Aぇ!group 末澤誠也&草間リチャード敬太『STOMP』圧巻パフォーマンスに大興奮「目で見ても耳でも楽しめる唯一無二のショー」 【会見レポート】

レポート
舞台
2025.6.21
 ストンパ―と一緒にジャンプをして会場をわかせた(左から)アダム・バックリー、ジャスミン・ジョイナー、末澤誠也、草間リチャード敬太、フィリップ・バチェラー、ショーン・パーハム

ストンパ―と一緒にジャンプをして会場をわかせた(左から)アダム・バックリー、ジャスミン・ジョイナー、末澤誠也、草間リチャード敬太、フィリップ・バチェラー、ショーン・パーハム

画像を全て表示(10件)


デッキブラシや、新聞紙、ゴミ箱のふたなど、あらゆるものを楽器にしてしまうライブパフォーマンスショー『STOMP ストンプ』が2025年8月20日(水)~8月31日(日)に、東京国際フォーラム ホールCで、9月6日(土)、7日(日)に大阪・オリックス劇場で行われる。公演を前に2025年6月20日、パフォーマンスをするストンパー4名と、スペシャルサポーターに就任した、Aぇ!groupの末澤誠也と、草間リチャード敬太が都内で記者発表会に出席。会場で生のパフォーマンスを目の当たりにした末澤は「ミスをした時はどうするの?」などと質問攻めにしていた。英国出身でSTOMP歴18年というフィリップ・バチェラーは「僕たちはまた東京と大阪公演のために戻ってきます。子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで楽しめるショー。皆さん一緒に楽しみましょう!!」と呼びかけていた。

イギリスで生まれたSTOMPは、29年に渡る米国ニューヨーク・オフブロードウェイ公演をはじめ、世界53カ国で1500万人以上を大興奮させてきた。100分ノンストップのショーでは、8人のストンパーがバケツやデッキブラシ、ビニールの袋などを使ってリズムを生み出していく。

記者会見の冒頭ではデッキブラシを持った4人がソロのダンスのほか、時計回りに動きながらアクロバティックな技を披露するなどして圧倒。細かい手拍子や、床を踏みならす音でリズムを生むなど、圧巻のパフォーマンスで会場を釘付けにした。約10分ほどのショーを、最前列で鑑賞した草間は「興奮覚めやらぬって、このことだと思いました。マジでワクワクが止まらなくて、ずっと笑顔でした。手拍子だけであんなにかっこよくなるのか!!」と声を弾ませていた。

デッキブラシを使ってパフォーマンス

デッキブラシを使ってパフォーマンス

司会に「Aぇ!groupのライブに取り入れたいか?」と問われた末澤は「僕らは個性が強いので、(1つに)そろわないんでね。バラバラのことはできるんですけど、みんなでそろえろっていわれたら、かなり時間がかかると思います」と息がぴったりと合ったパフォーマンスを称賛。額に汗が光るフィリップ、ジャスミン・ジョイナー、ショーン・パーハム、アダム・バックリーが戻ると、末澤は側に寄って拍手で感動を伝えていた。

6名によるトークセッションでは、末澤が「近くで生で見て、ビックリしました。どうやって練習しているのですか?」と早速質問。ジャスミンは「反復が大事」と明かし「繰り返しショーをやる中で、体に染み込ませています。公演が始まると週に6回やるので、それだけやるとイヤでも覚えてしまう」と語り、ショーに立ち続けるためには「スタミナも大事」と話していた。

トークセッションでは和やかな笑顔を見せた

トークセッションでは和やかな笑顔を見せた

通訳が英語から日本語に翻訳した答えを、目を輝かせながら聞いていた末澤は続けて「ミスした時はどうしているんですか?」と質問。

ショーンが「練習をしてもミスはしますが、それは舞台の醍醐味だと思います。全くミスがないものを見たいのなら、映画などを見れば良いと思うんです。僕たちはミスが起きても、そのミスをきっかけに新しいものを生み出すことを特技にしています。ミスが起きても、新しいアイデアが生まれればそれはミスではなくなります」と回答すると、末澤は「ミスから新しいものが生まれるっていうのは、僕らエンタテイナーにとって学びになります」と感嘆していた。

草間はさまざまなアイテムを駆使して生まれる音楽に心を動かされたよう。「道具の中で好きなものは?」と問いかけると、ショーンは「1番好きなのは新聞紙。今回の公演では新聞紙だけを使う演目もあるんです。ドラムをバチで叩くのと違って、新聞紙で叩いて音を作るのは難しいこと。でもそれぞれが面白いものを見せようと演技も取り入れて、ミュージカルを見ているような感覚で楽しめると思います」とショーの見どころについても明かしていた。

向き合って回転しながらパフォーマンスを見せた

向き合って回転しながらパフォーマンスを見せた

司会からは「扱うのが難しいアイテム」について質問。アダムは「マッチ箱が難しかった。両手をバラバラに動かさなくてはいけないんですけど、リラックスして動かなきゃいけないので、とっても難しい」。ジャスミンは「スーパーとかにあるショッピングカートが難しかった。自分の体よりも大きいカートを舞台の上で縦横無尽に、音に合わせて動かすのは大変です。でも繰り返しやる中で、いまはショーの中で1番好きなものに変わりました」と笑顔を見せていた。

終盤にSTOMPの魅力について質問されたショーンは「動きや音楽、演劇コメディ要素もある。世界をどこ探してもない唯一無二の存在です。だからこれまで長く続けることができました。日本の皆さんにもそれを感じていただきたい。日本でパフォーマンスすることを楽しみにしています!」。末澤は「いま僕が生で見たこの迫力を、皆さんにも楽しんでほしい。言葉を使わないからこそ、目で見ても耳でも楽しめる唯一無二のショーだと思う。ぜひ劇場でこの音圧を感じてほしい」。草間は「生だから感じられる高揚感、音圧を感じてほしい。身近なものを使っているからこその親近感もあります。ぜひ生で楽しんで」とPRした。

会見の最後にあった写真撮影でデッキブラシを渡された末澤と草間は興味津々。音を弾ませる方法を真似るなど、ストンパーとすっかり打ち解けていた。カメラマンにジャンプをリクエストされた6人は、正面や左右にあるカメラに合わせて何度もジャンプ。高い身体能力で報道陣をわかせていた。

公演情報

『STOMP ストンプ』

出演 STOMP ストンプ カンパニー
企画・招聘 キョードー東京

 
【東京公演】
2025年8⽉20⽇(⽔)〜8⽉31⽇(⽇) 全16公演
東京国際フォーラムホールC [有楽町]
料⾦(税込・全席指定)
STOMPシート ¥14,800(ステージから3列⽬以内) *残席わずか︕
S席 ¥11,000
A席 ¥8,800
主催:キョードー東京/ぴあ
後援:J-WAVE

【⼤阪公演】
2025年9⽉6⽇(⼟)〜9⽉7⽇(⽇) 全4公演
オリックス劇場
⼀般発売 5⽉24⽇(⼟)AM10:00
料⾦(税込・全席指定)
STOMPシート ¥12,800(1階席5列⽬以内)
S席 ¥10,800
A席 ¥8,800
B席 ¥6,800
主催:関⻄テレビ放送/キョードー⼤阪
後援:FM COCOLO/FM802
シェア / 保存先を選択