SNSで話題沸騰、大注目の京都発3ピースバンド・Lala初インタビュー、メンバーや音楽性を深掘り
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撮影=ハヤシマコ
京都発の3ピースバンド・Lalaが今きている。2020年からayaho(Vo.Gt)を中心に活動を始め、YUMEKA(Dr)とTAKETO(Gt)の加入を経て、昨年夏に現体制となった彼ら。キャッチーなメロディー、リアルな恋愛観が表れた歌詞が突き刺さると、10〜20代の間で話題となっている。2023年9月に配信リリースされた「別れのキスで」がSNSで大きな反響を呼び、今年2月にリリースされた1stアルバム『ハートビート』を提げて全国20カ所を廻る初のワンマンツアーは、各所で が完売に。すさまじい勢いでファンを増やしているLalaの3人に、今回SPICEが人生初インタビュー! 彼らの魅力や音楽について深掘りした。12月18日(水)には東京・代官山UNiTでセミファイナル公演を、12月26日(木)には大阪・心斎橋BIGCATでファイナル公演を行う。ぜひ次世代バンドの目撃者になってほしい。
TAKETO(Gt)、ayaho(Vo.Gt)、YUMEKA(Dr)
真っ直ぐなayahoとYUMEKA、冷静に舵を取るTAKETO。ちょうどよい3人の関係性
ーーバンド結成のキッカケは?
ayaho:私が結成時からのメンバーなんですけど、JEUGIA三条本店さんの120周年記念ライブのオーディションで優勝したら、10-FEETさんも出演するライブのO.Aの出場権を得られるという企画があって。私は地元が京都の宇治なんですけど、10-FEETさんも『京都大作戦』で宇治代表としてやられているのでそれに出たくて、弾き語りで出演しました。そのオーディションに、Lalaの初期メンバーのギターとドラムも出ていて。そこからドラムの子が脱退してドラムを探していた時に、ギターの子がYUMEKAを呼んでくれて。なかなか4ピースが揃わなくて、YUMEちゃんが音楽の専門学校に通っていたので、友達のTAKEちゃんを紹介してくれました。TAKEちゃんに出会った時はギターもいなかったけど、TAKEちゃんはギターもベースも弾けるので、少しずつサポートで入ってくれて。そのうちTAKEちゃんがギターで正規メンバーになって、後からベースの子が抜けちゃったんです。本当にたくさんの出会いと別れがあって、去年の夏に今の体制にたどり着きました。
ーーTAKETOさんは、時と場合によってギターとベースを使い分けるんですか?
TAKETO:ライブではギターを弾くんですけど、レコーディングではベースもギターも両方弾きます。
ーー今はベースレスでやってるんですか? それともサポートを入れている?
TAKETO:ライブではMacから自分が弾いたベースを走らせています。
ーーなるほど。ayahoさんは元々ソロで活動していたけど、バンドに興味もあったんですか。
ayaho:はい。母がバンド好きなのでよく聴いていたし、音楽を始めたキッカケも好きなアーティストもバンドでした。ずっとソロ活動と並行してLalaもやっていたけど、バンドの夢がどうしても諦めきれなくて、今はバンド1本でやってます。
ーー弾き語り自体はいつ頃からされていたんですか?
ayaho:中学2年生の時からです。少しずつオリジナル曲を作りつつ、最初はカバーでカフェで飛び入りライブをしていました。
ーーYUMEKAさんは小学校からドラムをされていたんですよね。
YUMEKA:はい。JEUGIAのYAMAHA音楽教室でドラムを始めたんですけど、父の影響でX JAPANを好きになって、小学校の時にSCANDALを知ってすごく憧れて。初めてライブを見に行ったのもSCANDALです。ずっとバンドをやりたかったけど、同世代にしっかり楽器をやってる子が全然いなくて、高校にも軽音部がなかったんですよ。だからYAMAHAで習っていた大人の人たちと発表会に出たり、家族でライブもしていて。高校2〜3年の頃にやっとバンドを組みました。
ーーTAKETOさんはベーシストを目指してOSMに行かれていたんですね。
TAKETO:そうなんです。僕は小さい時からレッド・ホット・チリ・ペッパーズとか、色んな洋楽やJ-POPを聴いて過ごしていて、バンドは好きだったけど、自分がプレイヤーとしてはやる気は全くなかったんです。作家になりたくて専門学校に入ったらYUMEKAに出会って。当時ギター2人とドラムしかいないLalaのライブが1回あって、その時に「僕を呼んでよ」と言って一緒にやっていく形になったので、自分からアプローチをかけた感じですね。
ーーバンドをやる気はなかったけど、アプローチをかけようと思ったのはなぜですか?
TAKETO:自分の経験を積むためにアプローチした感じでしたね。ライブをいっぱいやるようになって「バンドって良いな」と情が湧いてきました(笑)。
ーー作家志望でもあったんですね。
TAKETO:楽器を始めた当初は全く曲が書けなかったので、専門学校に入ったら書けるようになるんじゃないかなという気持ちで入学して、周りの人に曲の書き方を聞いたりして。作家もやりたいと思いつつ、通っていたのはベーシストを目指すコースでした。だけどLalaのワンマンライブをサポートする時に「曲数が足りないから、ぜひ曲を書いてみてくれない?」というので書いたら、思いのほかメンバーからも反響が良かったので、楽しくなって。今も作家にはなりたいけど、バンドの曲も書いてどんどんLalaを広めていきたい。2人は本当に面白いので「もっと知られたらいいのにな」と思いながら、いつも活動してますね。
ーーメンバーで当事者だけど、どこか俯瞰して見ているような雰囲気がありますね。
TAKETO:2人がすごく真っ直ぐ走るタイプなので、3人揃って走ってしまうと、誰かが切り替えないと絶対に良くない方向に行くので。そういう役も必要かなと思って俯瞰してますね。
ayaho:TAKEちゃんは制作の時、自分の意見だけじゃなく「お客さん的にはこうなんじゃないか」みたいな意見をたくさん出してくれる印象があります。
ーーお客さんの気持ちも汲みながら。
TAKETO:お客さんのことしか考えてない時もありますけどね。自分たちの個性を出すのも大事ですけど、曲を聴くのはお客さんなので。1人でも多くのお客さんに引っかからないと面白くないというところだけは、心得ておかないといけないなと思っています。
ayaho:3人とも性格が全然違うので、だからこそわかり合えないこともたまにあるんですけど、私は3人のパズルが少しずつ合ってきてる感じがして、良いなと思ってます。
TAKETO:お互いあまり自分のことを喋らないんです。100%全部を出さないというか、全員50%ぐらいで留めてる。YUMEちゃんは好きなことへの情熱があるからたまに80%の可能性はあるけど。多分それぐらいで自分を出すのが、ぶつからずにうまくやれてる理由じゃないかと。
ayaho:誤解を恐れずにいうなら、良い意味で仕事仲間みたいな感じなんですよね。私は今まで人間関係をこじらせまくってきて、めちゃくちゃ人の目を気にするタイプなので、いきすぎてしまうと音楽どころじゃなくなるのが嫌で。普段自分を出してるとか意識してるわけではないけど、振り返れば3人ともちょうどよく関われていると思います。
楽曲制作は自分との戦い。ayahoの歌詞への強いこだわり
ーー曲作りはayahoさんとTAKETOさんでやっているんですか?
ayaho:色んなパターンがあります。基本的に私が作詞作曲をすることが多いんですけど、TAKETOもめっちゃ曲を書いてくれたり、TAKETOが作曲をして私が歌詞をつけるパターンも結構あります。TAKETOが作曲した「Jealousy(1stアルバム『ハートビート』収録)」は、Lalaの中でも再生数が回っていて。最近挑戦したのが最新シングルの「サーチライト」で、私がいつも出せないようなメロディーを出そうという作戦で、TAKETOがメロディー以外のトラックを作ってくれて。
TAKETO:バンドのアンサンブルをそのまま使って、ayahoがその上にメロディーと歌詞を乗せるというやり方にトライしました。
ayaho:そしたらやっぱりいつも出せない色が出て。あとはYUMEちゃんも作詞をしてくれます。1stアルバム『ハートビート』にも入ってる「月が綺麗に見えるのは」はYUMEちゃん作詞で私作曲です。Lalaの曲も色んな色があった方がいいというので、YUMEちゃんも曲を書け書けとスタッフさん達からも言われてるんですけど、もう少しで書けると聞いてるので、また新しい曲が生まれるんじゃないかなと。
ーーゆくゆくは全員で曲作りができたらと?
ayaho:そう思ってます。
ーーラブソングが多いですが、こだわりはありますか?
ayaho:私が単純にラブソングが好きで。自分自身そんなに恋愛経験があるわけじゃないんですけど、ずっと恋はしてきたので。でも相手に対して自信がなかったり、不満があって、そういうのをポップに歌えたらいいなとか、ただの失恋ソングじゃなくてちょっと斜め上を突いてみたり、最近はメンヘラちっくに書いてみたり。歌詞は、実体験も友達から聞く話も、あとは妄想もあります。「こういう恋の形ってきっとどこかに転がってるし、なかなかないラブソングを届けられたら面白いな」と思っているので、完全に「ayahoワールド」で頭の中で1人の女の子を勝手に失恋させて書くみたいなことをやったりしてます。
ーーお客さんには10〜20代が多いんですよね。リアルな歌詞が人気だけど、中には妄想もあるんですね。
ayaho:ありますね。やっぱり実体験だけじゃ枯渇するので。「どんだけ妄想してんねん」って感じです(笑)。
ーーSNSに「制作は戦や〜」と呟いておられましたね。
ayaho:「呟きました(笑)。本当に曲が書けないと、病み散らかしてしまうんですよ。誰かに何かを言われるとかじゃなくて、自分の中で「アカン」と思ったら、せっかく作った曲を「なし」として、「全部ぐちゃぐちゃゴミ箱ポイ」みたいにしてしまうんです。だけど辛抱強く自分と戦って、ギリギリまで頑張って頑張って頑張ったら、自分の納得いくラインまで持っていけることがあるんだなと最近気付いて。もちろんバズるバズらないとか、世間の流行りに寄せたり、スタッフに聴いてもらう機会があったら「ここをもっとこうしてああして」とか、色んな関門を乗り越えないといけない時もあって、それはそれで戦いなんですけど、それ以前に自分との戦いですね。
ーー歌詞とメロディー、どの部分で戦いになることが多いんですか?
ayaho:歌詞ですかね。私はずっとオリジナルを作って歌ってきたので、結構歌詞にこだわりがあって。「誰でも書けそうな歌詞やな」「この言葉は自分が書かなくてもいいわ」と思ったら嫌で、すぐ却下してしまって。その時のメンタルにもよるんですけど、例えばがっつりメンヘラ系に寄せた時、そういう歌詞を書くことを自分が今許せるか……難しいんですけど、その時の気分にめちゃくちゃ左右されます。でもこだわっちゃいますね。
女の子のリアルな恋の本音を歌う「別れのキスで」制作秘話
Lala「別れのキスで」-official Music Video
ーーそんな中「別れのキスで」がSNSで人気になっています。その要因を自分たちで分析しますか?
ayaho:ラブソングで実話を元にして書いてるんですけど、ちょっと思い切った歌詞だったかも。全部実話じゃなくて、感情的な面で書いたんですけど、あまり人が突いてなかったところを突けたかなと自分で思ってます。
ーー具体的には?
ayaho:女の子が胸の内に秘めていた本音みたいな。デートが終わってそのまま家に帰るのが嫌で、もっと一緒にいたいし、一緒にいたいだけじゃなくて「こんなおもんないデートして終わりですか? この先もっと何かないんですか?」みたいな、求めてしまう部分を書いてます。そういう欲望って恥ずかしいから相手には絶対言えないし、友達にも相談できるようなことじゃない。それを表現できたかなと思います。
TAKETO:「別れのキスで」は僕がLalaで作った2曲目の曲で。Lalaの楽曲は基本的にポップロックなイメージがあったので、ライブハウスで曲をやりますとなった時に「ポップロックサウンドの中で、いきなりダンサブルな曲をポンと放り込んだら、お客さんがびっくりするやろうな」という想いで書いた曲だったので、刺激になればいいかなって。ライブで同じような曲調が続くと、お客さんが飽きて「眠いな」とか「足痛いな」とか、意識が他に移るのは良くないと思って。
ーーそれがうまくハマったと。
TAKETO:そうですね。僕は正直こんなに評価されると思ってなかったです。スパイスになればいいかなぐらいの感じで出したので、みんなに「この曲良いよね」と言ってもらえたのは嬉しかったです。「Jealousy」も同じで、若い子に向けて曲作りをしていこうという意識になってる中で、年上のお客さんも置いてけぼりにならないように、ちょっと懐かしいサウンドを残して、それは若い子にとって新鮮かなと思って出してみたら、よく聴かれましたね。
ーー「愛ゆえに(2024年8月 1st EP『全人類ときめきが止まらない』収録)」は80’sのシティポップですよね。
TAKETO:僕が「愛ゆえに」を書いた時、個人的にシティポップにハマっていたので(笑)。竹内まりやさんや杏里さん、松田聖子さんをいっぱい聴いてた時に「俺もこういう曲書きたい」と思って出したら「良いじゃん」となったので「あ、良かったんだ」という感じです。
ーー「ほろ酔い(『ハートビート』収録)」のようにアッパーなハードロックもあれば、「今更、何様?(『全人類ときめきが止まらない』収録)」でアコギから急にファンキーになる不思議な展開もあるし、ギターの存在感が強い曲もある。ジャンルが幅広いのは、色々やっていこうという気持ちがあるんですか。
TAKETO:それもさっき言った、刺激を与えたいというのが1番の理由です。僕が昔「バンドを良くするのにジャンルを問わずにやってみませんか」と、2人にプレゼンして説得したんですよ。ジャンルを広げていったら、ストレートだけじゃない球をいっぱい投げられるじゃないですか。2人も納得してくれたので、それでいこうみたいな感じでしたね。
ーーYUMEKAさんは2人の曲に、どのようにドラムを入れていかれるんですか。
YUMEKA:TAKEちゃんがアレンジ時に打ち込みでガイドを入れてくれる時もあるんですけど、スタジオでみんなでアレンジしていく時もあります。そこで意見を聞いて、ある程度スタジオでやったものを持ち帰って、個人練習の時に「ここ、こうしてみよう」と変えたりしつつ。基本的にはみんなの意見を聞いてドラムを考えてアレンジしてます。自分だけで全部考えてたら、毎回同じリズムになりがちだけど、例えばTAKEちゃんの打ち込みのアイデアで自分の中の幅が広がるので、色んな意見を聞いてそれを取り入れるのは、結構やりやすいです。
京都の地名が入った思い出の1曲
ーー「サーチライト」は「鴨川の等間隔」が目に浮かぶ失恋ソングですが、どういう気持ちで書かれましたか?
TAKETO:僕たち「京都発」と謳っている割に、京都感がゼロだったので。
ayaho:京都の曲がなくて、今売れてきているバンドの歌詞を見たら、地元のスポットや固有名詞が入ってて。なかなか書けなかったけど、書いてみようと思って。やっぱり私の思い出に刻まれている場所が、鴨川の等間隔なんです。デートスポットだけど、高校生の時や卒業式の後に友達と座りに行ったり、今でも友達と座って喋ることも多いので。私の青春の記憶の中に、鴨川や四条大橋、河原町の町並みがあって。奥深い街で大好きなので、自分の思い出として1曲残しておきたくて。歌詞の一言一言が実話じゃないけど、地元の人が聴いて喜んでくれる曲になればと思って書きました。失恋ソングとしても楽しんでもらえるし、京都を知らない人にも京都の空気感が伝わればなと思ったり、京都以外に住んでる人にも、それぞれの大事な思い出の街に当てはめて聴いてもらえたら嬉しいなって。一石三鳥か四鳥ぐらいある曲やなと思って書き進めてました。
ーー反響はどうですか。
ayaho:自分が書きたいものを書いたので「万人受けするかな」という心配はあったんですけど、「歌詞だけじゃなくて曲の雰囲気が聴いてて切なくなる」とか「泣きそうになる」と言ってもらって嬉しかったです。さっきも言った通り、今回TAKEちゃんが曲を作ってそれに私がメロディーをつける新しい挑戦をしたので、良いタッグが組めたんちゃうかなと思ってます。
ツアーファイナルは大阪・BIGCAT。今後も期待してもらえるライブをしたい
ーー実際、同世代からの支持を得て、ツアー
ayaho:半年前には想像もしてなかった未来です。「こうなりたいな」という夢はあったけど「ほんまにここまで来れるんや」と。少し前とは明らかに状況が変わってるので純粋に嬉しいですし、今まで私もお客さんとしてライブにいっぱい行ってたけど、そんなふうに見てくれてる人がLalaにも増えてきたんだなと思って、頑張る糧になっています。
TAKETO:この1年間は僕は奇跡だなと。SNSで「MV出します」と言った時も、そんなにぐわっとは伸びなかったので「これが普通のバンドの道のりなのかな」と思ってたら、出して3ヶ月〜半年ぐらいで若い子が「良いよね」と言ってるのを見て、すごい奇跡が起きてるなと思って。ツアー当初の5公演がソールドアウトして、ソールドアウトという文字はわかるんですけど、「本当に人いるんかな」ぐらいでライブしようと思って、いざステージに上がってみたら、会場を埋め尽くす人たちがいて。しかも自分たちの曲を聴いて目をキラキラにしたり、涙を流してたり、めっちゃ笑顔で手を叩いてたりするのを見て「今の状況って違う世界みたいですごいな」とずっと思ってます。
ーー実感はないですか?
TAKETO:全然追いついてないです。多分あと何年後かに追いついてくるんかな。
YUMEKA:私も1年前はこんな状況になるとは思ってなかったので、すごくびっくりしてます。
ーーこれからのLalaの目標はありますか?
ayaho:夏フェスに出たいとか、タイアップを任せてもらえるようなバンドになりたいとか、色んな目標があるんですけど、やっぱりライブが好きで、大阪でもたくさんライブをしてきたので、大阪城ホールでワンマンライブがやりたいです。
TAKETO:Lalaが大阪城ホールに立つには、もっと色んな人に聴いてもらえる楽曲を作っていかないといけない。今の音楽媒体はランキング化されて簡単に見れるじゃないですか。トップソングに入れるようなバンドになって、大阪城ホールで何万人もの人が「ウェーイ」と言ってる姿を見てみたいです。それぐらい大きなバンドになれたらいいなというのはずっと目標にしてますね。
YUMEKA:自分も昔から大阪城ホールに憧れがあって。それはSCANDALが大阪城ホールを目指していたから。SCANDALが初めて大阪城ホールに立った時も家族でライブを見に行って。大きいステージにLalaで立てるようになりたいです。
ーー期待しています。最後にツアーセミファイナルの東京・代官山UNiTとファイナル大阪・BIGCATへの意気込みをお願いします!
TAKETO:ツアーファイナル2公演なので、これまでの会場でやってきたことをもう1回披露して「これだけ1年間通してやったからみんなどうー?」と聞きたいですね。喜んで帰ってくれるお客さんが1人でも多くいたらいいな。そういうライブを目指します。
YUMEKA:8月からワンマンツアーを18公演やってきて、一応ツアーの最後ではあるけど、これで終わりじゃなくてここからなので。来てくれるお客さんとこの先も一緒にバンドを大きくしていこうという想いで、最高のステージにしたいです。
ayaho:BIGCATは関西で活動してるアーティストの憧れのステージなので、BIGCATの価値を下げないバンドでいたいし、一緒に全国を旅してきてくれたみんなに感謝を伝えられるラスト2daysにできたらいいなと思っているのと、Lalaの3人の決意を示せたらなと思います。今後も期待してもらえるライブをするために、頑張ります!
取材・文=久保田瑛理 撮影=ハヤシマコ