単純に嬉しいです。声優さんがどんなふうにキャラクターを演じるか、またOPやED、劇中のBGMなど、音楽と合わさった世界観もどうなるか気になります。アニメならではの演出、補填されたシーンなども、いち視聴者として楽しみたいです。
Q3.ファンに向けて一言
一度アフレコの現場を見学させていただきましたが、この作品の制作に関わるすべてのスタッフさんが、このアニメをいいものに仕上げたいという熱意を持って向き合っているよう感じられました。漫画やドラマのファンの人にも満足していただけるような出来になっていると思います!
<阿部記之監督コメント>
Q1.原作を読んでの感想
話の導入こそ、コメディー風の転生ものですが、愛する人との永遠の別れと、残された者の生きざまを真正面から描いた作品。私は初め、フィクションにありがちな '特別な魔法の力' によって、幸せを手にできるエンディングを想像していたので、打ちのめされました。
Q2.アニメ化に際して特に注力している事
原作が時間をかけて丁寧に表現しているたくさんの感情を 残念ながら全部を描くことはできなかったので、これをどうまとめていくか? 原作の先生からも意見を伺いつつ、より一層家族中心に描いております。
Q3.ファンに向けて一言
特別な魔法の力がなくても愛する者のために、主人公が最後はポジティブに力強く行動します。アニメ的な都合のいいエンディングではないですが、圭介と貴恵は、リアルなヒーローとヒロインに見えてきます。ご期待ください。
『妻、小学生になる。』は、愛する妻・貴恵を10年前に亡くした愛妻家だった夫の前に、生まれ変わって10歳の小学生の姿になった妻が現れる。廃人のような生活を送っていた夫と娘が、小学生になった妻のおかげで、生きる喜びを取り戻していく心温まる家族再生の物語。2022年には堤真一、石田ゆり子、蒔田彩珠等のキャストでテレビドラマ化もされている人気作のTVアニメ化。さらなる情報を待ちたい。
放送情報
TVアニメ『妻、小学生になる。』
原作:村田椰融(芳文社刊)
監督:阿部記之
シリーズ構成・脚本:平林佐和子
キャラクターデザイン:関川成人
アニメーション制作:スタジオサインポスト