ファーム日本一は巨人か中日か!? 『ファーム日本選手権』は10/4宮崎で開催
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10月4日(土)にひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われる『2025年プロ野球ファーム日本選手権』
『2025年プロ野球ファーム日本選手権』が10月4日(土)、ひなたサンマリンスタジアム宮崎(宮崎県)で行われる。イースタン・リーグからは読売ジャイアンツが出場し、9年ぶり9度目のファーム日本一をかけて中日ドラゴンズと対戦する。
イースタン・リーグ優勝を決めて胴上げされる桑田真澄・二軍監督 ※読売巨人軍公式サイトより
ジャイアンツは9月16日、埼玉県所沢市のCAR3219(カーミニーク)フィールドで行われた埼玉西武ライオンズ戦で、6-3で勝利し、2年ぶり29度目のイースタン・リーグ優勝を決めた。首位争いをしていたライオンズとの直接対決を制し、116試合を終えて76勝38敗2分で、栄冠に輝いた。
ジャイアンツはこの日、1-1の7回に新人・荒巻悠の中越え2ランで勝ち越し。8回に追いつかれるも、タイブレイクの延長10回、相手のミスで勝ち越すと、佐々木俊輔の2点適時三塁打で突き放した。投げては先発のグリフィンが5回1失点と試合を作り、最終回は堀田賢慎が締めた。
桑田真澄・二軍監督は、「言葉がチームをつくる」と信じて選手を指導。「プロフェッショナル」「主体性」「自己満足の練習より、自己実現の練習」「サイエンス、バランス、リスペクト」など、シンプルで力強い言葉を繰り返し伝えてきた。
そして、「優しい言葉の裏に込めた厳しい要求に、選手たちは正面から向き合い、失敗を恐れず挑戦してくれました。二軍の試合では、どうしてもミスが多くなります。しかし、その都度コーチ陣やスタッフが選手とともに原因を分析し、改善策を練ってくれました。その積み重ねこそが、最終的に優勝という結果に結びついたのだと確信しています」と振り返った。
今年は新たに「ジャイアンツタウンスタジアム」が完成し、昨年を大きく上回るファンが足を運んでくれた。桑田監督は「選手たちは、温かい声援を力に変え、プレーの中で何かをつかみ、気づき、成長していきました。この素晴らしい環境を整えてくださった球団、そしてどんなときも支えてくださるファンの皆さまに、心から感謝申し上げます」と話し、さらなる精進を誓った。
優勝ペナントを広げて『ファーム日本選手権』優勝を誓うジャイアンツの選手と関係者 ※読売巨人軍公式サイトより
9月19日には、イースタン・リーグ『読売ジャイアンツ-北海道日本ハムファイターズ』の試合前に、2025年度イースタン・リーグ優勝セレモニーが行われた。そこで日本野球機構の杵渕和秀イースタン・リーグ統括から、桑田真澄二軍監督へ優勝ペナントとトロフィーが授与された。
NPBのファームは来季より3グループ制に再編される方針が固まっており、2リーグ制最後のイースタン・リーグ覇者となったジャイアンツ。今回の『ファーム日本選手権』も2リーグ制最後の決戦になるとあっては、優勝チームとしてその名を刻みたい。
大会ポスター
対戦相手となるウエスタン・リーグは、9月28日に行われたリーグ最終戦で中日ドラゴンズが優勝。26日から行われた福岡ソフトバンクホークスとの3連戦で、1敗もできない状況から3連勝。勝率2厘差での逆転Vを飾った。今回の『ファーム日本選手権』では14年ぶり7度目の優勝を狙う。
ジャイアンツとドラゴンズは、『ファーム日本選手権』では、1987年の第1回大会からしのぎを削ってきた。過去の対戦成績は4勝4敗と互角となっている。
観戦
座席図
料金表