扇治郎ら松竹新喜劇団員、淡路島で藤山寛美が寄進した祠に参拝『新春お年玉公演』取材会オフィシャルレポート到着
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左から曽我廼家桃太郎、藤山扇治郎、戸田ルナ、曽我廼家一蝶
2026年1月2日(金)~1月7日(水)に南座にて上演される『初笑い!松竹新喜劇 新春お年玉公演』出演の藤山扇治郎らが淡路島を訪れた。
同公演のBプロにて、松竹新喜劇の家族愛あふれる名作「ふる里の橋」を、淡路島を舞台として上演する。公演期間中、劇場ロビーでは淡路島の物産展が開催されるほか、1月4日(日)、5日(月)には開演前に淡路人形座による「戎舞」の披露、また6日(火)のBプロ終演後には淡路島ゆかりのゲストによるトークショーが予定されている。さらに、4日(日)から6日(火)の公演では、淡路島に在住の島民を対象にエキストラを募り、ラストシーンで神輿を担ぐ祭りの衆として出演する。
公演に先駆けて松竹新喜劇の藤山扇治郎、曽我廼家一蝶、曽我廼家桃太郎、また洲本市出身の劇団員、戸田ルナが、物語の舞台となる淡路島を訪れた。オフィシャルレポートが到着したので紹介する。
藤山寛美が寄進した柴右衛門狸の祠
左から戸田ルナ、曽我廼家桃太郎、藤山扇治郎、曽我廼家一蝶
まず一行は、柴右衛門狸の祠へと向かった。“柴右衛門狸”は洲本に伝わる芝居好きの狸で、毎日のように大阪・道頓堀へ通っていたと言われている。この祠は、松竹新喜劇が誇る名優・藤山寛美が寄進した祠で、中央に祀られている“お狸さん”の像は寛美自らの手によるもの。松竹新喜劇と深い縁のあるこの祠で、劇団員が一人ずつ参拝を行った。
洲本八幡神社での成功祈願
続いて、洲本八幡神社へ移動し、公演の成功祈願を行った。社殿奥にあるお社や社殿上部に奉納されている絵画は大阪・中座にあったもので、劇団員たちは淡路島と新喜劇との縁の深さをより一層、強く感じることとなった。
藤山扇治郎
成功祈願を終え、同神社の社務所にて行われた取材会で藤山寛美の孫である藤山扇治郎は「祖父が寄進した祠に参拝できたことがとても嬉しいです。淡路島の雰囲気は人情味に溢れる松竹新喜劇と合っていると思います。皆さんに喜んでもらえるよう、劇団員一丸となって頑張ります」と意気込む。
曽我廼家一蝶
藤山寛美も演じた土産物屋の店主・修一を勤める曽我廼家一蝶は「藤山寛美先生が勤めていたお役を演じるごとに、その偉大さを感じます。大人の方はもちろんお子さんが見ても何かを感じ取れるような松竹新喜劇の“昭和劇”を楽しんでもらいたいです」と語った。
曽我廼家桃太郎
続く曽我廼家桃太郎は「今年1月の公演では、淡路島の3年とらふぐを開発した水産養殖人の役を演じましたが、今回も淡路島の魅力を目いっぱい伝えられるように、物産展のPRも頑張ります!」とアピール。最後に戸田ルナは「ただいま~! 前回よりさらにレベルアップしたものになるように、淡路島出身だからこその、淡路島の空気感、“匂い”を出せたらと思います。島民の皆さんとの共演も非常に楽しみです」と熱く語った。
戸田ルナ
取材会を終えた一行は八幡神社の柴右衛門狸の像や淡路島の皆様との記念撮影を行い、本キャンペーンは幕を閉じた。
『初笑い!松竹新喜劇 新春お年玉公演』は2026年1月2日(金)から7日(水)まで。島民のエキストラ募集は近日中にスタート予定。舞台の上、劇場のロビーで淡路島の魅力をたっぷり味わえる、新喜劇とのコラボレーションに期待がかかる。
公演情報
Aプロ
「先ず健康」&新春ご挨拶
「淡路島 ふる里の橋」&新春ご挨拶
藤山扇治郎、渋谷天笑、曽我廼家一蝶、曽我廼家いろは、曽我廼家桃太郎 他
一等席:8,000円
二等席:4,000円
三等席:3,000円