Wisteria、新メンバーを迎え完全体となってのリリースと自身最大規模のライブを前に新世代ミクスチャーロックバンドの魅力に迫る
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Wisteria
若いながらも歴史あり。Wisteriaは2019年の結成からおよそ7年の間に、幾度かのメンバーチェンジと音楽的チェンジを重ね、そのたびに脱皮するように成長を遂げてきたバンドだ。そして12月にドラム・SORAを正式メンバーに迎え、ついに完全体になったWisteriaの新章が始まる2026年は、1月16日にニューシングル「ナキガオ」リリース、3月5日に渋谷WWWでのワンマンライブ開催と、飛躍の時はもうすぐそこだ。ポスト・ハードコア、エモ/スクリームを基層にしつつ、ポップな曲調やキャッチーなメロディを惜しげもなく繰り出し、ボーカル・ミイのフォトジェニックな魅力も合わせて、新時代のミクスチャーロックを切り拓くバンド。Wisteriaに注目せよ。
――SORAさんは、12月に正式にバンドに加入しました。今の心境は?
SORA:1年間のサポートメンバーとしての時期を経て、「やっと正規メンバーとして一緒に活動していける」っていうワクワクがすごいありますね。楽しみです。
――3人から見てどんな人ですか? SORAさんって。
コウメ:性格が、この3人と合うんですよ。私たちって、メンバーだけで過ごしてる時は結構静かというか、あんまりわちゃわちゃしてなくて、その雰囲気にすごい合ってるというか。昔から一緒にいたぐらい馴染みすぎてて、そういうところ波長があって、一緒にやっていきたいなと思って正式に誘いました。
――遡れば、バンドの歴史はもう6、7年になりますか。
龍星:だいぶ長い間やってますね。オリジナルメンバーは僕とコウメだけです。メンバーが変わってもバンドができてるのは、本当に感謝しかないです。
コウメ:奇跡的だよね。
龍星:前のドラムが抜けた時に、ヤバイって思ったけど、SORAちゃんがすぐにライブのサポートをやってくれて。バンドが前を向いて行ける感はすごくあったんで、正式に一緒にできて嬉しいです。
――メンバーチェンジや時代の変化があっても、バンドを続けてこれた原動力とは?
龍星:何だろう? そもそも、辞めるのがむしろ苦手なんで。環境の変化が苦手すぎるが故に続けてるというか、辞めれなくなってる。辞める人のほうがすごいなって思う。
コウメ:それ、わかる。
龍星:今残ってるメンバーは、その思いが特に強いと思う。
ミイ(Vo)
――ミイさんがバンドに入ったのは2021年だから、5年前。今サブスクで聴ける曲で言うと、自主盤としてリリースしたEP『NEW FRONTIER』もありますが、事務所に所属した2023年のシングル「インベーダー/ラブトレイダー」からですか。最初の頃は、何を考えて歌ってましたか。
ミイ:何を考えて歌ってたんだろう(笑)。「インベーダー」の時点でガラッと方向性を変えて、それより前はちょっと重ためなラウド調な曲が多かったのを、「インベーダー」からは重いけどポップな曲調に変えていって。この時点で転機だなと思って、「やってやるぞ!」という気持ちで歌ってたと思います。
コウメ:「インベーダー」を出した時は、再出発っていう気持ちがすごい大きかったですね。
――龍星くん、その時点で方向転換をしたきっかけは?
龍星:事務所からお話をいただいたりとか、色々あったタイミングではあって。自分のギター的に言うと、ずっと7弦ギターを使ってゴリゴリでやってたんですけど、ここで今のメインギター、普通の6弦ギターに変えて、それでレコーディングした初めての曲なんですよ。そこで「キャッチーを極めたい」という意識になって、Wisteriaの方向性が定まった感じがします。「歌を聴かせたい」が強くなりました。
――ここが最初のターニングポイント。コウメさん、これまでで一番思い出深い作品ってどれですか。
コウメ:曲の話じゃないんですけど、私は趣味でカメラをやっていて、「kotoba」(2024年8月)っていうシングルのジャケット写真は私が撮影してて、個人的には思い出深いですね。紙飛行機と、手はミイちゃんの手なんですけど、東京湾まで行っていっぱい撮って。
ミイ:いろいろ試したよね。
コウメ:紙飛行機が手から離れる瞬間とか、頑張って撮ったんですけど。結局手に持ってるのが採用された(笑)。思い出深いですね。
――趣味って言ったけど、コウメさん、ほかのアーティストのライブ写真とかも撮ってるから。プロじゃないですか。
コウメ:元々ライブカメラマンになりたくて、バンドが本業だけどライブ写真がすごい好きで。先輩のバンドとか知り合いのバンドから撮り始めて、そういう仕事はずっとしてました。だから自分のバンドを自分で撮りたいっていつも思うんですけど、それは不可能じゃないですか。
ミイ:GoProで撮ってもね(笑)。
――カメラマン目線で見ると、被写体として、このバンドはどういう魅力を持ってると思いますか。
コウメ:すごい写真映えしそうだなって思います。髪色も派手で、渋谷とかに立ってると「遠くから見てもわかるよ」っていろんな人に言われるし、個性あるメンバーが揃ってると思うので。龍星とミイちゃんは、撮ったことがあるんですよ。ミイちゃんがソロでアコースティックのライブやってる時とか、スタジオでのポートレートとか、龍星がサポートでバンドをしてる時とか。撮りがいあるメンバーだなってすごい思いました。映えるメンバーです。
コウメ(Ba)
ーーミイさん、思い出深い作品ってあります?
ミイ:えー、難しい。
コウメ:一番大変だったのは?
ミイ:大変だったのは、もう完全に『LIVE IT UP』(2025年7月)。レコーディング期間中ずっと体調悪くて、よく歌いきれたなって自分を褒めました。4曲入ってるうちの1曲目のレコーディングの当日に発熱しちゃって、でも頑張って歌い切って。一番高いキーの曲だったんで、ほんとに出るのか?って思いながら。
――そうなんだ。聴いててあんまりわからないけれど。
ミイ:若干ハスキーなEPになってます(笑)。
コウメ:それで言うと「ゆめ」(2025年1月)も若干ハスキーかも。
ミイ:あの時は喉に炎症があって、若干ハスキーになってました(笑)。あと、良かったなと思う曲は、『Come Here』(2024年6月)のリード曲「ハレノヒ」で、歌い終わった後に「この曲作って良かったな」ってすごく思いました。曲的にも歌詞的にも、また一つ新しいWisteriaに進めたなって思えるきっかけだったので。
――龍星くんは、特に大事にしてる曲とかあったりしますか。
龍星:僕も「ハレノヒ」。ミイがメインでメロディを書いてる曲もあれば、俺がメインで書いてる曲もあるんですけど、「ハレノヒ」は本当にフィフティフィフティで。サビが俺で、AメロBメロがミイで、コード進行にもこだわって、自分の中ですごくいいメロディが書けたなって思ったのと。「ハレノヒ」の原案は1年ぐらい前からあって、一回ボツになってたものを掘り起こして、僕が全然違う歌詞を付けてたものをみんなで再構築して、結果すごく満足いく曲ができたし、バンドで作った感がめっちゃ好きです。
コウメ:確かに「ハレノヒ」は、できた瞬間に「代表曲ができた!」みたいに感じましたね。
SORA(Dr)
――SORAさん。ライブのために全曲聴き直したと思うけど、シンプルにリスナーとして好きな曲は?
SORA:めちゃめちゃ迷うんですけど、聴いてても叩いてても一番感情が乗るのは「kotoba」ですね。感情移入しやすいっていうか、叩きながらうるっと来ちゃう時もあるぐらい好きです。
――ライブの話をしましょう。これまで、ホームグラウンド的なライブハウスはありましたか。
コウメ:ミイちゃんが加入する前とか加入直後ぐらいは、渋谷のCYCLONEっていうライブハウスで私が働いてたのもあって、月に一回は絶対やるみたいな感じで、コロナ禍の時もすごいお世話になったんですけど、最近はホームのライブハウスっていう場所はなくて。土地で言ったら渋谷、下北沢が多いんですけど、いろんなイベントに出るだけ出てるって感じです。
ミイ:CYCLONEでいっぱい出させてもらってたおかげで、いろんなバンドと触れ合って、「次に企画やるんだけど出ない?」とか、いろんなライブハウスに旅立っていくにつれて、逆にCYCLONEにあんまり出なくなったみたいな感じ。
コウメ:送り出してくれた感はあります。CYCLONEはかなりラウド色が強いので、そういう意味でも送り出してくれたのかもしれない。
ミイ:逆にCYCLONEでやる時はゴリゴリになるよね。
コウメ:一番緊張する(笑)。
――Wisteriaはライブハウス生まれ、ライブハウス育ち。
コウメ:フロムライブハウスな感じはありますね。
龍星(Gt)
――これまで全国ツアーの経験は?
ミイ:2024年に初めて東名阪に行って、2025年は神戸と広島と福岡も追加して。まだ2年しか全国を回ってないですけど。
SORA:福岡に行った時に、「高校の頃から聴いてます」って言ってくれたお客さんがいて。いろんなところでWisteriaを聴いてる人がいるんだなって、サポートながらその時思いました。
コウメ:同い年か年下ぐらいの女の子で、「やっと福岡に来てくれたから会いに来れました」って、物販で泣かれちゃって。こっちがもらい泣きしました。
龍星:ライブ中もずっと泣いてたよね。それ見て俺も、ライブ中泣いちゃったから。
――これぞバンド冥利。たぶん、ほかの場所にももっといますよ。もっといっぱい回らないと。
コウメ:頑張ります!
ミイ(Vo)
――あらためて、Wisteriaのライブバンドとしての強み、アピールポイントは?
龍星:本当にライブが好きで好きで仕方がない人たちがいるバンドだから、お客さんの気持ちがめっちゃわかるし。自分的に強いなと思うのは、みんなで一体となって盛り上がりたい気持ちはすごくあるけど、ゆっくり見てる人も全部肯定するというか、誰一人置いてかないライブをしたいし、それができるバンドだなと思ってるので。みんな平等に楽しめるのが、僕らの強みかなって思います。あと、コウメもSORAちゃんも俺もずっと暴れまくったりとか、このジャンルのバンドにしてはアクティブなほうだと思うんで。左右を見ても全然楽しめるというか、飽きないバンドだと思います(笑)。元々ラウド系だったのもあって、そういうこだわりはすごいあります。
コウメ:確かに。
――ちょっと聞いていいですか、龍星くんはどんなバンドを見て育ったのか。
龍星:高校生の時に一番ハマってたのは、それこそCYCLONEに出てるメタルコアバンドをめっちゃ聴いてました。インディーズのメタルコアバンド、エモ/スクリームとかが多かったです。もう解散しちゃったんですけど、仙台にStory of Hopeっていうバンドがいて、高校生の時に見て衝撃を受けて、女性ボーカルのバンドやりたいってなったりとか。あとは眩暈SIRENっていうバンドとか、わかりやすく影響を受けたのはそこらへんです。ポスト・ハードコアってジャンル。
――そこが根っこにあった上で、さっきの話みたいに、ポップでキャッチーな要素もあるのがWisteria個性になっていくと。
龍星:ミイが加入してから考え方が変わって、とにかく「人に届けたい」が一番だから。音楽の手段は何でもいいし、音楽は何でも好きだし、パンクだとハイスタンダードが一番好きだし、ミイはアヴリル・ラヴィーンが好きだし、ダンスっぽいのも好きだし、俺もテクノとかめっちゃ聴く時あるし。ジャンル関係ないのが強みじゃね?って今は思ってます。ただ、ラウドをやってたことは抜けきらないから、歌もの一本でやってきた人とは、違う表現が絶対できるなって思ってて、そこが圧倒的な強みだなって思います。
――プロフィールを見ても、メンバー全員の好みが笑っちゃうぐらいバラバラで。そこも強みなのかも。
コウメ:唯一の共通点として、「アニソンがみんな好き」っていうのはあるかもしれない。おのおののアニソンがあるかもしれないですけど、LiSAさんとかSPYAIRとかはみんな好きですね。
龍星(Gt)
――そんな4人が生み出した新曲が「ナキガオ」。これはほんといい曲。バラードっぽく始まってどんどん壮大になっていくドラマチックな曲。どんなふうに作った曲ですか。
龍星:これは結構特殊な作り方をしていて。最初にループが一個あって、いい感じのトラックを作ってあったんですけど、実は歌詞も書いてて、メロディを乗せて、コードを乗せたものをミイに渡して、「歌詞は自由にしていいよ」って言って、その時から「ナキガオ」っていうタイトルは決まってました。ただ「ナキガオ」という言葉をどういう解釈でどう伝えるか?っていうのは、俺が書いた元の歌詞とは180度違う方向になったと思います。歌詞も変わって、メロディも変わって、原型がなくなっちゃった。
ミイ:いつもそうだよね。でもメロディが変わっちゃうのは、龍星が仮歌を歌ってるからだと思う。
コウメ:メロディを読み取るのが難しくて(笑)。
龍星:不思議なことに、ボカロを使っても俺が使うと音痴になる(笑)。
コウメ:ほんとに不思議なんですけど、なぜかボカロがめちゃめちゃ音痴になるんですよ。何でだろう?(笑)。
ーー悪口はそこまで(笑)。曲調として、こういうドラマチックな展開は最初から考えていた?
龍星:そこは元々イメージがあって。これは俺のわがままというか、ギタリストとしてどうなのかって思うんですけど、「ギター弾きたくねえな」と思って、とにかくサビで「ジャーン!」ってやるだけでかっこつける曲を作りたいって思ったら、結果的にギターめっちゃ増えて、弾くことになっちゃった。
コウメ:めちゃくちゃ増えたよ。しかもすごい難しいフレーズが。
龍星:ギター弾かないために、しっとりした曲を作ったはずだったのに。
コウメ:「ギター弾かない曲を作りたい」って、ずっと言ってたんですよ。ライブを想定して。でもそんなことができるはずもなく、ちゃんとギター入ってます。
龍星:ギターを弾かないで暴れるだけの曲が作りたいのに、できたことがない。
――プレイヤー目線で言うとどんな曲ですか。「ナキガオ」は。
コウメ:個人的には、ベースラインがAメロBメロで目立つ曲で、「ゆめ」もそういう曲ではあったんですけど、タッチの感じとかがすごい難しくて。普段はピック弾きなんですけど、この曲はサビだけピックでほかは指で弾いてて、結構練習しました。
ミイ:コウメちゃん、ピック投げ捨てる曲多いよね。
コウメ:いつもピック8割、指2割で、パートによって指で弾く曲もたまにあるんですけど、この曲もそうで。指で弾いてて、ピックをパって取って弾いて、ポイって捨てて指で弾く(笑)。
SORA(Dr)
――ドラムを叩いてるのはSORAさん?
SORA:はい。Wisteriaのレコーディングは初めて参加しました。レコーディング自体は何回かやったことあるんですけど、私はドラムがほんとに好きで、ライブでもシンバル1枚の音色を調節したり、いろいろ試すのが好きで、それを活かせるのがレコーディングだと思ってて。「ナキガオ」は曲自体がずっと激しいわけじゃないんで、シンバルの一音一音を表現しつつ、Wisteriaの曲として自分も参加できるのがすごい嬉しかったし、レコーディングは自分の表現を出せる場なので、いい経験ができたし、個人的にすごい楽しかったですね。音楽の一部になれたという嬉しさがあります。
――ボーカリストとしては、どんな曲ですか。
ミイ:きわきわまで歌詞は何回も書き直してたんですけど、龍星が言ってくれたみたいに、「ナキガオ」っていうタイトルにどういう意図があるのか?を、統一しながら書きました。私は、ポップに聴こえるけどAメロが暗いとか、歌詞が暗い曲とかが多いんで、でも4人体制になって一発目の曲だから、それをどうやって前向きな曲に聴かせられるかな?っていうのを考えながらやってみて。でも最初から最後まで前向きじゃなくてもいいし、そういうことを考えながら歌詞を書いていましたね。ちゃんと未来に向かって、明るさがもう目の前にあるよっていう感じが伝わればいいなと思ってました。
――伝わりますよ。ばっちり。
ミイ:あと、「インベーダー」から『Come Here』ぐらいまでは、ラップっぽいパートを増やしていったんですけど、舌っ足らずなんですよ。自分で聴いても「幼いな」って思うんですけど、「ゆめ」ぐらいから馴染んできたというか、アクセントの付け方がうまくいくようになって、「よし成長したぞ」って思ったんですけど、「ナキガオ」もそういう曲です。
――この歌詞もそうだけど、ミイさんの歌詞って、聴き手を励ますようなものが多いと思うんですね。それがどんどん直接的になってきている感じがしていて。
ミイ:前までは、自分の中では具体的なつもりだけど抽象的な歌詞が多かったのを、出来る限り具体的な表現にして、「自分に特化したことほど聴く人にも伝わりやすいよ」っていうアドバイスしてもらったことがあって、「なるほど」と思って。そこから自分の思い出みたいなものを歌詞に入れていったり、人に言われたことを入れていったりしたら、自分でも「わかりやすいな」って思えるようになったので、それかもしれない。
――パーソナルなものが実は、一番マスに届くものだったりしますよね。この曲はぜひライブで聴きたい。結構エモい感じになると思う。
ミイ:早く歌いたい。
コウメ:早くやりたい!
コウメ(Ba)
――その曲がきっと聴けるのが、3月5日、渋谷WWWでのワンマンライブ「Sun up 24/7」。どんなライブにしたいか、もうイメージは描いてますか、
龍星:希望しかないです。でかい箱でみんなとわいわいやりたいなという絵を想像して、めちゃくちゃ楽しみにしてるって感じです。
ミイ:今回の「Sun up 24/7」っていうタイトルが、「四六時中夜明け」っていう意味を込めて付けたので、何か一個新しいこと始めるよっていうのが伝わったらいいなと思うのと。この4人体制が始まって、新曲も出して、「もう新しいWisteriaなんだぞ。そしてWWWでさらに新しい挑戦をするんだぞ」っていう、とにかく新しいことづくめで、みんなで一緒に「新しい」に向かっていきたいなっていう思いが届いたらいいなって、そういうワンマンにしたいなと思ってます。まだまだ頑張んなきゃなんで、頑張ります!
SORA:前回の夏のツアーは、サポートとしてのワンマンだったんですけど、3月のワンマンは正規加入のメンバーとしてのワンマンライブなので。そこの違いをお見せしたいし、「メンバーとしてみんなでやってるんだぞ」っていうのをお見せできたらいいなって思います。人は一緒だけど、覚悟みたいなものを見せたいです。
――じゃあ最後、コウメさんに締めてもらいましょう。
コウメ:自分はWWWにお客さんとして見に行ったことは何回もあって、映画館みたいな作りじゃないですか。ステージに立ったことはないんですけど、ステージから見たらお客さん全員の顔が見えると思うんですね。だから後ろの後ろまで、全員と一対一のライブがしたいなってすごく思ってます。ロングセットにもなるし、「ナキガオ」とか、もしかしたら新曲もやるかもしれないし、Wisteriaの曲は誰も置いていかないライブができるバンドだと思うので、一人一人とじっくり向き合って、「Wisteriaってめっちゃいいな」ってしみじみするようなライブをしたいなって、すごい思います。盛り上がるのももちろんなんですけど、帰る時に「Wisteriaっていいバンドだな」という気持ちになってもらえるようなライブを作りたいなと思ってます。
取材・文=宮本英夫 撮影=大塚秀美