大坂なおみが4年ぶりに日本代表へ復帰! BJK杯カザフスタン戦は4/12~13に有明で開催
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4月12日~13日に有明で開催される『ビリー・ジーン・キング・カップ by Gainbridge 2024 ファイナル予選「日本 対 カザフスタン」』で、大坂なおみが4年ぶりに日本代表に復帰する
女子テニスの国別対抗戦『ビリー・ジーン・キング・カップ(BJK杯) by Gainbridge 2024 ファイナル予選「日本 対 カザフスタン」』が、4月12日(金)・13日(土)に有明コロシアム(東京都)で開催される。
日本とカザフスタンが屋内ハードコートで、11月のファイナル(スペイン)への進出をかけて対戦する。この大一番に大坂なおみが日本代表として出場することが決まった。
今回、発表された杉山愛監督が率いるメンバーは、次の5人。
・日比野菜緒(シングルス80位/ダブルス161位)
・本玉真唯(シングルス120位/ダブルス124位)
・大坂なおみ(シングルス287位/ダブルスなし)
・青山修子(シングルスなし/ダブルス19位)
・柴原瑛菜(シングルス448位/ダブルス21位)
※()内の世界ランキングは3月4日付のもの。以降も同様
昨年11月に有明コロシアムで開催されたコロンビア戦のメンバーから、坂詰姫野(シングルス178位)が外れ、大坂が加わった。大坂は20年2月のスペイン戦以来となる、BJK杯代表復帰となる。
会見で杉山監督は「ランキングは結果を表す数字なので、上位の選手から声をかけた。大坂選手のランキングは戻り切っていないが、上位の大会で成績を残して、実力を証明している。青山選手、柴原選手のペアは長年組んでいて、チームとして最高のペア。ベストの布陣で臨めてうれしい」と意気込みを見せた。
対するカザフスタンのメンバーは、次の通り。
・Y.プチンツェワ(シングルス79位/ダブルス357位)
・Z.クランバエワ(シングルス495位/ダブルス141位)
・A.サガンディコワ(シングルス806位/ダブルス901位)
・A.ダニリナ(シングルス935位/ダブルス44位)
・Z.ディアス(ランキングなし)
22年ウィンブルドン女王のE.ルバキナ(シングルス4位)は登録されていない。ディアスは2017年ジャパンオープン女子のシングルスで優勝しているシングルス元31位の30歳で、22年全仏を最後に公式戦に出場していない。
杉山監督はカザフスタンのメンバーについて、「ルバキナが出てくることを想定していたので驚いている」としながら、「シングルスのナンバー1になるプチンツェワもタフな選手。BJK杯ではランキングはあってないようなもので、実力以上のものを発揮する選手もいる。日本としてベストを尽くすのみ」と話した。
ファイナル出場12チームのうち、23年優勝のカナダ、準優勝のイタリア、開催国となるスペイン、主催者推薦枠のチェコの出場は既に決定。残る8枠をファイナル予選で行われる8つの対戦で決める。
日本は昨年11月のプレーオフでコロンビアを破って、ファイナル予選に進出。一方、カザフスタンは同月に行われたファイナルのグループリーグで敗れていた。日本とカザフスタンはアジア/オセアニア・グループ1部で過去5度の対戦があり、日本が4勝1敗と勝ち越している。
杉山監督は「今回も自国開催を引けた運がとてもうれしい。ぜひ、有明に足を運んでいただければ、皆さんの声援が選手の力になる。日の丸で会場が埋め尽くされたら嬉しいですし、日本女子の戦いを応援してほしい」とファンに呼びかけた。
この言葉を現実のものにするためにも、当日はぜひ有明コロシアムに足を運びたい。