【日高郁人&青木いつ希インタビュー】“闘い”を島根県に刻みたい!『ご縁の国しまねプロレス』10/4浜田市大会&10/5松江市大会を展望

2025.9.24
インタビュー
スポーツ

『ご縁の国しまねプロレス』の浜田市大会&松江市大会に出場する青木いつ希(左)と日高郁人(右)

画像を全て表示(17件)

日高郁人&青木いつ希が地元島根県活性化を目指して展開する『ご縁の国しまねプロレス』が、10・4浜田市大会(金城総合運動公園)、10・5松江市大会(島根・ホテル一畑・平安の間)を開催する。

昨年に続く浜田大会で「日高 & 青木 vs 鈴木みのる & 世羅りさ」というカードを組んだ意味とは? そして松江大会で現体制としては初となる日高が鈴木との一騎打ちに臨む覚悟とは? 日高&青木の師弟コンビが大いに語った。

浜田市大会『浜田市新市誕生20周年記念事業 ご縁の国しまねプロレス ~浜田2025~』は10月4日(土)、松江市大会『ご縁の国しまねプロレス~松江2025~』は10月5日(日)に開催

■ショーンキャプチャー主催興行『浜田市新市誕生20周年記念事業 ご縁の国しまねプロレス ~浜田2025~』
日時:10月4日(土)18:00開始
場所:浜田市金城総合運動公園(ふれあいジムかなぎ)(島根県)

■ショーンキャプチャー主催興行『ご縁の国しまねプロレス~松江2025~』
日時:10月5日(日)15:00開始
場所:ホテル一畑 平安の間(島根県)

松江市大会は『しまねプロレス』2年目の締めくくり。大勝負を刻みたい(日高)

青木いつ希と日高郁人が『ご縁の国しまねプロレス』2大会の見どころを語る

――真夏の連戦、8・30出雲&8・31江津からわずか2ヵ月という短いスパンで、10月4日(土)、5日(日)に『ご縁の国しまねプロレス』の浜田大会、松江大会が開催されます。

日高:狙って短いスパンになったわけではなくて、会場の空き状況とか諸々の事情で、実質1カ月でやることになってしまいました(笑)。これも挑戦ですね。10月4日が青木の地元の浜田市、そして10月5日は県庁所在地の松江市。県都である松江はいまNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の舞台で、『ばけばけ』の宣伝がいろいろなところにあるんです。松江が盛り上がってる時期だからこそ、プロレスでより盛り上げたいなと。

――ショーンキャプチャーでの松江大会は…?

日高:初ですね。
青木:松江は県庁所在地なので町として大きいですし、栄えてますよね。

――島根出身のおふたりですが、松江で思い出すことといえば?

青木:高校時代に演劇部の大会に行ったときに、松江に泊まったなぁとか。
日高:僕も柔道の県大会で松江に行ったり。(2人の故郷からはやや遠いため)松江に行ける喜びみたいなものはありましたね。松江ってけっこうプロレスが開催されてる街なんですけど、僕たちはどこもやったことがない「ホテル一畑」っていう松江の大きいホテルの平安の間というところで開催させていただくので。松江でプロレスを見慣れているプロレスファンの人たちにとってもちょっと違った雰囲気でプロレスを楽しめるんじゃないかなと。

――ホテル一畑・平安の間でのプロレス開催は初ですか?

日高:初ですね。
青木:地元のひとにも「ホントにできるの?」って聞かれるぐらい、(プロレスとホテルの)イメージが全然結びつかない場所なんです。一畑って島根県人にとってはブランドみたいな感じで、一畑百貨店とかもあって。
日高:一畑電気電鉄、一畑バス、隠岐汽船とか。今大会の協力者の方が一畑グループさんと懇意にされていて。その方に紹介していただいて。

――そんなスペシャルな場所で満を持しての松江大会を開催すると。

日高:毎大会、その大会にあったカードだったり催しを組んできたんですが、今回は島根出身の選手たちを中心にゲスト選手として船木誠勝選手、鈴木みのる選手に出ていただくと。

――船木&鈴木がドンと掲載されている大会ポスターは迫力がありますね!

日高:存在感がありますよね。鈴木さんは去年から参戦してもらっていて、レギュラーじゃないですけど、毎大会出てもらいたいっていう気持ちがありまして。船木さんは昨年3月の益田大会にも参戦してもらったり、『ストロングスタイルプロレス』でご一緒させていただいている関係もあって。それで今回、ちょうど(船木と鈴木の参戦が)重なったというか。
青木:営業で島根を回らせていただいてる中でおふたりの参戦を伝えると、プロレスを知っている方はもちろん「えぇ!?」みたいになるんですけど、あまり知らない方でもおふたりの名前は聞いたことあるみたいで、「それは見てみたいですね」ってなるので。ビッグネームですよね。

――対戦カードは?

日高:松江市は年度最終戦なのでビッグマッチ的な位置づけで考えていて、日高郁人鈴木みのるのシングルに決めました。

――おお! 初シングルですよね?

日高:初シングルです。

――なぜこのタイミングでシングルをしようと?

日高:『しまねプロレス』の2年目も締めくくりということで、一発大勝負をしてみたいなと。島根の人たちが見ている前で大勝負を刻みたい、そう思いました。

――勝負論のあるカードでもありますね。

日高:そういうプレッシャーも感じながら闘いたいと思ってます。1対1で向かい合う。今までは(タッグマッチだったため)向かい合っても隣に誰かいたので。1対1で向かい合う緊張感も今までにないものですし、その緊張感も乗り越えた上で勝利をつかみたいと思います。

――明るく楽しいプロレスも面白いですが、シングルの大勝負ならではヒリヒリ感も味わってほしいと?

日高:そうですね。以前は自分が普段対戦している選手、手の合う選手との試合を見てほしいなという気持ちもあったんですけど、現体制でやりだしてからは、そうじゃない部分、今おっしゃられたヒリヒリした部分を(届けたい)。いわゆる“スイングする試合”じゃないかもしれないけど、キャリアも晩年にきた中での勝負、それも島根県に刻み込みたいなという気持ちはあります。そして、そんな背中を青木だったり、岩﨑永遠に見せたいなという気持ちもありますし。

――ファンは日高さんの勝利を期待すると思いますが?

日高:そうですよね。泥臭く、勝ちを狙っていきたいなと思います。

――メインが「日高 vs 鈴木」。となると、セミは「青木いつ希 vs 船木誠勝」ですか?

青木:えっ!?  お任せください!
日高:違います(苦笑)。岩﨑永遠と船木さんのタッグ対決になりました(岩﨑永遠 & 関本大介 vs 船木誠勝 & 中之上靖文)。去年3月の益田大会でも岩崎永遠と船木さんのタッグマッチが実現したんですが、そのとき永遠が体調不良で。地元の佐賀で点滴を打って試合に臨んだんですが、消化不良で終わってしまったと。完全な状態で挑みたいですと本人から申し出があったので、今回、岩﨑永遠 & 関本大介 vs 船木誠勝 & 中之上靖文というカードを組みました。
青木:みんなデカい!
日高:僕と違って彼はヘビー級なので、これまでもデカいヘビー級とのカードを組んできました。今回もキツいと思うんですけど、ヘビー級として名を上げていくにはそういう相手との対戦は逃れられない。まだこれからというキャリアのうちにドンドンぶつかって、仮に当たって砕けたとしても何かを刻み込んでほしいと思いますね。

――自ら志願した以上、岩﨑選手には何かを残してほしいですよね?

日高:ただ試合をやって終わりじゃなく、何か見せてほしいですね。

プロレスの力、プロレスの楽しさ、去年と今年を通してさらに伝わるものがあると思う(青木)

島根県出身の日高郁人&青木いつ希

――青木選手のカードは?

青木:青木いつ希 & 炎華 vs 関口翔 & 風南ユキというカードになりました。

――関口さんはほぼレギュラーですが、wave、SEAdLINNNG、両団体期待の若手がランナップされた理由は?

青木:翔さんは「島根決まりました。翔さん、スケジュール押さえてください!」っていうぐらい欠かせない方で。いてくださるだけで気持ち的に安心感がありますし、こっちがやってほしいことを察してくれるというか、そういう視野の広さが試合にもすごく現れてるので。

あと、よく組むのでお互いの手の内が分かるからこそ緊迫した試合ができる気がします。私が同期に負けたくない、と思うキッカケになるくらい翔さんの技術力や発想力はとんでもないですから……。とにかく翔さんには、組むにも戦うにも絶大な信頼を置いています!

――8月大会は加藤園子選手や世羅りさ選手といった引退を控えたベテランと対戦しましたが、今回は一転、新世代とのカードになったのは?

青木:いろいろな団体に出させていただいている中で、炎華の才能はすごいなといつも思うんです。小さい頃からプロレスが大好きで、本当にプロレスラーになった子なんですけど、プロレスが好きなんだなって気持ちがホントに試合から伝わってきますし、身体能力も長けてるし、小柄で可愛らしくて。

初めて見たお客さんは「こんなに可愛らしい子が?」ってビックリすると思うんですけど、彼女の身体能力の高さとか技の的確さとか、いつ見てもすごいなと思うので。島根に来てほしいなと思ったし、島根の人にもこういうレスラーもいるんだよっていうのを見てほしい。誰がどう見ても強い選手もいいんですけど、女子特有の動きとか華やかさを見せてくれるのは炎華だなと思って。
日高:風南ユキは僕の希望だったんです。お母さんが松江出身の島根県二世なので。補足ですが、岩﨑永遠と対戦する中之上選手もお父さんが邑智町(現美郷町)という中部出身で。直接的な出身者だけじゃなく、島根県にゆかりがある人たちにも参戦してほしいなと。いつか島根県にかかわりがある人たちだけでツアーができたらそんな素晴らしいことはないなと思ってます(笑)。
青木:風南ユキは(島根の隣県の)鳥取県米子出身なので。デビューしてまだ数えるほどしか試合してないとは思うんですけど、地元で試合をすることでもらえるパワーって絶対あると思っているので。そういうのを今のうちに知ってくれたらなって。これから彼女がプロレスラーとして歩んでいく中で、つらいこととか悲しいこととかあると思うんですけど、地元で応援してもらった思い出が一歩踏み出す力に絶対なると思います。

万が一、この日、良い結果が出せなかったり、自分にとって悔しい思いをしたら、この日のリベンジをするためにこれからも頑張ろうとか。いい方向に転んでも、たとえ悪い方向に転んでも彼女のためになる試合になるんじゃないかなと私は思ってます。これからの先の何かにつながるだろうなって。
日高:SEAdLINNNGの南月たいよう代表は僕の弟子なので(風南は)孫弟子にあたるかなという意味でも出てほしい存在ではありました。期待してます。

――青木さんの地元である10・4浜田大会のカードは?

青木:浜田の自分のカードは……自分と日高さんのカードになるんですけど、鈴木みのる&世羅りさ vs 日高郁人&青木いつ希が浜田のメインになります。

――去年の浜田大会でも鈴木みのる選手と対戦していましたよね?

青木:前回の浜田は、鈴木さんと山下(りな)さんのタッグに挑戦したんですけど、完敗して、初めてリング上でガチ泣きしました(苦笑)。
日高:そして僕にも怒られると(笑)。
青木:自然と出てくる悔し泣きとかうれし泣きじゃなくて、ホントに痛くて怖くて泣いたんです。ツラ過ぎて。

――心が折れたと?

青木:折れかけの涙というか。

――初めての経験ですか?

青木:初めてです。“悔しい”という思いで泣いてしまうことはあったんですけど……。
日高:子どもみたいに泣いてましたね(笑)。そこに僕が行って怒ったらまた泣くっていう。
青木:「痛かったのに、なんで助けに来てくれなかったですかぁ……!」って泣いてたら。
日高:痛いのは当たり前だろって。

――そんな1年前を経て、リベンジを望んだと?

青木:そうですね。
日高:1年前は青木としては望まないカードだったかもしれない。鈴木みのる選手には僕だって勝ったことがない、強くて高い壁のような選手です。1対1じゃ絶対敵わないかもしれないけど、そういう選手と闘っていかに勝利を目指すか、心折れずに戦っていくか、そういう経験はなかったんじゃないかなと思ってカードを組んだんです。

――青木さんがレスラーとして成長するための一戦だったと。

日高:はい。青木は試合後は泣いてましたけど、どんなにツラくても戦い抜けると思ったからカードを組んだんだと僕は言いました。後日、その時の気持ちを伝えた上で、もう1回やらないとダメだなと。
青木:こんなに早くリベンジの機会が組まれるとは思ってなかったんですけど、今年の浜田大会の開催が決まった時点でこのカードが日高さんの頭にはあったみたいで。確かに、これよりピンとくるカードは今の自分にはないかもと思いました。去年、完敗して、子どもみたいに泣いた試合後のリングで言ったんですけど、私がこんなにボコボコにされたせいで、今日初めてプロレス見た人がプロレス怖いって思っちゃったらどうしよう。もうプロレス見たくないって思ったらヤダなって。だから「もっと強くなって、来年また帰ってくるから、みんなもう1回見に来てください」ってリング上で言ったんですよ、泣きながら(笑)。

でも、それは心からの言葉だったので。この1年でいろいろな経験積んで、自分でも強くなった実感があります。鈴木さんも世羅さんもとんでもなく強くて怖い人たちだけど、自分の師匠の日高さんと立ち向かっていって勝利したら浜田の人たちもうれしいと思いますし、プロレスの力、プロレスの楽しさ、去年と今年を通してさらに伝わるものがあると思うので。やるしかないって今は思います。

――どんな部分が成長したと思いますか?

青木:精神的にも身体的にも。勝つぞ!という気持ちでもちろん望むんですけど、でもどこか頭の隅っこに「去年めっちゃ怖かったな……」っていう感情があるのはホントなので。どっちにも勝たないといけないですね、対戦相手と自分の気持ちと。ひとりじゃそれは難しいかもしれないけど、日高さんと立ち向かうことで去年のリベンジを果たせるかなと思ってます。
日高:僕は青木に島根県の絶対的ヒロインになってほしいんです。特に浜田市では声をかけられることがけっこうあるんですけど、勝利をして、足跡を残していくことで地元の人たちにより知られると思いますし。いろんな女子の団体に出て、頑張っている青木の良い評価を目にすることもうれしいんですけど、そういう青木を見ている人たちにとっては、この試合の青木は異質になると思います。でもだからこそ、たくさんの人に見てもらいたいなと思いますね。

――『ご縁の国しまねプロレス』でしか見られないカードですね!

青木:ホントここでしか見れないと思います。

――島根のファンはもちろん、全国各地から飛行機代を払ってでも来る価値があるカードだと?

青木:あります!
日高:ありますねぇ。

――今年は笑顔もしくはうれし涙を見せてくれそうですか?

青木:ね、ホントですよね。任せてください、笑顔もうれし涙もどっちもお見せします!
日高:僕も青木と組んで勝たなきゃいけない。翌日には(松江で)シングルが控えているわけですから、ここで鈴木選手にいいようにやられるわけにはいかないので。ふたりで勝利をつかんで、ショーンキャプチャーとしての2025年のゴール、10・5松江の鈴木みのる戦で日高郁人が勝利をつかむためにも、浜田でも勝って、松江でも勝利したいと思います。

――『ご縁の国しまねプロレス』としてはこの2連戦が締めくくりになると。

日高:そうですね。もうひとつ考えていることもあるんですけど、ちょっとそれは形が違うので。

――レギュラーの大会ではない試みを考えていると?

日高:はい。島根県って19市町村があるんですけど、町も攻めていこうかなと思っていまして。前回ならIZUMO CITY(出雲市)、今回ならMATSUE CITY(松江市)とかTシャツを作ってシティ(市)シリーズでやっているんですけど、今度はタウン(町)シリーズをやろうかなと計画していて。

――2025年も残すは3ヵ月ですが、10月の2大会に加え、もう1大会タウンシリーズがあるかもしれないと?

日高:できればもう一発やれたらなと思っています、2026年を見据えて。来年3月21日に益田大会が決まってますし。今年以上に攻めていきたいと思っているので。10・4浜田、10・5松江で試合内容でも魅せ、結果も出して、来年に向けて弾みをつけたいと思います。

10・4浜田&10・5松江全対戦カードを日高郁人が解説

ショーンキャプチャー主催興行『浜田市新市誕生20周年記念事業 ご縁の国しまねプロレス~浜田2025~』は10月4日(土)、浜田市金城総合運動公園(ふれあいジムかなぎ)で開催

 
■ショーンキャプチャー主催興行『浜田市新市誕生20周年記念事業 ご縁の国しまねプロレス ~浜田2025~』

日時:10月4日(土)18:00開始
場所:浜田市金城総合運動公園(ふれあいジムかなぎ)(島根県)

ボンバータツヤ vs 関茂隆真

▼第1試合(15分1本勝負)
ボンバータツヤ vs 関茂隆真

日高:関茂選手はデビュー5ヵ月のイキのいい大日本プロレスの新人で、真っすぐなプロレスをする選手です。ボンバー選手はずっと出てもらっている松江市出身の19歳。元気のいい第1試合を見せてほしいなと思います。

宮本裕向 vs 関札皓太 vs がばいじいちゃん

▼第2試合~3WAYマッチ(20分1本勝負)
宮本裕向 vs 関札皓太 vs がばいじいちゃん

日高:8・30出雲で宮本とがばいじいちゃんのシングルが行われたんですが、その日の第1試合に出た関札選手がなぜかがばいじいちゃんのセコンドのような立ち位置にいて、気づいたら3WAYみたいになってて。結果、両者リングアウトで終わったんですが、だったら試合でやってくれと。それで今回3WAYを組みました。決着をつけてほしいですね。

関口翔 vs 炎華

▼第3試合(30分1本勝負)
関口翔 vs 炎華

日高:炎華選手は若くて華がある、すごくいい選手で。対する関口翔選手はずっと『しまねプロレス』に出てもらっていて。僕も信頼を置いている選手です。青木の地元だから女子が第1試合でもいいなと思ったんですけど、第3試合でやってもらおうと。お互いの持ち味を発揮してほしいですね。

岩﨑永遠 & シマネリオ & KEITA vs 関本大介 & 中之上靖文 & “brother”YASSHI

▼第4試合~セミファイナル(30分1本勝負)
岩﨑永遠 & シマネリオ & KEITA vs 関本大介 & 中之上靖文 & “brother”YASSHI

日高:永遠とKEITA選手が8・30出雲での試合後に握手をかわしていたので、同じコーナーに立ってもらおうと。そして、そこにシマネリオを加えたしまね軍団を組んでみました。島根県トリオが組めるときが来たんだなと感慨深い思いもありますし、中之上選手が島根県二世というのもあって興味深いカードになったなと。みなさんには島根トリオを応援してもらって、パワーとクセモノのチームを若さで突破してもらいたいなと思います。

日高郁人 & 青木いつ希 vs 鈴木みのる & 世羅りさ

▼メインイベント(30分1本勝負)
日高郁人 & 青木いつ希 vs 鈴木みのる & 世羅りさ

日高:メインテーマは青木がいかに去年のトラウマに打ち勝つかになると思うんですけど、試合をするのはあくまで僕と青木、ふたりなので。相手は強敵ですけど、青木のトラウマを乗り越えた上で、ふたりで力を合わせて勝ちたい。それに尽きますね。

ショーンキャプチャー主催興行『ご縁の国しまねプロレス~松江2025~』は10月5日(日)、ホテル一畑 平安の間で開催

■ショーンキャプチャー主催興行『ご縁の国しまねプロレス~松江2025~』

日時:10月5日(日)15:00開始
場所:ホテル一畑 平安の間(島根県)

シマネリオ vs 関茂隆真

▼第1試合(15分1本勝負)
シマネリオ vs 関茂隆真

日高:関茂選手は10・4浜田に続いての第1試合。シマネリオはスピーディな動きがウリの選手で、8・30出雲ではメインイベントの重責も経験しました。そこで成長したシマネリオと真っすぐでいい動きをする関茂選手。前日とは違った、アツい第1試合になることを期待しています。

“brother”YASSHI vs がばいじいちゃん

▼第2試合(20分1本勝負)
“brother”YASSHI vs がばいじいちゃん

日高:これは僕が見たかったカードです(笑)。がばいじいちゃんは去年の出雲でアンディ・ウーと試合をしたんですけど、アンディが刀、じいちゃんが杖を持って向かい合っている絵が印象的だったし、今年の出雲で宮本と対戦し、じいちゃんがメンチを切られたりする姿がすごく絵になるなって。今回の相手は“b”YASSHI、このふたりが向かい合ったらどんな世界観が描かれるんだろうなと楽しみにしています。

KEITA & ボンバータツヤ vs 宮本裕向 & 関札皓太

▼第3試合(30分1本勝負)
KEITA & ボンバータツヤ vs 宮本裕向 & 関札皓太

日高:昨年8月の『しまねプロレス』では対戦したKEITA選手とボンバー選手ですが、その後、彼らのホームリング『JTO』で島根連合というチーム名で組みだしたみたいで。それなら『しまねプロレス』でも組んでもらおうと。相手は宮本裕向と関札選手。強敵ですけど、島根タッグで突破してほしいですね。

青木いつ希 & 炎華 vs 関口翔 & 風南ユキ

▼第4試合(30分1本勝負)
青木いつ希 & 炎華 vs 関口翔 & 風南ユキ

日高:風南ユキ選手は島根二世で、島根出身の青木とタッグを組ませるか対戦させるかで迷ったんですが、9・19 SEAdLINNNG新木場大会ではタッグを組んでいたので、『しまねプロレス』では対戦してもらおうと。彼女はまだデビューしたばかり。キャリア9年の青木から吸収できることは多いと思うので、今回は闘うことでいろいろなものを吸収してもらいたいなと思います。

岩﨑永遠 & 関本大介 vs 船木誠勝 & 中之上靖文

▼第5試合(30分1本勝負)
岩﨑永遠 & 関本大介 vs 船木誠勝 & 中之上靖文

日高:永遠にはヘビー級路線を突き進んでほしいなと思っています。だからこそ、デカい人たちとのカードを組んできましたが、ここらで結果を出してほしいなと。ぶつかり合うの中で存在感を残すだけじゃなく、勝利すること。彼の未来を見据えたとき、この試合は重要になってくるのかなと思ってます。

日高郁人 vs 鈴木みのる

▼最終試合(30分1本勝負)
日高郁人 vs 鈴木みのる

日高:“闘い”を島根県に刻みたいなと思っています。誤解を恐れずに言えば、鈴木さんは自分よりもキャリアが上で、知名度が上で、実績も上で、自分よりも強い選手です。でも、どんな強い選手が相手でもプロレスリングにおいて勝つ方法はあるので。いかに3カウントを奪うか、いかにタップアウトを取るか。頭脳をフル回転させたうえでの勝負。そんな“闘い”を島根に刻み込みたいと思います。

(記事提供:ショーンキャプチャー)

イベント情報

ショーンキャプチャー主催興行『浜田市新市誕生20周年記念事業 ご縁の国しまねプロレス ~浜田2025~』

 日時:10月4日(土)18:00開始
 場所:浜田市金城総合運動公園(ふれあいジムかなぎ)(島根県)

ショーンキャプチャー主催興行 『ご縁の国しまねプロレス~松江2025~』

 日時:10月5日(日)15:00開始
 場所:ホテル一畑 平安の間(島根県)

  • イープラス
  • 鈴木みのる
  • 【日高郁人&青木いつ希インタビュー】“闘い”を島根県に刻みたい!『ご縁の国しまねプロレス』10/4浜田市大会&10/5松江市大会を展望