<大阪・神奈川・東京>2026年3〜4月のおすすめお酒イベント【一期一会の良い酔いを】
さ〜て酒飲みの皆さ〜ん、春が来ますよ〜!
少しずつ寒さが和らいで、花のつぼみが膨らみ始める変化の季節。そんなシーズンにぴったりなのは、食道から体内をほっこり温める日本のお酒だ。今回のコラムでは2026年3月〜4月に開催されるお酒のイベントを、どどんと3本お届けする。
自分のために酒の道を追求するのはもちろん、この先に控えた歓送迎会や花見のシーズンで、誰かのために日本酒を選ぶ機会も想定できる。そんなとき、どうせなら自分の舌で選んだ「これは」という銘柄を、生産者から聞いたうんちくごと持参できたら格好いい。自分のため、誰かのため、そして日本の酒文化のさらなる発展のため、今こそ酒飲みたちは重いコートを脱いで出かけるべきなのだ!
・3月21日(土)湊町リバープレイス (大阪府)
『上方日本酒ワールド』
・3月19日(木)〜3月21日(土)日本丸メモリアルパーク(神奈川県)
『SAKEフェスinヨコハマ』
・4月4日(土)、4月5日(日)恵比寿ガーデンプレイス (東京都)
『秋田の酒を楽しむ会in東京』
料理と日本酒、最高の相乗効果をとことん追求!
3月21日(土)湊町リバープレイス (大阪府)
『上方日本酒ワールド』
『上方日本酒ワールド』
大阪の『上方日本酒ワールド』は、“食中酒としての日本酒の魅力”に焦点を当てた、徹底的なフードペアリング祭りである。当日の会場に建ち並ぶのは、ガッチリとペアを組んだ飲食店×酒蔵の屋台たち。提供される料理はすべて、日本酒銘柄ごとに合わせて開発された特別メニューだ。飲食店たちはペアを組んだ銘柄の味わい・香り・余韻を分析した上で「このお酒を最も美味しく味わうには、どんな料理が必要か?」と試行錯誤を重ね、メニューを開発するのだという。なんだか楽しそう!
『上方日本酒ワールド』過去開催時の様子
会場は開放感たっぷりの湊町リバープレイス。イベント主催者に『上方日本酒ワールド』ならではの特徴を尋ねてみたところ、「一番は料理のクオリティです」と気持ちよく答えてくれた。元々このイベントは、大阪の飲食店主たちが発起人となってスタートしたのだそう。提供される料理の屋台離れしたクオリティの高さやペアリングの妙が評判を呼び、そこから10年間で延べ50,000人を動員する関西屈指の人気イベントへと成長を遂げた。
『上方日本酒ワールド』過去開催時の様子
なるほど、そもそも日本酒の扱いに長けた飲食店によって生まれたイベントだからこそ、ペアリングに特化した独自のムードを獲得しているのだろう。提供されるフードが“おつまみ”と呼ばれず一皿の“料理”とされているあたりに、プライドと風格が漂う。なおコロナ禍を経て、現在の運営は酒販店主たちへとバトンタッチしているそうで、そこも面白い。飲食店から始まった祭りに酒屋ならではの視点が加わったことで、さらにイベントとしての厚みが増しそうだ。
『上方日本酒ワールド』過去開催時の様子
入場に加えて、飲食は各ブースでのキャッシュオン形式。日本酒の量は1杯あたり約60mlと少なめに設定されているので、酔い過ぎる心配をせずにどんどん気になるブースを攻めていけそうだ。こだわりメニューの料理店に入って一品・一杯だけで済むことはまずありえないので、こんなふうにチョイ飲みしながらあちこちのペアリングを楽しめるのは貴重な機会なのではないだろうか。
『上方日本酒ワールド』過去開催時の様子
『上方日本酒ワールド』は基本的にスタンディングのイベントだが、現在公式サイトにて数量限定の「プレミアムシート」を受付中。プレミアムシートなら、屋台の列に並ばずに専用ブースでお酒・料理のオーダーが可能。テントの下でのんびり座って待っているだけでスタッフが出来立ての料理をサーブしてくれる……という贅沢な体験ができる。タイミングが良ければ、蔵元がお酒の説明をしに席まで来てくれるかも? という点も魅力的だ。100分間で3,000円(+ワンドリンク)とのことだったので、じっくり腰を落ち着けて各飲食店・酒蔵の作品を味わいたいという人はこちらも視野に入れておくといいかもしれない。
とっておきの一杯を、それに合わせて作られた運命の料理とともにいただく。果たして、料理とお酒が織りなす相乗効果はどれほどのものなのだろうか……ぜひ現場で確認したいものである。
【主催者からのメッセージ】
・酒蔵なかやま 中山洋二郎
酒蔵なかやま 中山洋二郎です。
このイベントを引き継いだ理由は、正直「オモロイ」と腹から思ったからです。
飲食店、蔵元、酒屋が本気で向き合い、料理と日本酒の相性を探る。相性は味だけじゃなく、人と人、想い、背景も全部含めてやと思っています。
1日だけですが、関わる人にとっては年間を通して繋がっていきます。その面白さを1人でも多くに届けたいです。
・杉本商店 杉本一平
今回初めて主催者として参加させて頂く杉本です。
このイベントは初めてではなく、スタッフとして何回も携わっているのですが、飲食店の食事のクオリティの高さ、酒蔵との信頼関係の高さに毎回驚いていました。そのクオリティーをよりパワーアップできるように私たち運営も精進していきますので、応援宜しくお願いします!
・十徳日本酒販売所 小島拓也
イベントを引き継いでから今年で3回目ですが、それ以前からも上方日本酒ワールドには参加していました。
毎年思いますが、上方日本酒ワールドはハイレベルな料理とお酒、それに対して熱い人達が集まって、本気でお客様を愉しませているイベントだと体感しています。
プロの本気に接する楽しさを味わいたい方は3月21日に湊町リバープレイスにお越し下さい!
横浜港から、バラエティ豊かなお酒ジャーニーに出航!
3月19日(木)〜3月21日(土)日本丸メモリアルパーク(神奈川県)
『SAKEフェスinヨコハマ』
みなとみらいのシンボル的な帆船・日本丸の前で開催される『SAKEフェスinヨコハマ』は……なんとも未知数なイベントである。まず前提として、記事内にある過去開催時の写真はあまり参考にならない。なぜなら本イベントは9回目となる今回から大きくバージョンアップしており、さらなる大規模化・屋外開催へと舵を切っているからである。今回初の青空開催となるこのフェスが一体どんなことになるのか、その全容はまだ誰も知らない……というわけだ。
『SAKEフェス』過去開催時の様子
『SAKEフェス』の名前からして日本酒のイベントなのかと思いきや、実はこのイベントは“敢えてジャンルの縛りなし”という、酒ならなんでも来い! なお祭りである。公式サイトでチェックしてみたところ、全国から集まる参加酒造は30メーカーほど。会場で出会えるお酒は日本酒、ウイスキー、焼酎、リキュール、クラフトビール、ワイン、ブランデー、果実酒etc…本当に看板に偽り無しの、なんでもアリっぷりである。実感として、こんなふうにジャンルを限定していないお酒のイベントは結構珍しい。どのフェス会場でも、片隅で箸休め的に別ジャンルのお酒を出しているブースは見かけるものの、そもそもがジャンルレスというのは筆者は初めて見た。酒飲みとしてはチャンポンはしない方がいいと分かってはいても、やっぱりどうしても途中で違うモノも飲みたくなってしまうものである。そういう意味で、この『SAKEフェスinヨコハマ』は欲望にとても正直になれるイベントだと言えるだろう。
『SAKEフェス』過去開催時の様子
本イベントの気軽なところは、入場が存在しないところだ。前売り
はすなわちドリンク専用の綴り券(イープラスで購入した
は、当日受付にて専用のデジタル
と引換が必要)で、購入枚数に比例してお得度が上がっていく。例えば3,000円の前売り券Aを購入した場合は1000円分、8,000円の前売り券Cならなんと4,000円もお得! という大胆な割引である。しかもドリンク
はペアやグループでシェア可能なうえ、3日間の開催期間中いつでも使用可能。ストロングスタイルの酒マニアなら、日にちをまたいで全酒造制覇を狙うのも楽しそうだ。ただし、引換後のドリンク
は、システム上で分配・譲渡はできないので、シェア前提の際はご一緒に来場いただくよう、ご注意を!
『SAKEフェス』過去開催時の様子
当日の会場には20ほどのグルメブースも出店予定だという。また、公式サイトをつい二度見してしまうほど興奮したのが、20日(金)・21日(土)には各日200食限定で日本全国の人気駅弁が販売される、というポイントだ。ラインナップには大阪の「EXPO2025 ミャクミャクひっぱりだこ飯」なんかもあり、ちょっと心が躍る。駅弁の販売は先着順らしいので、気になる人は早めのお出かけがオススメだ。なお、フードや駅弁の購入はドリンクではなく個別に決済となるのでその点はご注意を。
『SAKEフェス』過去開催時の様子 オリジナルキャラの「さけこのみ」ちゃんが個人的にツボ。
『SAKEフェスinヨコハマ』のコンセプトは「お酒を楽しむ小旅行」とのこと。なるほど会場には日本全国から土地の特色を生かした美味しいお酒が集まるから、ぐるぐる歩き回るだけでプチ旅行気分が楽しめる、ということだろう。日常を抜け出してどこかへ行きたいけれど、なかなかそうも言っていられない……そんな毎日を頑張る人にこそ、このフェスがバッチリ心に刺さりそうである。春分の日の連休はお酒の力を借りて、心を横浜港から遠くまで旅させてみてはどうだろうか。
【主催者からのメッセージ】
今回は初めての屋外開催、横浜みなとみらいの開放的な会場で、過去最大規模のイベントを目指しております。「お酒を楽しむ小旅行」をコンセプトに、老若男女、国内外問わず、たくさんの方々が集まる開港の地 横浜・みなとみらいでお酒を楽しむ機会を創っていきます。
美酒王国秋田が、恵比寿に乗り込んでくる!
4月4日(土)、4月5日(日)恵比寿ガーデンプレイス (東京都)
『秋田の酒を楽しむ会in東京』
3つめは、美酒王国として名高い秋田県の日本酒を思いっきり味わうイベント。その名もズバリ『秋田の酒を楽しむ会』である。当日の会場には秋田県内にある28の酒蔵が自慢の日本酒を携えて参戦し、来場者たちは50種類以上の地酒の有料試飲・購入を楽しむことができる。定番の人気銘柄から会場限定のレア銘柄までが勢揃いする、日本酒好きにとってたまらないイベントだ。
『秋田の酒を楽しむ会in東京』
地元・秋田でも開催されて大好評を博しているという『秋田の酒を楽しむ会』。東京では今回が2024年以来2年ぶりの開催となるため、この日を待ち侘びていた! というファンも多いのではないだろうか? 本イベントは酒の作り手と飲み手の直接交流を大事にしており、杜氏が自らブースに立って試飲の酒を注いでくれる蔵も多い。「美味しい!」と声を掛け合い、余裕があれば酒造りの背景なんかも聞いてみたいところだ。改めて考えれば、秋田の酒蔵たちが丸ごとと言ってもいいレベルで大挙して恵比寿ガーデンプレイスまで日本酒を持ってきてくれるなんて、信じられないほどありがたいイベントである。蛇足ながら、東京〜秋田間の移動は片道で4時間弱、1.8万円ほど。往復の新幹線代が浮いたと思えば、有料試飲に並ぶ足取りも軽くなるというものだ。
『秋田の酒を楽しむ会in東京』過去開催時の様子
本イベントもまた、入場料金なしのドリンク制。各ブースで必要枚数(銘柄によって異なる)の
と試飲のお酒を交換していくスタイルだ。前売り券を購入しておくと15枚の場合500円、30枚の場合は1,000円ぶんお得になるので、俄然前売り券がおすすめである。過去開催時の画像をよく見ると、持ちやすそうなダンボール製の試飲カップホルダーが配られていたことがわかる。たくさんブースを巡って、たくさん試飲してほしいという酒蔵たちの配慮が滲んでいるようでほっこりである。
『秋田の酒を楽しむ会in東京』過去開催時の様子
会場には秋田県のアンテナショップ「あきた美彩館」や「秋田ふるさと館」がブースを構え、秋田の日本酒にぴったりなおつまみを販売する。そのほかTシャツなどのオリジナルグッズや、本イベント会場でしか手に入らない限定ガチャも登場するという。ガチャは毎年恒例で、日本酒のボトル型キーホルダーやラベルデザインのマグネットなどがこの日のために制作されるそう。ちょっと気になる……。
なんとなく美酒王国というイメージが浸透している秋田県だが、改めて調べてみたところ、やっぱり全国での日本酒出荷量・消費量ともにベスト5に入るほどの酒好き県であることが確認できた。イベント主催である秋田県酒造協同組合のHPのコラムによると、秋田が全国有数の酒どころとなったのは、良質な水源・寒冷な気候に恵まれているから……という背景はもちろんのこと、長く辛い冬のシーズンは酒でも飲まなきゃやってられなかった、という切実な理由もあったようだ。ちなみに同HPのコラムは情報量が非常に多くて読み応えがあるので、酒のうんちくを求めて、試飲の列に並んでいる間などに読んでみるのもオススメである。
何を隠そう、イベント開催日である4月第1週の土日は東京都の桜の満開予想ドンピシャ日である(2月時点の情報)。春の訪れを身体いっぱいに感じながら味わう秋田の酒は、きっと誰にとっても特別なものになるはずだ。
【主催者からのメッセージ】
美酒王国・秋田の日本酒は、豊かな自然と清らかな水、そして蔵人たちの技と情熱によって育まれてきました。「秋田の酒を楽しむ会 in 東京」は、そうした秋田の酒の魅力を、全国の皆様により身近に感じていただきたいという思いから開催しています。
日本酒が好きな方はもちろん、これから日本酒を知りたいという方にも、気軽に楽しんでいただけるイベントです。ぜひ“お気に入りの一杯”を見つけてください。
春の恵比寿で、秋田の酒と人の温かさに触れる、特別なひとときをお過ごしいただければ幸いです。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
各イベントの


はイープラスにて販売中
以上、2026年3月〜4月に開催されるお酒のイベントを3つピックアップしてご紹介した。日差しが暖かくなって、街ゆく人の服装が軽快になって……春の週末は、なんやかや理由をつけて動き出したくなる可能性が非常に高い。どうせ当日になってふらりと出かけるなら、お得な前売り券を買っておこうではないか。美味しいお酒で、皆様の口の中に満開の花が咲きますように。それでは、乾杯!
文=小杉 美香、写真=オフィシャル提供
イベント情報
上方日本酒ワールド2026
会場:湊町リバープレイス プラザ3(大阪府大阪市浪速区湊町1-3-1)
時間:12:00~18:00(雨天決行)
入場料:前売券1,000円/当日券1,500円
※税込
※専用グラス・ガイドブック付き/飲食代別
:
イープラス受付URL https://eplus.jp/sf/detail/4454100001-P0030001
一般発売(先着)受付期間 2026年1月9日(金)10:00~3月20日(金・祝)18:00
上方日本酒ワールド 公式サイト:https://kamigata-nihonshu.com/
イベント情報
第9回SAKEフェス -全国ぐるっとほろ酔い3days- in みなとみらい日本丸メモリアルパーク
3月19日(木)17:00~21:00
3月20日(金・祝)11:00~21:00
3月21日(土)11:00~18:00
■会場:日本丸メモリアルパーク
(横浜市西区みなとみらい2-1-1)
■情報:
【前売り券】
・販売期間:2026年1月16日(金)~3月18日(水)23:59まで
https://eplus.jp/sf/detail/4473060001
価格:
●A:3,000円(税込み)
※前売り特典としてドリンク1,000円分プレゼント
●B:5,000円(税込み)
※前売り特典としてドリンク2,000円分
+
ミネラルウォーターorおつまみプレゼント
●C:8,000円(税込み)
※前売り特典としてドリンク4,000円分
+
ミネラルウォーターorおつまみプレゼント
・購入方法:クラウドパス・イープラス・楽天
・販売期間:2026年3月19日(木)~3月21日(土)17:59まで
・価格:ドリンク1枚あたり200円(税込)
・購入方法:クラウドパス・当日窓口
イベントHP:https://ningyocho-saketen.jp/sakefes2026/
E-mail:sakefes-t@yomiuri-is.co.jp
後援:FMヨコハマ、株式会社テレビ神奈川
イベント情報
秋田の酒を楽しむ会in東京
2026年4月4日(土)16:00~19:00(受付開始 15:00)
2026年4月5日(日)11:00~16:00(受付開始 10:00)
恵比寿ガーデンプレイス・センター広場
(東京都渋谷区恵比寿4-20)
当日、会場受付にて前売
「15枚」または「30枚」つづりの
【30枚
なお、お酒の種類により必要なお酒券の枚数が異なります。
お越しいただく時間帯等により、売り切れとなる商品もございますので、あらかじめご了承ください。
● 日本酒の試飲のほか、日本酒の販売、限定ガチャ、
秋田県アンテナショップによるおつまみ・グッズ販売なども予定しております。